2014/09/25

自転車競技部


実りのある一日に

◆2014年文部科学大臣杯 第70回全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
8月29日 伊豆ベロドローム
 全国の選手たちがしのぎを削るインカレ。昨年立大新記録を出した4kmチームパーシュートでは。2年連続の更新とはならなかったものの、高木が専門としていないロードで9位という結果を残すなど実のある1日となった。

傾斜45度のコースを走る4人
○4kmチームパーシュート
今大会、唯一、チームとしての出場になったのが、「4kmチームパーシュート」。出走メンバーは、高木、渋谷(済3)、関谷(観1)、大塚(済1)の4人。1年生2人を加えた新チームであっても「歴代記録、去年のタイム(4分37秒388)を更新すること」を目標にこの種目に挑んだ。 この競技は他のチームと同時に走るものではないため、目標達成の指標となるのは仲間のペースだけである。スタートからスピードを上げるのが難しいためか、1周目は上位チームより後れを取るタイムでのスタートとなった。しかし、その後は高木、関谷を中心に毎周17秒ペースで回していく。1人だけが独走することでは好タイムを狙えないこの競技は、極端にスピードを上げることができない。残り3周のところで大塚は離脱し、残りの3人で必死にペダルを漕ぎ、フィニッシュ。記録は4分43秒105で予選17位という結果に終わった。

○ケイリン
ケイリンは先導するペーサーの後ろで横一列に並んでスタートし、スタート後2㎞の距離で着順を争う競技だ。午前中に行われた予選では勝ち進むことができず、敗者復活戦に挑む。立大からは大塚(済1)が出走。ペースが緩やかな序盤は互いにけん制しながら、レースは終盤に突入した。残り1周半を切ったところでスパートをかけ、懸命にペダルを漕ぐも順位を上げることはできず、惜しくも2位でゴール。無念の敗退となった。

○ポイントレース
ベロドローム160周、総距離40㎞を走る中で10周ごとに着順でポイントが与えられ、完走後のポイントが高い選手が勝利となるポイントレース。この競技には高木が出場。序盤に点数を稼ぐ選手が相次いで出現する中、高木は自分のペースで集団の後方につく。残り100周を切った頃からDNFが続出。それでも高木は安定した走りで衰えを見せない。先頭集団の勢いが弱まり、集団が1つにまとまった頃、高木は足を使って先頭3人の中に躍り出る。残り80周、遂にポイント地点を2位で通過。3ポイントを獲得した。続くその後の10周も3位で通過し、累計ポイントを5に増やす。鹿屋体育大、中大などがリードするが、高木はコースの高みから全体を見回し、冷静なレース運びを見せた。
残り50周を切った高木は勝負の走りに変わった。傾斜による加速をうまく利用し、ポイント奪取に参戦。疲労とともにペースは落ちてきているものの、遅れていく他選手をよそにポイントを獲得。ラスト10周を残して9ポイントで8位についた。下位選手に抜かされない限り入賞が見えている中、スパートをかける高木。ここからペースを上げる選手が続出し、ゴール争いは大混戦となる。多くの観客が見守る中、獲得ポイントが発表されるも、緑川(中大)に抜かれ、最終順位は9位。惜しくも入賞を逃すこととなった。

 4kmチームパーシュートに出場した関谷や立大唯一のトラック専門選手である大塚など1年生の活躍も光った。次に立大の選手が出場する種目は最終日に行われるロードレース。昨年2年生ながらも完走した高木に期待がかかる。

(9月24日 荒木地真奈・伊藤太一・大岩洸太)

◆コメント◆
高木
立教歴代記録タイムを更新することが第一の目標でした。それで大体7秒87くらいで回るのが一応目標だったんですけど、ちょっと上げ下げをした結果タイムが落ちてしまって、更新ならなかったのがちょっと。去年のメンバーで残っているのが僕だけであとは新しいメンバーだったのでまだ息があってないかなって。1年生が2人いるのでこれからは期待なんですけど、現時点だと力不足なのは前々から感じていました。
渋谷
ほどほどに緊張感をもって臨んでいましたが、あまり力んでしまうと後半持たないと思っていたのでそんなに最初から緊張はせず、途中の休憩中にほかの人と話しながら緊張をほぐしていました。高木と関谷は自分より早いのがわかっていて、大塚は途中で体力が持たないことがわかっていたので、脱落しないように重いギアをつけて体力をつけるためのトレーニングを積んでいました。課題として、もっとスピードにのった状態を維持できるような走り方や交代の仕方を取り組めばよかったと思うんですけど、あまり本番会場で練習できなかったのでそこをもうちょっと自分たちで考えられていればもう少し良いタイムが出たと思います。
関谷
調整不足というか、バンクでの練習が少なすぎて、もうちょっとタイムは上げれたんじゃないかなと思います。チームパーシュートは、歴代記録まではいかなかったんですけど、すごい悪いタイムでもなかったので、そこはよかったかなと思います。
大塚
ケイリンの一回戦はタイミングとコース取りのミスで予選から上がれず、敗者復活にまわったんですが、敗者復活は位置的にも自分にとって良くて前から三番目というのと、残り一周半で出るのは普段であれば勝ちのパターンだったのですが、そこで抜ききれなかったのはまだまだ自分の実力不足だったな、と感じました。どちらかというと長距離より短距離の人間なので、これからもトラック中心になっていくかなと思います。立教はロード中心の選手が多いので、ロードは森田さんや高木さんなど全国で結果を残している選手がいるので、僕はトラックの短距離で引っ張っていける存在になれればいいなと思っています。
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