2014/04/23

ラグビー部


眞壁組、始動

◆第15回東日本大学セブンズ選手権大会◆
4月13日 秩父宮ラグビー場
Aグループでの戦いを目前に控えた4月13日、前哨戦ともいえるセブンズ大会が行われた。涙の昇格から早4ヶ月。眞壁組の一年が幕を開けた。

果敢に攻めていく中島(社3)
「春にやってきたことを出す」という意気込みで戦いに挑んだ立大。初戦は今大会三連覇を狙う王者、筑波大と対戦した。
前半、体格で上回る筑波大のパワーに序盤から圧倒され、自陣でプレーする時間がほとんどという苦しい展開となる。連続トライを許し主導権が握られてしまった中で、普段の半分の人数でフィールドを使うセブンズの利点を活かし、大きなパス回しを見せる立大。反撃を試みるも筑波大の守りを崩すことはできない。さらにゴールに迫られ2トライを献上。0‐28で試合を折り返す。
後半開始早々にもトライを奪われ、筑波大の攻撃の手が緩むことはない。しかし、8松本(法4)や11御苑(観2)がタックルを決めるなど立大は必死のディフェンスを続ける。攻撃においても個々が良さを発揮して攻めのプレーを見せたものの、ついにゴールラインを割ることは叶わなかった。0‐54で敗北し、立大はコンソレーションカップ(1回戦敗者の部)に進んだ。

抜群の突破力をみせた篠﨑
立大の2戦目の相手は早大。初戦に続いて名門校との対戦になったが、選手たちはしっかりと気持ちを切り替えて臨んだ。
立大のキックオフで始まった前半、早々にトライを奪われてしまう。しかし前半2分、中央で8松本からのパスを受け、3篠﨑(済3)がフィジカルの強さと鮮やかなステップを見せつけてボールを運ぶ。最後は4大高(理3)がディフェンスをかわしてトライ。直後にまたもトライを許すものの、試合の流れはどちらともつかない状態が続く。何としても流れを握りたい立大は、パスを受けた12加藤(コ3)から松本、御苑とボールを回して両サイドへと広く展開。相手ディフェンスラインの隙をつき、最後は2中島(社3)の気迫あふれるトライ。10-10と試合を振り出しに戻した。
両者とも譲るわけにはいかない後半。だが、開始早々から相手ゴールライン近くでの攻防から中央突破を許してしまう。その後も徐々に主導権を早大が握っていき、次々とディフェンスラインを突破されてしまう。流れを取り戻したかった立大だが、最後には強豪校の力を見せつけられ、10-38でノーサイドを迎えた。
強豪校との対戦に、「相手のレベルと自分のレベルを確認する上でもよかった」と篠﨑。また、この日キッカーを務めた御苑は「自分たちのやってきたことを、みんなが同じ方向を向いてやればできるということが分かった」と話しており、手ごたえと今後への意識の高さが伝わってきた。さらなる飛躍を予感させた眞壁組の初戦。強者揃いのAグループで彼らがどのような戦いを見せてくれるのか、目が離せない。
(4月19日・糸瀬裕子)





◆コメント◆
篠﨑宏洋(済3)
―今日の試合の目標は?
あまりセブンズの練習をする時間もなかったので、楽しくやろうということを眞壁さんから言われていて、下級生が一生懸命やろうという雰囲気が練習の中から出ていました。
―早稲田戦はいい動きでしたね。
そんなことないです。最初の筑波が強かったということもあって、みんなも早稲田戦までに気持ちを作り直せたので全体的に動けていた気がします。昨日と一昨日にセブンズの練習を追い込んでやった感じが最後に出せたかなという感じがしました。
―どのような点でそれを感じましたか?
トライも取れましたし、DFでも何本か良いタックルが入れたところがあったので。筑波のときはすぐ取られてしまうことが多かったのですけど、早稲田戦は2、3回粘ることができました。そのあと(ボールを)取られてしまうこともあったのですが、ターンオーバーできたこともあって、その点で良かったと思いました。
―筑波や早稲田のトップ校との試合で収穫は?
春、秋とこれからあたっていくチームなので、相手のレベルと自分のレベルを確認する上でも今日は良かったと思います。 ―フィジカルを鍛えた成果は活かされた? セブンズはBKが中心だったのですけど、BKは体重が多い人で5㎏、少ない人でも2㎏とか増えていて体も大きくなりましたね。あとシーズン始まってから走りこんで結構走れるようになったので、七人制はシーズンオフのときより今は成熟した状態になっているかなと思いました。
―これからはリーグ戦が始まりますね。
このセブンズのメンバーが15人制に出るかは分からないのですが、今日のメンバーは引っ張っていってくれる人が多いのでそれをまたつなげていけたらなと思います。

御苑剛(観2)
―本日の感想
自分たちはあまりセブンズの練習はやってこなかったのですけど、春に15人制の普通の個人的なスキルとか、体作りっていうのをやってきて、それはやっぱり通用する部分があったのでよかったと思います。
―強豪校が多い中で今大会はどのような目標を持って臨んだか
あまりセブンズの練習はしていないので、優勝とかというよりはどちらかと言うと、「やってきたことをやろう」みたいな。セブンズということではなくて、もうラグビーとしてやっていたこと、具体的に言えば、体作りとか一人ひとりの接点の部分をやってきたので、それが出せればなと思ってやっていました。(出せましたか?)まあ、全部が全部できたわけではないですけど、できた部分はあったと思うので。それは良かったと思います。
―リーグ戦に向けて今大会で収穫はあったか
(試合に)出てない人も結構いるのですけど、体が大きかったり強豪校でも自分たちのやってきたことをみんなが同じ方向を向いてやればできる、ということが分かったので。それは15人制にも通じると思うので。もっと深めてやっていきたいです。
―リーグ戦に向けての目標
僕は(立教に)入って1年なので、いままでやったことをやるのと、あと新入生が入ってきてるので、新入生に負けないように。頑張りたいです。

主将・眞壁貴男(現4)
―セブンズにおける目標とは
なかった、ですね…まずは、怪我しない。出ているメンバーには秩父宮の雰囲気を味わって欲しい、楽しんでということで試合に臨んでもらいました。
―やはりフィジカルの強化が目標?
そうですね。春の目標っていうのがフィジカルの強化で、対抗戦Aでも通用する体作りを中心に行っています。
―Aグループの相手と当たることが多いが、今後に向けて得たものは?
本人達は楽しんでやってくれたと思いますし、フィジカルで負けたところも見つからなかったので。良かったと思います。
―オフの間に心掛けていたことは
チームで心掛けたのは規律の面をしっかりしようというところですね。対抗戦Aで通用するチームっていうのは規律がしっかりしていると思うのでそこに気を付けようと。
―今後の抱負
新入生も多く入って、チームでのポジション争いが今まで以上に激化すると思うので。そういう意味ではみんなアピールしてくれて、チーム的にもいい状態です。(チームの状態は)1年が入って上級生にもいい刺激になっていますし、1年生も必死についていく、といった感じでいい関係の中で練習ができていると思います




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