2014/05/09

ラグビー部


反撃わずかに届かず、惜敗

◆関東大学春季大会◆
4月27日 拓殖大学グラウンド

 昇格を飾った昨年。勢いを残しながらも新体制となった眞壁組が今年度を占う初戦を迎えた。相対するは去年リーグ戦二部に降格した拓大。去年まで一部で戦ってきた相手だけにAグループを戦い抜けるかの試金石となる試合だ。
立大は序盤、立て続けに得点を奪われ主導権を握られたものの中盤から怒涛の巻き返しを見せた。しかしわずかに背中に届かず惜敗。黒星発進となった。

快走を見せるルーキー山田。チームに勢いを与えた。
前半、立ち上がりから安定しなかった。開始早々中央から独走を許し出鼻をくじかれる。ディフェンスラインが機能せず立て続けに2本のトライを奪われると得点を19-0とされる。早くも試合が決まるかと思われたが立大。しかし14分、相手陣での密集地帯からターンオーバーした13CTB安達(営4)から外から走りこんだ14WTB青木(観2)にパス。ハーフラインを突破するとお返しと言わんばかりの独走を見せる。相手ディフェンスを置き去りするとゴール前でも鋭いステップ。そのままゴールラインを駆け抜けた。このトライが反撃ののろしになるかと思われたがなおも苦しい展開は続く。追加点を許し流れを変えたい立大はハーフライン付近から粘り強いプレーでじわじわとゲインを繰り返す。35分、遂にその粘りが実を結ぶ。ボールを受けた11WTB山田(営1)が一年ながらにビッグゲインを見せ豪快なトライ。ルーキーの活躍もあり、前半を終えて14-24。追う立場ながら勢いを感じる折り返しを迎えた。

後半開始直後から試合は動いた。拓大のペナルティにいち早く反応した6FL河野がリスタートするとそのまま独走トライ。前半から流れに乗った立大は直後にラインアウトのボールを受けたSO御苑(観2)が相手の意表を突くパスフェイク。対応できない拓大のディフェンスの間を抜いてトライを決めスコアは28-29。ついに背中を捉えた。しかしその後は両校譲らない攻防が続きトライの応酬を見せる。その後34分、再び点差を離された中、またしてもルーキーが存在感を放つ。FWが拓大ディフェンスラインをこじ開ける攻撃を見せると、すぐさま外に展開。途中出場のNO.8工藤(コ1)が敵を振り切り左サイドにトライ。コンバージョンキックも決めるとまたしても1点差、45-46まで追い詰める。ノーサイドが迫る中、なんとか逆転したい立大に好機が訪れる。相手のペナルティから、敵陣深くまで攻めたてるも焦りからか痛恨のミス。結局拓大にボールを奪われ無念の追加点。あと1本が出なかった立大はここで力尽きる。両校合わせてトライ16本となったこの熱戦は45-53で惜しくも敗れた。

去年までのAグループに二度肉薄した立大。敗れこそしたものの飛躍の可能性をみるには十分な結果だった。ルーキーの活躍も大きな収穫の一つだろう。熊谷で濃紺の波を巻き起こす、その予兆を感じさせる試合となった。
(5月1日・加藤崇兵)
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