2014/06/16

ソフトテニス部男子


悔しい結果に

◆平成26年度関東学生ソフトテニス春季リーグ戦◆
5月10日~11日 千葉県・白子サニーテニスコート
今年もやってきた春のリーグ戦。即戦力となる多くの1年生部員を迎えた立大ソフトテニス部は、これまでとは一新したオーダーで試合に臨んだ。円陣を組み、心をひとつに1部昇格を懸けた戦いの幕が開けた。

リーグ初戦の相手は日大だ。1試合目から及川(文4)・篠田(コ4)の4年生ペアが登場。安定の滑り出しでチームに勢いをつける。その後の2試合目には高島(社4)・安藤(済1)ペアが、3試合目にはシングルスで期待のルーキー山田(文1)が立て続けに勝利を決めていく。4試合目の高橋(現3)・田中(コ4)ペアでは高橋が力強いラリーを繰り広げる中、意表をつく田中のボレーが何度も光った。この試合をストレートで取りきると、最終戦の古川(文3)・川俣(現3)ペアも5-1で勝利。日大に1勝も与えない圧倒的な強さを見せ、良いスタートを切った。

ボレーを決めガッツポーズを見せる安藤
日大に勝利を収めた勢いそのままに挑んだ2戦目は昨年の秋季リーグ戦で敗戦を喫している順大との戦いだ。ここでも及川・篠田ペアが先陣をきって白星を飾る。2試合目では再び、高島・安藤ペアが登場し、安藤が鋭いボレーを炸裂。チームに大きく貢献した。3試合目、シングルスの山田は第1、2セット目を連続して落とし苦しい戦況となるも、怒とうの反撃を見せ4-3で競り勝った。その後の4試合目、5試合目も快勝し、2戦目もすべての試合を落とさずに勝利を収めた。

続く、相手は昨年の秋季リーグ戦で敗戦している格上、國學院大。1試合目の及川・篠田ペアは序盤、相手のボレーに苦戦を強いられる。しかしその後はエースの意地を見せ、うまく相手のミスを誘い5-3で勝利した。2試合目の高島・安藤ペアも拮抗した試合展開が続いた。何度もデュースに持ち込み粘ったが、あと一歩及ばず3-5で敗れた。この対戦、2試合を終えたところでリーグ1日目が終了し、続きは2日目に持ち越された。

リーグ2日目。1日目を無敗で折り返した立大はこのまま勢いで2部優勝をつかみ取りたいところだ。

2日目の初戦は國學院大。1日目を1勝1敗で終え、迎えた3試合目。シングルスの山田が力戦奮闘するが惜しくも敗戦してしまう。國學院大への勝利にもう後がない立大。負けられない4試合目は高橋・田中ペアが登場。だが、序盤から立て続けにミスが目立ち、枠外のプレーが続きなかなか思うように攻められない。そこを相手に詰められ悪循環が続いた。その後もコントロールが定まらず最後までペースを握られ、ストレート負けを喫した。続く5試合目も惜しくも敗北。國學院大戦は1-4と悔しい結果となった。

リーグ4戦目の相手は格上の東海大。第3戦の悪い流れを断ち切るべく、迎えた1試合目は及川・篠田ペア。だが、試合開始から相手ペースとなる。連続で2ゲームを落とすと、主導権を相手に渡しかけた。しかし、それを許さなかったのがこの4年生ペアだ。篠田のサービスエースや及川の鋭いリターンで3ゲーム目を奪うと、そこからは安定したプレーを見せた。相手のミスから流れをつかむと、テンポよく試合を運びそこから怒とうの攻めで4ゲームを連取。終わってみれば5-2の快勝だった。続く2試合目を落とすが、3試合目の山田が大健闘。勝てば東海大相手に王手がかかるという状況にも山田に緊張はなかった。開始直後から攻めたてる。気合のこもったストロークを何本も放つと、緩急を織り交ぜたプレーも見せ自分のペースに。しかし3-1で勝利にあともう少しという場面でミスが出た。そこから相手に隙を突かれると3-3と追いつかれファイナルゲームまでもつれ込む。だが、1年生ながらチームのシングルスを任された山田に焦りはない。3点を先取されるも、そこから6連続ポイント。ファイナルゲームを制し、見事勝利を収めた。しかし、その後の高橋・田中ペア、古川・川俣ペアが実力を発揮できずに2連敗し、東海大に2-3で敗北。ここでも後半の弱さが目立った結果となった。

最後を勝利で終えたい立大。リーグ最終戦の相手は東洋大だ。1試合目を及川・篠田ペアがこの大会を全勝とする勝利で初戦を飾ると、3試合目の山田もこの大会4勝目となる勝ち星を見事挙げた。このまま勢いに乗りたい立大だったが、4試合目を敗北すると2-2の同点となる。勝敗の行方は最終試合、古川・川俣ペアに託された。しかし、序盤から思うようなプレーができない。連続で3ゲームを取られ、後がなくなった。もうここで終わりかと思われたが、古川・川俣ペアが執念の粘りを見せ始める。前衛の川俣を中心としたペアの連携で試合を運ぶと、前半ミスが多かった川俣の鋭いボレー、古川のサーブがここぞとばかりに決まり始める。その後も立大ペアのペースのまま試合を運び得点を重ねていった。そして4-4で迎えたファイナルゲーム。2連続でポイントを取られるが意地を見せ、立大も2連続連取で追いつく。しかし、チャンスをものにできず4連続でポイントを取られるとそのままファイナルゲームを取られゲームセット。東洋大に2-3で敗北し、今大会を惜しくも勝利で終えることができなかった。

初日を2勝で折り返した立大にとって、2日目の全敗はとても痛い結果となった。「上級生が簡単に負けてしまったのが1番の敗因」と副将・篠田は今リーグを厳しく振り返った。一方で立大の課題であったシングルスにおいて1年の山田が大抜擢され、5戦4勝と明るい結果を残し今後に期待を寄せた。まだまだ課題は多い立大だが、「1部昇格」に向けて前向きに意気込んだ。明確な目標を見据えた彼ら。昇格へ向け、新たな戦いがすでに始まっている。

(6月10日・末藤亜弥・加藤崇兵)


◆コメント◆
主将・及川と副将・篠田
―2日目を振り返って
篠田:とりあえず全勝はできたんですけど、チームで勝てなかったので秋は昇格できるようにチームとして頑張っていきたいです。
及川:(篠田と)同じで個人としての目標だったら全勝という目標を達成できたので、今度はチームとしての目標として昇格を目指していきたいです。

―1日目と比べて2日目はチーム全体としてはあまりよくない結果だったが、その要因は
篠田:細かいところはまだわからないけど、やっぱり上級生が簡単に負けるっていうのが一番の敗因です。それなりにプレッシャーだったり、責任っていうのを感じていると思うんですけど何より大事なのは結果だと思うので。これまでの自分の気持ちだったり生き方だったりとか、試合中の試合運びだったりっていうのが、その場でしか、その人にしかできないので、その人がどれくらい日々考えてやってるかっていうところだと思う。やっぱり上級生の気持ちの面が足りなかったと思います。

―今年の1年生について
及川:安藤とか山田とか最初から出してたんですけど、1年らしい元気あるプレーで結構チームを盛り上げてくれたかなと思っていて、さっき言ったように上級生には少し勢いが足りなかったかなと反省して欲しいと思います。最後も出したんですけど、まだ慣れてないっていうのもあってちょっと浮き足立ったりもしたんですけど、でもそういう空気に触れるだけでも全然違うと思います。一年生はここからどんどん色々試して使っていきたいなと思います。

―課題
篠田:しいていうなら、ファーストサーブの確率かなとか。あとは前衛のレシーブコースがちょっと甘いかなと思います。
及川:僕はもう結構完全に気持ちの問題が1番ゲームを左右しているのでもっと安定させるということと、でも調子悪いなりに最後も勝つことができたのは収穫だったと思っているので、調子がいい時も悪い時も自分の最後は勝つということは達成できるようにしていきたいなと思います。

山田
―2日目を振り返って
初め(國學院大戦)は昨日の続きで、勝てそうだったんですけど負けてしまって。そこで引きずらずに次の二戦を連続で取れたのが今日の収穫かなと思います。

―リーグ戦を迎えるにあたっての個人の調子とチームの調子は
チームの練習とか見ているとみんな真剣にリーグに向けて調整してたので、調子は良かったと思います。自分は良くも悪くもなかったんですけど、調整だけはしっかりしていました。

―初めてのリーグ戦、どうでしたか
初戦の雰囲気でびびってしまったんですけど、二試合目からは慣れてしっかりと試合に臨めたと思います。
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