2014/06/16

アメリカンフットボール部


伝統ある一勝!

◆第68回同立定期戦◆
6月8日 対同大 アミノバイタルフィールド

6月8日 対同志社大 WILD ROVER

1Q

2Q

3Q

4Q

Total

立大

14

27

同大

13

オープン戦も残すところ二試合となった。秋のリーグ戦に向けて、一瞬たりとも気が抜けないラッシャーズ。同大を迎えての伝統ある定期戦は、立教が後半に逆転勝ち。昨年度の雪辱を果たし、秋への糧とした。

力強い走りを見せたRB嶋田
先攻の同大をパントに追い込み、攻守交代。しかし、立大オフェンス陣も持ち前の攻撃力を発揮できず、なかなかファーストダウンを更新できない。第1Qの残り1分27秒、相手の30ヤードランでTDを決められてしまう。TFPは決まらなかったものの、6-0と先制を許した。自陣40ヤードから反撃を試みるも、ここで第1Q終了。
第2Q、ディフェンス陣のすきを突かれ、最初の4分でまたも同大がTD。追加点を上げられ13-0。しかし、RB#25嶋田(現3)の60ヤードに及ぶランでゴール前10ヤードまで一気に前進。今試合、嶋田はRBとして試合にフル出場し、次世代の攻撃の核として大きな期待がかかる。ゴールに狙いを定めTDを狙うも同大の強固なディフェンスに押し戻され、4thダウンではFGを選択。K#37細谷(異2)のキックでしっかりと成功させ、13-3と反撃の狼煙(のろし)を上げた。
立教のキックで試合再開。4thダウン、同大をパントに追い込みスナップミスを誘う。攻守交代し、敵陣22ヤードから攻めかかった。しかし、またもTDはならずFG。13-6とじわじわ点差を詰めていくが、その後は互いに無得点のまま前半が終了した。

前半はオフェンス、ディフェンスともに動きにキレがなかったが、ベンチで対処法を練り、後半は雰囲気ががらりと変わる。第4Q残り7分、同大の4thダウン。パントをWR#21鈴木(文1)が敵陣21ヤードまでナイスリターン。「試合の流れを変えられたので、よかったです」と鈴木。モメンタムを引き寄せた立大は、残り6分にQB#32田中(観2)からWR#12森田(済4)へのパスを成功させTD。TFPも決め、13-13と試合を振り出しに戻した。こうなると試合の流れは一気に立教に傾き始める。同大をパントに追い込み、QB#4荒川(社3)を起点とする攻撃的なプレーで次々と1stダウンを更新。ゴール際で粘り強く攻め、第4Q開始直後にはQBの荒川自らがTDし、逆転に成功した。その後もRB#9金子(観1)がTDを決めるなど、前半とは別のチームかのように積極的に攻め続けていく。27-13と同大を突き放し、最後まで流れをつかんだまま立大が勝利した。

「勝てたという結果には満足していますが、まだまだ課題が残る試合ではありました」と試合を振り返った主将・茂住(異4)。今試合自身は嶋田にRBの役割を譲り、後輩たちのプレーを見つめた。U19に選出されたLB #47星野とWR#21鈴木、TDを決めたRB#9金子らを始め、新戦力も揃い踏み。積み重ねてきた後輩たちの実力を見定める良い機会となったことだろう。次戦の関西大学戦は春の最終戦。「勝利という形で、1点でも多く取って勝ちたい」(茂住)、「最終戦なので、必ず勝利という結果で終われるように調整したい」(坂口=コ4)と選手たちは必勝の言葉を胸に試合に臨む。彼らの熱い思いは実を結ぶはずだ。
(6月14日・島崎まりん)


◆コメント◆
◎RB#30 茂住
〇今日の試合を振り返って <br>――まず、結果として勝てたことはすごくいい点だと思います。やはり前半と後半でオフェンスもディフェンスも、見ていてもすごく雰囲気が変わったのがわかったと思いますが、やはりそういう後半の雰囲気を前半から出せなかったっていうのは、私たち4年生の責任だったり、やっぱり上級生の意識っていうのがまだまだ足りなかったかなと思います。そういう意味では勝てたという結果には満足していますが、まだまだ課題が残る試合ではありました。
〇今日はRBとして主に嶋田さんが出場していたが、どう見ていた?
――彼はものすごくできる存在ですし、自分がいなかったら彼しかいないと思っているので、彼の存在に託したっていうのもありますし。うちのRBって一試合通じて出るのがメインなので、今日は彼にとっても頑張っていい結果になったと思っているので、すごく良かったと思います。確実にここでヤードが欲しいっていうときに、しっかり獲得ヤードを伸ばしていったっていうのが成長した点でもあり、彼の良さだなと思います。
〇主将として、今季のオープン戦全体をどうとらえているか
――全体として、TOP8で戦う慶大との試合には負けてしまったんですけれど、残りの試合は勝てたっていうことは、そういう点ではよかったと思います。しかし、課題が多く残る試合も多かったです。その課題を一つ一つ克服することで秋につながると思うので、自分自身の成長とともにチームの成長を図るために一つ一つ階段を上がっていきたいと思います。

◎OLB#45 坂口
〇今日の試合を振り返って
――勝ちという結果を得られたことが収穫かなと。それがまず第一の感想で、まだまだ前半でもたついた部分がチームとしての大きな課題だと思います。2週間後の相手は関西大という強い相手なので、そこまででしっかりと課題を修正して自分たちのフットボールをしっかり出して、春の最終戦なので、必ず勝利という結果で終われるようにというのをチームとして調整していきたいと思います。

◎OL#58 平松
〇今日の試合の感想
――とりあえず勝てて良かったなということで。ただ前半オフェンスディフェンス共にもたついちゃって、なかなか攻めあぐねていたんですけど。後半ちょっといろいろベンチの方でアジャストして、やっとやりたいことができ始めて来たかなと思ったんで、もっとこれを最初のほうからやっていかないといけないなと感じました。
〇具体的にどう雰囲気を変えようとした?
――自分はオフェンスだったんですが、相手のディフェンスがちょっと普通とは違ったので、そこでどう自分たちが対処していくのかをベンチで話し合って。こうしていこうって決まったことがそのまま表現できたので、後半はいいドライブができたかなと思います。
〇次戦の抱負
――そろそろ、オフェンスでファーストドライブをしっかり点数に繋げて、流れを持って来られたらと思います。

◎RB#25 嶋田
〇今日の試合を振り返って
――今日の試合は、オフェンス的には、いつもだったら茂住さんがスタメンで一試合出ていくところだったんですが、今日は自分が一試合丸々ほとんど出ることができて。将来的に茂住さんが卒業したら、そうなることは必然的なので、いい経験ができたかなと思います。序盤でショートヤードをしっかり取るとかの課題もたくさん見つかって、次頑張りたいと思います。
〇茂住さんの次を担うのはプレッシャー?
――茂住さんはやっぱりすごい人なので、将来的にその穴を埋めるのは不安が大きいですけれど、今日の試合で自信が少しついたかなと。

◎WR#21鈴木
〇今日の試合を振り返って
――自分はキッキングに出ているんですけど、キッキングで試合の流れを変えられたので、よかったです。
〇いつも試合で心がけていること
――自分はレシーバーだったりリターンだったりボールに絶対触るポジションで、空中に浮いているボールとかをとるポジションなので、ボールから目を離さず集中して、常に集中しています。
〇次の試合に向けての抱負
――次は関大との試合ということで、自分が尊敬している人が監督をしているチームなので、そこを倒すことによって成長できるかなと思うので、勝ちに行きたいです。

◎LB#47 星野
〇フル出場した中で、今日の試合を振り返って
――前半流れが掴めない中で、ディフェンスがもっと盛り上げて流れをもって来られたらなと。全体的に見ると別に相手も強いわけではない中でこの結果というのは、特に自分ですが、一つ一つのミスをもっと直していかなきゃいけないというのと、ハードさがまだ足りない部分があったので、そういうところを直していきたいと思いました。
〇前回の慶応戦に比べて、ディフェンスの雰囲気に変化は
――元気という面でも前半はやはり前回の慶応戦と同じような雰囲気のまま行っていて、最初2本連続でとられた部分というのがあって、やはり踏ん張りきれないディフェンスが出てしまってそこから立て直せたというのは良かったんですが、そういうところをなくしていかないと秋は勝てないと思うので、次に向けてそこは直していきたいです。
〇大学のRushersに入部して変わったこと
――生活においても結構基本的にアメフトの事を考えるようになって、今はまだ入ったばかりなので、先輩に頼っている部分もあるんですけど、そういうところをなくすために、普段の生活からアメフトの事を考えるように心がけています。
〇LBの坂口選手は後輩から見てどんな方か
――憧れであり、スター。全員があのレベルに達しなきゃ日本一にはなれないので、チーム全体があの人を目指すべきだと思うし、むしろあの人を引っ張れるくらいのディフェンスになればもちろん日本一というのは絶対に近づくと思うし、目標ですね。
〇U19に選出された率直な感想は
――素直に嬉しいです。日の丸を背負うというのがやはり今は実感がわかないですが、国を背負って戦うということがどんなに大きいことなのか、それをもっと意識してクウェートでハントしてきたいと思います。
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