2014/05/19

野球部


澤田圭、2安打完封で今季初勝利

◆平成26年度東京六大学野球春季リーグ戦◆
5月10日 対東大1回戦 明治神宮球場

1回戦

1

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4

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6

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8

9

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1

3

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7

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(立)○澤田圭-鈴木
(東)●白砂、石上-笠原

得点板に並ぶ0。徐々に球場全体が興奮に包まれていく。その中心には澤田圭(コ2=大阪桐蔭)がマウンドで躍動する姿があった。7回に安打を許し完全試合の夢は断たれたが、終わってみれば9回を大学入学以来最少の被安打2、無四死球で投げ切り完封勝利。自身も今季初となる白星を手に入れた。

東大打線を翻弄する澤田圭



無得点で迎えた3回、立大は先頭の豊村(社2=東農大二)が二塁打で出塁すると、犠打と四球で1死一、三塁とし先制の好機を作る。すると1番・佐藤拓(コ2=浦和学院)が右中間への適時三塁打を放つ。1塁走者だった澤田圭の激走もあり、2点の先制に成功。直後、安田(済4=桐蔭学園)の2球目でスクイズを敢行し成功、この回3点を奪う。

先発の澤田圭は140kmを超える直球を武器に、4回までに40球という省エネ投球で東大打線に得点どころか出塁すら許さない。5回には変化球で二者連続三振を奪い、6回を60球で投げ切り6奪三振。 もし達成となれば昨春に高梨(4年=川越東)が同じく東大戦で達成して以来となる史上4人目の快挙となる。しかし、7回先頭で迎えた飯田(4年=刈谷)への3球目、スローカーブを左前へ運ばれこの日初の安打を許す。それでもその後はリズムを崩すことなくアウトを重ねていく。
3安打4打点の佐藤拓



好投に応えたい立大打線は7回、1死から澤田圭がこの日3つ目の四球で自ら出塁すると、1番へ返り打者は佐藤拓。2球目の直球を思い切り引っ張ると、打球は右翼席へ。追加点となる2点本塁打で6-0。その後同じく四球で出塁した大城(コ3=興南)を主将・我如古(営4=興南)の適時打で迎え入れ、大量リードを奪う。

2安打完封、四死球0、8奪三振、95球でも完投。大記録は逃したが、「勝ててよかった」と澤田圭。昨秋5勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得した右腕の今季初勝利。この勝利を契機とし、立大猛攻の5月としていきたい。
(5月19日・赤津亮太)


◆コメント◆
#10 我如古盛次
―春二勝目ですね
今日から空き週終わって六連戦始まるので、そのスタートの試合をしっかりやっていこうということで。いいスタートを切れたと思います。
―空き週の間に何をしてきたのか
やることはあんまり変えずに、後半戦をどう戦っていくかという中で、自分たちの野球を忘れずにやってくということを一週間では考えていました。
―先発の澤田圭について
バッティングの方でも気迫出ていましたし、それが自分のピッチングに繋がったと思うんで、一つまた頼もしくなったなと思います。
―タイムリーについて
打順的にはランナーがいるところで回ってくる打順なので、常にランナーがいるときに返すというバッティングをイメージしているので、それがここ何試合かで出来ているので、いいかなと思います。
―2回戦に向けて
明日はしっかりまたいい試合をとって、その後の試合にいい形でまた入れるように頑張ります。
――4打数3安打について
今まで本当に打ててなかったので。 なんとかちょっとでも返そうかなっていう。 秋にも繋がる試合でもあると思うので、気持ちを切り換えていけたのが良かったのかなと思います。
――明日へ向けて
このリーグ戦の締めでもあり、秋にも繋がる試合でもあるので。 しっかり連勝で勝って終わりたいです。

#18 澤田圭佑
―完全試合まであと少しだったが
いけそうでしたけど、記録というより、勝てたことが良かったです。
―打たれたのはスローカーブ
その前のストレートがファウルだったので、ちょっと悔いが残りますね。でも、緩急つけながら投げていて打たれたので、ストレートでもヒットにされていたんじゃないかなって、うまく打たれたなって思います。
―今日の調子は?
ブルペン入ったときは悪かったんですけど、逆に慎重に投げられたので結果的に良かったですね。
―初勝利
ここまでで勝つべき試合を落としてきているので、これから自分の投球で勝っていけるようにしたいです。
―今日の試合で良かったところは?
真っ直ぐでカウントを取れたのはよかったですね。
―完全試合を意識したりとかは?
打たれながらも要所を抑えるっていうのが、自分の本来の投球なので、「いつ打たれるのかな?」って思いながら投げていました。
―無四球でしたが
これからもっと強い相手と試合するときは、四球を出さなきゃいけない場面っていうのがあると思うので、無四球でなくても最少でいきたいと思います。

#12 鈴木貴弘
―試合を振り返って
守備も結構リズム良く守れて、それがやはり先制点にも繋がったと思うし流れ的にも良い感じだったので、守備で落ち着いていられたという面で良かったと思います。
―勝利できた要因は守備が良かったこと?
そうですね。澤田がポンポンリズム良く相手バッターをアウトに取ったんで、それでバッターがリズムに乗れて、チャンスで一本打てたのが良かったです。
―キャッチャーとして澤田投手をリードする上で気をつけたことは?
コントロールはいいほうなので、四球はもったいないですけど、ヒットはそんなに気にしないでもいいかなと思って、どんどんストライクゾーンで攻めようかなと思っていました。澤田自身もストライクゾーンで勝負できたので良かったですね。
―今季、正捕手としての心構えは?
打たなくていいってわけじゃなくてチャンスで一本出ればいいと思いますけど、どちらかといえば守備で引っ張れればいいかなと自分で思っています。守備でリズムできれば他の選手が攻撃のリズムにも乗れると思うので、そういうところは結構意識しています。
―2回戦に向けて
やることは一緒だと思うんで、今日の澤田と同じようにどんどんストライク先行でリズム作って。あとは打撃でも、一点一点、一球一球を大事にやっていきたいと思います。

#7 佐藤拓也
―サイクルヒットは意識していましたか
そんなに意識はしていませんでした。ヒット打てればいいなぐらいでした。
―ホームランを打った後、あと1本だなということは気づいていたのか
回りの選手が二塁打打てば、というのは言っていて、多少は意識していましたが、あまり狙いすぎても良くないので1打席集中、その打席でいい結果を出せればと思っていました。
―ホームランは打った瞬間入ったと思ったか
そうですね。自分の中で結構いい感じにとらえられたと思います。
―澤田選手が6回までパーフェクトでしたが
今日は澤田がいいテンポで投げていたので、守りもいいリズムでいけました。その守りから作ったいいリズムでいい形のバッティングも出来たと思います。
―守りは緊張したか
澤田のパーフェクトがかかっていて、守りもミスできなかったので多少の緊張はありました。でもいつもノックとかで練習しているので大丈夫でした。
 
立大メンバー表
10我如古興南6小尾大垣日大
11井上横須賀20酒井田県岐阜商
17大澤彦根東1大城興南
15小林昌佐久長聖24篠崎吾桐光学園
19齋藤成田16山崎所沢北
21黒萩遊学館伊地知輝東海大相模
18澤田圭大阪桐蔭岩月中京大中京
2浅田報徳学園3岡部帝京
12鈴木日大三23伊藤豪新潟明訓
27松本丸亀7佐藤拓浦和学院
25寺田神戸国際大付28豊村東農大二
29中村圭東邦大東邦26山根浦和学院
5安田桐蔭学園
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