2014/06/05

自転車競技部


不完全燃焼に終わる

◆全日本学生RCS第2戦・修善寺オープンロードレース◆
5月18日 静岡・日本CSC5kmサーキット
RCS初戦から2ヶ月が経ち、選手たちは今シーズン初となる長距離ロードレースに挑んだ。 日本CSCは8月に行われるインカレでも使用するコースである。 今回はインカレの前哨戦としても、6月に開催を控える全日本個人ロードレースに向けて実戦感覚を養うという意味でも、大きな意味を持つレースとなった。

初完走を果たした関谷
○クラス3(5km×10周)
クラス3には阿部(済2)、油井(法3)、関谷(観1)、広沢(済1)が出場。 序盤は早大を初めとして、朝日大、京都産業大の3人での逃げから始まった。 逃げが形成されたことでレースの展開は早まり、後方でのスタートを切った広沢は2周目で早くも降ろされてしまう。
 メイン集団の中に位置取った関谷はメイン集団の中に位置取り、安定した走りを見せるも、2周目に起きた落車の影響もあり、なかなか前に出ることができない。レースの流れが変化したのは4周目。ここまで先頭が絶え間なく入れ替わった状況は一転し、朝日大が複数人で他大の選手をマークし始める。そして彼らの独走劇が始まったのは6周目。終盤、再び日大、中大が追走を試みるも朝日大の地力には叶わなかった。
 激しいレースが繰り広げられる一方で、中盤に集団から脱落しながらも健闘を見せたのが油井と阿部の2人。結果的に油井は6周、阿部は7周でDNFとなったが、粘り強い走りを続けて昨年を上回る結果を残した。
 関谷は終始安定した走りで14位完走を果たした。しかし、「着いていくのに精一杯だった」と振り返ったように疲労や練習不足の影響もあり、本人が理想とするレース運びは出来なかった。目標とするクラス2昇格まで手が届く距離だっただけに、悔しい幕切れとなった。

集団内に位置取る高木
○クラス1+2(5km×20周)
立大からはクラス1の高木(理3)とクラス2の小菅(法4)が出走した。 最大斜度12%の起伏に富んだ山岳コース。インカレの前哨戦ともいえる今回のレースは常に逃げの集団ができ、メイン集団がこれを追う展開となった。
  レース1周目から鹿屋体大や日大などの5選手が集団を形成。しかしメイン集団はこの逃げを容認し、すぐに吸収した。小菅は2周目で集団から約3分遅れるとそこから徐々にその差が開き、4周目でDNF。昨年のインカレ以来のレース出場に期待が高まったものの、無念の結果となってしまった。高木はメイン集団の中で飛び出すタイミングをうかがいながらの走りが続く。
  まずレースが大きく動いたのは4周目。RCSの総合ランキングで現在トップの佐々木(早大)と同ランキング2位の秋田(朝日大)の2選手を含む4人の逃げ集団ができる。何人かの選手がこの逃げに反応し追走するもののとらえることができず、4人とメイン集団との差は最大1分まで広がった。この逃げはレース中盤まで続き、12周目にようやく追走の選手がこれに追いついた。次に大きな逃げが形成されたのはレースも佳境に入った15周目。「逃げた集団が勝つレース」と高木も予測していた通り、ここで一気に13人の選手が飛び出すとみるみる内に集団との差は開いていった。
  なんとかこの逃げに乗りたい高木だったが、序盤逃げを追おうと脚を使ってしまったことによる疲労と暑さの影響からきた体調不良が重なり思うような走りができない。少しでも前に食らいつこうと必死にペダルを漕ぐものの、追いつくだけの力は残っていなかった。結果は31位と、昨年の同レースで残した12位を下回る結果に。自身の得意とする登りの多いコースで結果を残したいと意気込んでいただけに、悔しさの残るレースとなってしまった。

(6月4日・古川香菜子、古川詩織)


◆コメント◆
主将・高木
「この修善寺のレースは毎回逃げが決まってそのまま逃げた集団が勝つっていうレースパターンだったので、逃げに敏感に反応して追うつもりでした。レースの半分を過ぎたあたりから、暑さと疲れで急に体調が悪くなってきて、何度か戻してしまうことがありました。逃げに乗りたかったんですけどなかなか乗れなかったのが悔しかったです。自分は脚質的に逃げて勝ちたい選手で。逃げに乗れなかったことが今回悔やまれます。今回のレースでは去年のRCS総合チャンピオンの金井さん(明大)、佐々木さん、秋田くんは集団の中にいても常にどのあたりの位置にいるのかということは気にするようにしていました。あとはスプリントが得意な鈴木龍さん(SEKIYA)も位置を確認して、そういう選手の後ろについたりしていました。今の自分に足りないものは練習時間だと思います。今回の結果が今の実力なんだなということを受け止めたいです。インカレ本番までには夏休みもあるので一般のレースとかも走って、勝つイメージというのを作ってインカレに臨みたいなと思っています。」
関谷
「完全に練習不足です。いつも通りの調子ならもう少し上に行けたんじゃないかな、と。 どこかで最後アタックして、数人で最後オールスプリントっていうのが自分の目標っていうか理想でしたね。クラス3だと周りがちょっと危なくて、最初のは前の方で落車に巻き込まれないようにしていたんですけど、最後20人くらいの集団になってから着いていくのが辛くなって、周りも強い選手ばっかりだったので着いていくのに精一杯でした。 今まで出ていたレースとは雰囲気も違いましたし、やっぱり大学生のレベルだなって感じです。やる気があるっていうか(笑)危ない場面もありましたけど。本当は今日クラス2に上がりたかったんですけど上がれなかったので。次のレースで昇格できるように気持ち切り替えて、練習していきたいです。」
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