2014/09/15

レスリング部


厳しい結果も、新鋭光る

◆第19回東京六大学レスリングリーグ戦-六大学チャンピオンシップ-◆
9月14日 法大市ヶ谷キャンパス総合体育館5F 10:00~
 六大学チャンピオンシップ。例年行われるこの大会は、東京都1部所属の早大、明大、法大と、2部所属の立大、慶大、東大が総当たりで戦う。格上の相手と団体戦でぶつかることができる貴重な機会だ。

個人として4勝1敗の好成績を収めた1年生・宮川
今大会は、特別ルールとしてテクニカルフォール(=決められた点差が開いた時点などに即勝利が決まる)が不適用とされた。よって、ピンフォール(=相手の両肩を1秒以上マットにつける)を決めるか、3分2Pを戦い抜くまでは雌雄は決しない。出場人数が5人と少ない立大にとっては、試合時間が伸びる傾向にある今大会は体力的に苦しくなるが、むしろ積極的に攻めることで1ポイントでも取り次戦へ次戦へとつなげることが重要視される。

「テクニックの部分で負けてしまった」(繁高=法2)。1部所属の強豪校との3戦はいずれも力の差をみせられる結果となった。明大と法大には1-6で敗戦し、早大には1ポイント取ることすら許されず0-8の敗戦を喫した。そんな中でも輝きを放った選手がいた。今年加入した新鋭・宮川(法1)だ。手堅い組手と相手のタックルへの素早い対応を見せ、明大・小出と法大・敷を破った。「近年稀に見る真面目で上手い選手」と主将の久保(コ4)も太鼓判を押す若武者に今後も注目だ。

今大会が復帰戦となった主将・久保
立大と同じ2部所属の慶大・東大との2戦は快勝を収めるには到らなかった。出場人数の関係で不戦敗が3つ付いた状況からスタートする立大は5連勝することが勝利に必要だった。しかし、慶大戦では久保が初戦の50-57kg級で星を落としてしまう。その後宮川、繁高、柏倉(営3)、飯島(コ2)が4連勝で4-4まで盛り返すが、得点差で及ばず、2部のライバル慶大に土をつけられた。最終戦となった東大戦では、お互いに少人数で体力的に苦しい状況ながら力を振り絞った立大が勝利を収めた。

1勝4敗の5位。「人数が少ないなりの戦い方を模索しないといけない。人数を言い訳にはできない」。久保は試合後、苦い表情で話した。基本的にレスリングは個人戦の域を出ることはない。しかし、立教大学レスリング部という組織自体を強くしていくことが、メンバーそれぞれの力を醸成することにつながっていくことは言うまでもない。今大会がそのターニングポイントになったかどうかは今後彼らがマットの上で示してくれるだろう。
(9月14日・大山稜)


◆コメント◆
久保(コ4)
立教大学のレベルが良い意味でも悪い意味でも分かる大会になりました。本来の実力を発揮できなかった選手もいましたね。(個人としては)レスリング人生最後の2ヶ月半なので全力で走り切りたいという思いはあるんですけど、なかなか体がついてきていないのが現状ですね。

繁高(法2)
格上の相手にはプレッシャーはなく、自由にレスリングできた。(東大とは)リーグ戦でも勝っているのがむしろプレッシャーになって、自分のレスリングができなくなってしまった。気持ちの部分が自分はすごく弱いので、練習を自信に繋げて、気持ちで負けることがないようにしていきたい。力負けは去年よりは全然しなくなったけど、テクニックで負けている部分が多い。基本をしっかりやって、相手に翻弄されないような土台を作りたい。

飯島(コ2)
本当に勝てる相手にしか勝てなかったなと。自分と近いかそれよりも強い相手には負けてしまって、いろんなものが足りていないなっていうのを感じました。立教は控えの選手がいないので、体力的な強化ももっと必要だなと思いますし、一戦一戦バテないような試合運びっていうのも大切だと思うので。(今後の練習は?)組み負けることがいままでの試合で多かったので、技につなげるための組手を練習していきたいです。

宮川(法1)
リーグ戦では戦うことのできない1部の選手と試合ができたので、本格的な公式戦と比べてよりチャレンジ精神を持って臨みました。法政や明治には個人としては勝てたんですけど、やっぱりむこうも同じ階級の1番手が出てきたわけではなくて、同い年の1年生で高校のときから一緒にやってきた選手もいたりした。そういった選手に勝てたのは大きいですけど、これからまた追いつかれないように、差をつけられないようにより一層練習していきたいです。(収穫は?)いくら点数を稼いでもフォールとられたら負けてしまうわけですから、最後の最後まで気を抜かないことが勝ちにつながると学びました。
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