2014/06/04

バレーボール部


悲願達成に届かず、3部降格

◆2014年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦◆
5月31日 対山梨大 亜細亜大学体育館
2部3部入れ替え戦
立大
21-25
山梨大
19-25
20-25


スパイクを放つ井祐
 春季リーグ2部12位の結果に終わった立大男子。3部トップの山梨大を相手に、研究に研究を重ね臨んだ下位入れ替え戦だったが、苦しい戦いを強いられることとなった。同じ状況に立たされた女子はひと足先に残留を決め、応援に回る。かつてなく会場にこだまする大きな声援に少しのプレッシャーを感じながらも、その期待に応えるべく、2部残留のラストチャンスにすべてをかけた。

 第1セット、立ち上がりは上々だが、最後まで追いかける展開となった。レシーブの後、大きくコートから外れたボールにも食らいつき、どちらも一歩も譲らないラリーが続く。ここぞという場面で相重なる手のミスに助けられるが、取って取られる状況を打開できないままセットが終了した。
 第2セット、序盤は一進一退の攻防でリードを与えまいとする立大だったが、高いブロックを前にスパイクが遮断される。それを逆手に取り、ネット際からの攻撃でブロックアウトを誘いながら、リベロの岩間(コ4)がアタッカーの下でそのフォローに徹した。終盤になると攻守ともに井祐(営2)の好プレーが光り追い上げを見せるが、前半での連続失点が響き、勢いに乗る前にセットを奪われた。
 後のない第3セット。フルセットの戦いを覚悟して臨むも、これが最終セットとなってしまう。コート際に落とされるスパイクに追いつけず、攻撃面でもネットに軌道を遮られ、失点が重なる。立大劣勢の流れを変えて見せたのがキャプテン・野間(済4)だった。高身長を生かしたディフェンスでぐっと点差を詰め、プレーでチームを盛り立てる。サーブカット、レシーブが大きく乱れた後も、体を張った粘りのバレーで食らいつくが、最後の最後でミスが重なり、相手の鋭い一本のスパイクによって勝敗が決した。中盤で驚異の猛攻を見せたが、惜しくも山梨大の背中をとらえられず。セットカウント0-3。立大は2部の舞台から去ることになった。

 卒業生が抜けた穴の大きさを感じざるを得なかった、新体制となって初のリーグ戦。3部降格という結末へのやるせなさと同時に選手の口からこぼれたのは、実力よりも人数が足りない崖っぷちの状態で「一試合も棄権せずにやり切った(岩間=コ4)」、そして「力を出し切れた」(野間)という一つの達成感。部員数という側面から、これほどまでに追い詰められたチームは他になかなか類を見ないだろう。不足を武器に変えることも難しい。それでもやり切った2か月は、突きつけられた結果の一言で表すことは到底できない。立大男子の目はすでに秋を見据えている。今季喫した敗北が、いつか必ず2部での勝利へつながると信じて。

(6月3日・大塚夢)

◆コメント◆
#8野間
――収穫や課題
やっぱりどうしてもブロックが悪かったので、もう少しブロックの強化をするというのが課題ですね。収穫としては春のリーグ戦始まってから、なかなか初めはチームの形にならなくてブロックとか決まらなかったんですけど、今日は本当にブロックとかスパイクとかも決まっていたので、その点は今日の収穫になったと思います。
――リーグ戦全体を振り返って
初めはやっぱりどうしても苦しかったんですけど、やはり回を重ねるごとに個人個人も出来ることが増えていって、結果的には3部降格になってしまうんですけど、次の3部リーグにつながる良い形で終われたんじゃないかなと思います。

#10丸尾(営4)
――試合中の雰囲気
競っている時はみんな声を出すし、頑張っているなと思うのですが、点差が離れたり、しょうもないミスをしたときには声が落ちてしまいました。でもそういうのがあるからズルズルいっちゃうのかなと。なので、そうならないように意識して声を出したいですね。
――6月の試合に向けて
日立明戦は相手が本当に格上で、今日よりも全然強いのですが、そういうチームのいいところを吸収して、なんとか食らいつけたらなと。

#11岩間
――セット奪取にもう一歩足りなかったもの
よく言われることなんですけど、気持ちじゃないですかね。一回ミスした後に立て直しができていなくて、また同じようなミスをしてしまったことが敗因だと思います。
――リーグ戦での収穫
(立大バレーボール部には)長い歴史があって、それは長い目で見れば立教バレー部にとっては、良いことではないですけど、ためになることだと思うので。少ない人数の中でも、一試合も棄権せずにやり切ったということが、自分たちの中でも財産、というのは大きすぎですけど、力になったのかなって感じますね。

#1小川(文2)
――今日の試合を振り返って
始まる前はチームが組めるかどうかもわからなかったので、まずはチームとしてリーグ戦に参加できたことが良い機会だったと思います。あとはどれだけ勝ち星を獲れるか。勝てるチームになれるチームだと思っているので目指して行こうと思います。
――これからの目標
チームの得点源の1人として成長できるようにしていくこと。チームとしては勝てるチームになっていきたいと思います。
#4内藤(文1)
――今日の試合を振り返って
全体的に序盤離されて、中盤はちょっと行くんですけど、最後は離されてしまったので、詰めが甘いというか勝ちきれなかったのはダメだったと思います。
――3部での戦いに向けて
ここで落ちてしまったのは悔しいですけど、自分たちの力が全く出し切れなくて負けた訳じゃないので、しっかりここで落ちたことを受け止めて、また3部で、もう次の秋のリーグで戻ってくるくらいの強い気持ちを持ってやっていきたいなと思います。
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