2014/05/16

バレーボール部


粘りのバレー、屈す

◆2014年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦◆
5月10日 対東経大 中央学院大学体育館

リーグ戦 第7

立大

13-25

東経大

15-25

27-29


負けられない戦いだった。完全なる復調には至らぬものの主将・野間(済4)もコートへ復帰し、気持ちも新たに臨んだ東経大戦。力量差の狭まるリーグ後半戦において、1セット、そして1試合の重みはこれまで以上に増してくる。そしてこの只ならぬプレッシャーが、立大を飲み込んだ。

 ツーセッターの形から安定を重視した内藤(文1)一人にセッターを絞った立大。さらに、昨年度にはセンターの位置だった野間をライトで起用することに。一週間の調整経て、挑んだ第1セット。リベロ・岩間(コ4)が中心となって丁寧にサーブをカット、内藤がトスを上げてボールをつなぐが、スパイカーの限られる立大の攻撃の前には高い壁が立ちふさがる。スパイクが相手のブロックを抜けると、勢いのあまりアウトをとられることもしばしば。序盤での連続失点が後を引き、本調子でないまま第1・2セットを落とした。
 後のない勝負の第3セット。ここで立大はポジション変更に踏み切る。野間をセンターへ、そして空いたライトの位置へ丸尾(営4)を投入することに。「負けてもそれ(ポジション変更)で何かは得られると思った」と語る丸尾。そしてこの切り替えが功を奏す。エーススパイカーが連なり攻撃が多様化。相手のブロックが割れることで井祐(営2)の放つスパイクの決定率も格段にアップした。お互い2ポイント以上の得点差を許さない一進一退の攻防が続き、状況を打開できない東経大はたまらずタイムアウトを要求。それでも立大は自らの勢いを殺さない。先にマッチポイントに達した東経大の背中を捕え、デュースに持ち込んだ。しかし追いつき追い越される展開は変わらず、大接戦の終止符を打ったのは東経大の弾丸のようなスパイクだった。セットカウント3-0、最終セットとなってしまった第3セットは27―29と相手を追い詰めたが、惜しくも競り勝つことは叶わなかった。

野間の参戦により攻撃の幅も広がったが、あと一歩、もうひと踏ん張り足りなかったものは「経験の差」と話す岩間。その反面、新たな陣形への挑戦が彼らの自信となったにちがいない。そしてこれからの経験が、芽生えた自信をより強固なものとしてくれるだろう。丸尾の「大事な試合を落としたけど、その面では収穫があった」という烈々たる言葉に、残されたリーグ戦への明るい兆しが垣間見えた。
(5月11日・大塚夢)
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