2014/06/13

バレーボール部


新たな風

◆第77回日立明三大学定期戦◆
6月8日 日本大学文理学部総合体育館
春季リーグでは3部降格という無念の結果に終わった立大。もう一度這い上がるために再スタートを切った。東日本インカレまで主将・野間(済4)を欠くが、その穴を埋めるようにコートを盛り立てるのは、3人の新しい顔。まだ全員が正式入部とはいかないものの、助っ人として東郷(法3)、三浦(済2)、須崎(理1)を試合メンバーに加え、伝統ある日立明定期戦の舞台に新鮮な風を吹かせた。

第1試合 対日大

立大

16-25

日大

20-25


2セット先取の3セット制で行われた定期戦。初戦の相手は日大だ。助っ人が加わることで、スパイカーの限られていた以前よりも立大から多種多様な攻撃が繰り出される。同好会でも主力として活躍していた東郷を中心に、枠にとらわれない攻めで得点のチャンスを広げた。アタッカーが散らばることで、一人一人の決定力も上昇。マークされがちだった井祐(営2)のスパイクも生きてくる。1セット目でのディフェンスの甘さを第2セットではしっかり修正してみせた。チームでマークの照準を合わせながら、拾って繋ぐバレーで応戦する。セットを制することは叶わなかったものの、今まで苦しめられてきた日大相手に、春とは一味違ったプレーで接戦を繰り広げた。

第2試合 対明大

立大

13-25

明大

11-25


続いて待ち受けるのは明大。今大会驚異の7連覇をかけながら、リーグ1部に名を連ねる強豪中の強豪だ。「気圧され、圧倒されてしまった」(丸尾=営4)相手のブロックの固さと、高さ。立大アタッカー陣はなかなかスパイクを決められない。また、格上相手である以前に、自分たちは体制ががらりと変わったばかりのチーム。だからこそ最上級生である丸尾、岩間(コ4)が積極的にメンバーへ声をかける。立大の劣勢な試合展開が続く中、4年生が気持ちの部分で根底からチームを支えた。それでもやはり1部の壁は厚く、ストレート負け。圧倒的な高さで立ちはだかる相手ブロックに対応したフォロー、そしてリーグ戦からの課題であるサーブカットから攻撃への繋ぎ。その2つの難しさを再認識させられる結果となってしまった。

定期戦とはいえど、強豪と相対することのできる大きなチャンス。黒星を喫したものの、いつにない活気が立大のコートにはあった。代替わりした後もメンバーの入れ替わりが激しく、落ち着かない状況が続く。その中で、彼らにとって重要なのは格上への勝利よりも「インカレに向けての形作り」(丸尾)。目と鼻の先に迫る東日本インカレ。初戦の相手は創価大である。新たな仲間を、新たな勢力に変えられるか。

(6月11日・大塚夢)

Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.