2014/05/17

アメリカンフットボール部


聖地でのスタート

◆PAUL RUSCH MEMORIAL GAME 2014◆
5月11日 対桃山学院大 清里ポールラッシュ・メモリアルフィールド
5月11日 対桃山学院大 THUNDERING LEGION LIONS
 1Q2Q3Q4QTotal
立大770014
桃山学大00066

チームの司令塔として健闘した荒川
今年も男たちがこのフィールドに帰ってきた。日本フットボールの父であり、立大ラッシャーズの生みの親であるポール・ラッシュ博士を記念して行われる試合である今試合。立大にとって特別な意味を持つ、絶対に負けられない戦いだ。

立大のキックオフで試合が始まった。桃山学大にダウン更新を許さずパントへ追い込み、自陣45y地点からドライブを開始する。RB#30茂住(異4)のパワフルなランを中心にダウンを更新し続け、第1Q6分半に茂住がTD。先制に成功する。続く第2Q、自陣18yからのドライブをQB#4荒川(社3)の落ち着いたプレーで着々とダウン更新し続け、茂住が敵陣40yからのロングランでTDするもののホールディングの反則で無効となる。しかしFB#43齊賀(済4)が一気に攻め込みTD。14-0と相手を引き離す。その後もLB#45坂口(コ4)を中心としたDF陣が踏ん張り続け得点を与えないまま前半が終了する。

試合のキーマンとなった齊賀
迎えた後半戦。開始直後のドライブをパントに追い込まれると、齊賀のダイブで大きく前進するものの波に乗ることができずにFGも失敗に終わる。その後もDF陣がせめぎあい互いに無得点のまま最終Qに突入する。その第4Qは開始後から相手の執拗なゲインに手こずり続け、遂にTDを献上し14-6と得点差を詰められてしまう。その後もWR#87中山(済3)の活躍が目立ったが追加点を挙げることができず、そのまま試合終了となった。

試合には勝利したものの「自分たちのフットボールができなかった」と選手たちは唇をかみしめた。次はアミノバイタルフィールドでの初戦。多くのファンが今年のラッシャーズの姿を楽しみに観戦しにくるだろう。今日の試合から得た課題を生かし立大らしいプレーを見せてくれるはずだ。

(5月15日・吉川由梨)



主将として頼もしいプレーを見せた茂住
◆コメント◆
◎RB#30 茂住
・試合を振り返って
――いつも人工芝で練習していてなかなか土のグラウンドでやるっていう機会もなくて、自分たちのペースでアメフトすることができなかったのですが、そういう点に関して、色々な環境であったり場所であったりというのに対して適応する能力がないなというのを実感した試合でしたね。自分たちにとってここはホームグラウンドですし、歴史のあるところで、ラッシャーズにとってここでは絶対負けちゃいけない、というのがあるんですけど、そういうところでなかなか思うようなプレーができなかった、なかなか対応することができなかったというのが問題点として挙げられますね。
・新体制について
――新しいチームになって今日初戦を終えて、とても若い人が多いエネルギッシュなチームなんですけど、若手のほうがどんどんがんばって結果を出してもらえるとすごい嬉しいですし、4年生が引っ張っているのを見て下級生が「あの人たちのためにがんばろう」っていう形にはなれていると思うので、それを引き続き努力してやっていきたいと思います。今の1年生たちは経験者で上手い人も多いので、2・3年生の代には物凄く刺激になっていると思います。彼らが入ったことによって、よりチームの底上げにもなりましたし、あいつらに抜かれないようにもっとがんばろう、あいつらに見せられるいい先輩になろう、という努力もしてると思うので、いい影響になりましたね。
・主将として意識していること
――チームの入りであったり声出しであったり雰囲気であったりというのはすごく意識してますね。どうしてもアメフトというのは一人でやるスポーツじゃなくてチーム全員でやるスポーツなので、チーム全員で勝っていけるように、全員フットボールをするっていうような意識をしてます。 

◎LB#45 坂口
・初試合の感想
――チームの結果としてはまだまだだなというが率直な第一印象です。でもプラスに捕えれば収穫はあったかなと思います。今後春二連戦続いていくんですけど、それまでに何をすべきかという課題も出ましたし、それを一人一人がしっかり自覚して意識して積み重ねていけばチームはどんどん上に上がれるなって思いました。だから逆によかったかな。
・清里でやることについて
――年々重ねていくにつれてこのラッシャーズっていうチームについてだったり歴史というものを色んな人から教わってそこで今回のメモリアルゲームもそうですし、ここでやる夏合宿の意味も学年が上がっていくごとに自分の身にしみこんでいって、やっぱりここでやるゲームはほかの試合とは違う特別な意味があるなって思います。
・チームの雰囲気
――1年生が結構たくさん入って未経験が多いので別メニューとかやっててまだなじんだり交流したりというのはないんですけど、その中でも経験者がいて1年生の星野は人間としてもプレーヤーとしても明るくて今までの立教にいなかったタイプで一緒にやってて楽しいです。自分もフレッシュでかわいい1年生から刺激をもらってますね。
・ベンチでの声掛けについて
――徹底までは言ってないんですけど、今年は粒ぞろいってわけではないんで、一人ひとりが元気を出して楽しんでがむしゃらにやるっていうのをDFは意識しているんで去年に比べるとよくなったかなって思います。
・次戦に向けて
――ここでやる試合というのは特別なものがあったんですけど、横国戦はアミノでやるんで一般のお客さんも見に来られますし、ここに来られなかったたくさんのファンの方も今年のラッシャーズを見るのを楽しみにしてくださっていると思いますし他のチームもスカウティングに来ると思うんで、そういう方々に今年の僕たちのフットボールを見せたいなっていうのがありますね。個人的にも去年より数段ステップアップしてるっていう自信があるんでそれをファンの人たちにも見せたいですし、見せて興奮して感動して帰ってもらえればなって思います。スカウティングの方にも坂口はやばいなっていう恐怖だったり、警戒心をおぼえてもらえるようなプレーが出来たらなと思います。

◎OL#58 平松(観4)
・試合を振り返って
――チームとしては今回の試合はオフェンスが流れを悪くしてしまって、ディフェンスに助けられた試合でした。要所要所でやらなければいけない仕事は出来てたと思うんですけど、やっぱりツメが甘いというか、最後までやりきるとかのそういった部分がまだ薄くて。オフェンスとしては、司令塔のQBが去年から変わってからの公式戦は初めてということで、テンポも大分悪くなってしまったので、自分たちで首を絞めたという部分もありますね。
・今試合での目標
――この試合でのオフェンスとしての目標は35点以上。ほかにも細かくいうといくつかあるんですけど、普通にまず35以上取ると言っていてちょっと取れていないので、その時点でほかのも出来てたとはいえないです。今回はディフェンスに助けられたんですけど、やっぱりフットボールはオフェンスでタイムコントロールしてやっていくスポーツだと思っているので、そういった部分でオフェンスがもっとチームを引っ張っていかないといけないと思います。
・今年度のチームスローガンは
――「Pride」ですね。「Pride here we again」。去年のシーズン、最終戦が終わってすぐに残ってるメンバーでミーティングするだけの週を作って。ミーティングを重ねて、みんなで意見を出しあって決めたものです。もう一度甲子園に戻るために。
・次戦に向けて
――今週、調整という言葉を使いすぎて、自分たちのしなければいけないフットボールから遠ざかっていたので、調整という言葉ではなくて、横浜国立大戦だけでなく、その先を見据えて激しいプレーを続けていかなければなと思います。あくまで横浜国立大は通過点なので。

◎FB#43 齊賀
・試合を振り返って
―今日の試合は7回目を迎える重要な試合で、特に清里でやるって意味を考えて取り組んできたので、まず勝ちで、その後に圧勝することを強く思って取り組んできました。今回形としては勝ちは勝ちなんですけど、応援してくださってる皆さんの為にももっとしっかりした勝ち方をするべきだったなと思います。
・清里でやる意味とは
――富士見もホームなんですけど、ここがホームなので、ここでやるっていうのはこの会場とかを作って下さる皆さんの気持ちも背負ってますし、ポール・ラッシュさんという偉大なアメフトを伝えてくださった人に感謝の気持ちを持って、その気持ちをフィールドで表現するべき試合かなと考えてます。
・最上級生として
――Pride here we are again.というスローガンがあって、コーチ、スタッフ、ファンの方に感謝して一つ一つのプレーにプライドを持って一年間それを通して取り組もうってのがありますね。
・後輩への声掛け
――今回の試合で心がけたのはベンチワークです。ベンチの中でのやり取りを円滑にすることによってフィールドで体現できる環境をつくるっていうを意識してやってました。後輩たちはまだフットボールへの理解が浅いのでなんて声を出したらいいか分からないのですが、何でもいいから気づいたことがあったら声を出すようにということを徹底してます。
・次戦への意気込み
――今回こういう結果になったのは真摯に受け止めて、次の試合は一からのスタートとしてチーム全体一丸となって勝利絶対なんですけど、大差をつけて勝つことですね。

◎QB#4 荒川
・試合を振り返って
――一応やろうって言っていたことは最低限できたことは収穫なんですけど、まだまだ試合のテンポであったり取らなきゃいけない部分取りきれなかったりという課題は多く見つかったので、次に生かしていけたらなと思います。
・監督さんが厳しい声をかけている場面もありましたが
――うちのチームはやはり気持ちを全面に押し出していくチームだと思うので、そこが試合の前半では見られなかったというふうに監督からは映ったし、実際自分たちも感じてはいたので、もっと泥臭くやっていけたら良かったのかなと思います。
・新体制について
――今年は去年に比べても、春から結構強度を上げて辛い練習をやってきて、その中で茂住さんっていう強いリーダーシップを持った人が引っ張ってくれているんで、まだまだチームとして一つになりきれてない部分はあるんですけど、そこはまたここから一つ一つ試合を重ねるごとに上がっていけたらいいなと思います。
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