2014/06/02

アメリカンフットボール部


苦杯をなめる

◆2014年度関東大学アメリカンフットボール春季オープン戦◆
5月24日 対慶大 アミノバイタルフィールド

5月24日 対慶大UNICORNS

1Q

2Q

3Q

4Q

Total

立大

24

慶大

14

14

20

51

ここまで負け無しの立大ラッシャーズ。今回の相手は今シーズン絶好調の慶大。昨年のオープン戦では1点差で敗退を喫し、今年では秋季リーグ初戦で対峙(たいじ)する相手である。今試合はまさに春の大一番。秋への伏線のためにも、絶対に負けられない戦いだ。

堂々のランを見せつけたRB茂住
立大のリターンで試合開始。しかし、ファーストダウン獲得までは至らず4thダウンパントを選択し、攻守交代を余儀なくされる。守備においてもタックルミスなどが続き、慶大オフェンスの流れを止めきれず先制を許すことに。しかし、再び攻撃権を得ると立大はRB#30茂住(異4)のランで敵陣20yまで前進。そのまま茂住のダイブでTDを決め、同点に追いついた。このままモメンタムを引き寄せたいが、慶大の勢いは止まらず2TDを決められ、7-21と引き離される。慶大のキックをWR#21鈴木(文1)が自陣45yまでのロングリターンをし、好位置からドライブを開始。このチャンスを活かしたい立大だが、パスミスなどが続きファーストダウン獲得はならず、FGを選択。続く慶大の攻撃にはロングパスでのゲインを許し再びTDを決められ、10-28で前半が終了する。

相手をブロックするOL陣
後半、攻撃権獲得のためオンサイドキックを選択するが、失敗に終わり慶大に自陣49yからの攻撃を許す。しかしディフェンス陣が踏ん張り続け、ファーストシリーズでパントに追い込み、自陣11yからドライブ開始。着々とダウンを更新し、敵陣26y地点での4thダウンギャンブルを茂住のランでそのままTD。続く慶大のドライブではゴール前7yまでゲインを許すが、LB#45坂口(コ4)のQBサックでダウン更新させず、FGで抑えた。立大は自陣25yからの攻撃を開始し、テンポよくダウン更新していく。第4Qのファーストプレーで茂住がスクリーンパスを受け取り、60yを走り切りTD。24-31と1本差に迫りスタンドの気温も高まっていった。ここから一気に攻め込みたい立大だが、ここから徐々に流れが慶大に傾いてくる。パワフルな相手オフェンス陣を抑えきれず、続けざまに2TDを決められる。何とか巻き返しを計るが、敵陣7y地点でインターセプトされ、再びTD。24-51で試合終了となった。

「完敗」。HC一瀬は今日の試合をこう振り返った。オフェンス・ディフェンス共に決めるべき個所でダブルスコアをつけられての苦い敗退だが今日得た悔しさと課題を生かし、リーグ初戦でリベンジしてくれるに違いない。
(5月28日・吉川由梨)


◆コメント◆
◎HC市瀬
○本日の試合を振り返って
――完敗ですね。完敗だと思います。この点差が示す通りだと思うので、もう一回今までやってきたことを見直す部分と、そこのみきわめをしっかりして、もう一回春の半分、残りの試合をかけていきたいと思います。
○リーグ初戦の慶大戦までに何か変えたい点はありましたか
――ある程度、こういう風に攻めたらこう来るんだなみたいなところはありました。傾向というか癖というかちょっとそういったつかめた部分もあるので、そこはよかったと思います。慶応だけではなく他もあるので、それを考えながらどうやって戦うかというところです。
○RB鈴木など下級生の活躍が見られましたが
――あの辺が出てこないとね。練習ではすごく伸びているので、あとは試合でどの程度出せるのかということだと思うのですけど。彼らも秋にはだいぶ戦力になるので、この前でた1年生とかも楽しみな存在が結構いるので。
○次戦に向けて
――選手がこの悔しさを、どうやって持続して毎日を過ごせるのかだと思います。この負けを次につながる糧にしなかったらこの負けは明日につながらないので、負けから学べることはたくさんあるので。ディフェンスは点数を取られすぎだと思いますし、タックルミスも多かったですし、ブロックの激しさもなかったところもあると思うので。やっぱりブロックとタックルで勝たないと。

◎RB#30茂住
○本日の試合を振り返って
――点差だったり、色々な面があると思うんですけど、とにかく悔しいという言葉一言に尽きると思います。前回の試合に比べると比較的自分たちがやりたかった中のオフェンスを攻めていたので、TDにもっていくドライブという形にはできたと思うんですけど。やはり一番最初のシリーズでタッチダウンに持っていけなかったということは引き続き足りない点だな、と思っています。
○チームの課題、自身の課題について
――引き続き一番最初のドライブで点数を取るというのがチーム全体にとって、特にオフェンスにとっての課題だと思いますね。また個人の課題としては、どんな状況でもダウンを更新続ける。また自分の中でインチ、4thダウンインチ・3rdダウンインチだったりを取れない部分が沢山あり、そういった場面でエースとしてはやはりとらなければいけない点だと思うので、その点はチームとしても個人としても、特に個人として修正したいと思います。
○リーグ初戦の慶大戦に向けての今後の抱負
――パスというのが自分たちにとって一番課題だと思うので、そこを克服することももちろんですし、自分たちの要であるランプレーというのを引き続きどんどん強化していくというのも一つやらなければいけないことだと思っています。そういった両方の面で自分たちが努力しなければいけないと思うので、特にオフェンスという面ではその両方を特に更に強化して秋の試合で相手に泥を付けられるように活動したいと思うので、応援よろしくお願い致します。

◎LB#45坂口
○本日の試合を振り返って
――今春の大一番というのは、チームとしても絶対勝とうと決めていた、狙っていた試合だったので、この結果、勝てなかったという結果は残念です。
○最後まで雰囲気が良かったと感じましたが
――そうですね。前半負けて折り返して、後半入ってオフェンスが点を取って、ビックカバーいい感じに止めたというところがあって、そこのターニングポイントでディフェンスがしっかり粘りきれなくて、オフェンスも取るべき場所で取れなかったのが全てですね。まだ最後の詰めがラッシャーズ、チーム全体として甘いなというのが出た試合かなと思います。
○今回の反省点
――パスのリードってところでまだ自分があんまり見えてないっていうので。これからはどんどんパスで外広げて、ランで中っていう感じで行きたいです。
○チームが不調の時に、ディフェンスのなかではどのように声をかけましたか
――特別な声はかけてないのですが、いつも自分たちが練習していることをしっかりとやろうよ、しっかりと出し切ろうよというのを言っていました。あとは、相手のオフェンスがノーハドルオフェンスといって、けっこうテンポの良いオフェンスをやっていたので、オフェンスに出されても決して慌てずにしっかりと我慢して、自分たちの時、タイミングが来るのを待っていようと、それまでしっかり我慢で粘ろうというのはずっとディフェンスに言っていました。
○今日見つかった課題
――まずは、普段から行っている基礎の部分が、まだやはり徹底できていないなというのがあるので、そこはもう一度練習からしっかりやり直します。あとは、勝負所での勝負。いろいろな場面がありますが、勝負所での勝負で相手に勝ちきれないというのがあるので、勝負所でしっかりと勝負できるチームにしていかないといけないなというのはあります。
○次戦に向けて
――この試合で出た課題を次の試合につなげるというのと、あとは、定期戦なので絶対負けられない試合ということでもう一回ラッシャーズのプライドを持ってまた明日から前に向かっていきたいなというのはあります。
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