2014/06/29

拳法部


個人戦・夏への助走

◆矢野杯争奪 日本拳法第27回東日本学生個人選手権大会◆
6月22日 川崎市体育館
日本拳法の先駆者の意思を継ぐ拳士たちが集った。団体戦では数的不利の状況の中で、苦戦を強いられた立大。その雪辱を晴らすべく、一人一人の実力がそのまま結果に反映される個人戦に挑んだ。

級の部では部の中核を担う3人が出場。立大の初陣を飾った齋藤(法2)は、小柄な相手に不意を突かれ逆に押し倒されてしまう。そして組み敷いた相手の胴突きで一本負け。続く北大路(済2)は、格上相手に二本勝ちで初戦を通過。しかし二回戦での負傷により、無念にも三回戦は戦わずしてマットを去ることになった。1級を保持する鈴木聖(理3)はシード。しかしすでに一勝を挙げ体の温まった相手に二本負けを喫してしまった。
面突きを放つ主将・鈴木健

 女子の部では岡田(観3)が準優勝、石井(現3)が三位を手にした。全体的にまだまだ女子選手の出場が少ない中、立大は多くの新入部員を迎え入れ、他大学でも今年に入り女子部員が部を盛り上げているという。「これから関東を(自分たちで)強くしていこう」。(岡田、石井)優勝こそ逃したものの、その頼もしい言葉からは女子拳法界の明るい未来が垣間見えた。
 主将・鈴木健(済4)と篠崎(コ3)は段の部で出場。篠崎は初戦、胴を狙いながら積極的に相手に組みかかる。決定打は生まれなかったがその強気な姿勢が、延長戦の末の判定勝ちにつながった。しかし二回戦は格上にペースをつかまれ、無念の二本負けを喫してしまう。順調に二回戦へ勝ち進んだ鈴木健は立大最後の頼みの綱。相手の面突きが命中し先制を許すがすぐに一本を返し、勝負の行方は延長戦へ。足をかけ寝技を狙う相手に動じず、試合終了間際に鈴木健の胴蹴りが的中。それでも旗は上がらず、判定に全てが託された。立大優勢の試合展開であったが、まさかの判定負け。「ベスト4」という自身の目標には及ばなかった。

個人戦でも望まぬ結果に終わってしまった立大。今年度前期はこれで一区切りだが、また新たな挑戦が始まった。「もう少し上乗せしないと上には行けない(鈴木健)」。夏に控える大舞台へ続く道、東京都予選。反省を糧に自身の拳に磨きをかけながら、チームの底上げも図っていく。

(6月26日・大塚夢)


◆コメント◆
主将・鈴木健
(今日を振り返って)互角で判定負けしてしまったので、しょうがないかなと言う思いです。周りがどう言おうと負けは負けなので。(前期を振り返って)出だしは三段を取ることができて調子が良かったです。ウチは人数が少なく団体戦は正直厳しいなと思っていた中で、自分は負けない、自分は勝つ。という思いでやってきたが負けてしまいました。全体的に見るとあんまり良くなかったなと言う思いです。
石井
(今日を振り返って)自分から初めて相手に組みに行くということをやったのですが、失敗に終わってしまいました。どうして失敗したのか、どうすれば成功するようになるのかをもう一度洗いなおして、もっともっと強くなりたいです。(今後の展望)たくさんの人に支えてもらっているので、それに恩返しできるようにもっと強くなりたいです。これから先の大会では全部優勝できるように頑張りたいと思います。
岡田
(今日を振り返って)女子は人数が少ないのでそれぞれの相手への対策をしていたんですけど、対策が生かしきれなくて、2位という結果に終わったことが悔しいです。来年のこの大会や今年の残りの大会でリベンジできたら良いと思っています。(今後の展望)立教は後期の大会で現在2連覇を果たしているので、それを3連覇にすることが一番の目標です。個人でも上級生の学年になったので、今後の大会では優勝を目指して頑張っていきたいです。
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