2014/09/26

ローラーホッケー部


男子 社会人に一矢報いるも

◆第56回 全日本ローラーホッケー選手権大会◆
8月30日 長野・千曲川リバーフロントスポーツガーデン
全日本選手権・男子
立大1-4GFクラブ
0-4
得点者(立大)
坂本

「とにかく勝ちたかった。悔しい」。試合後選手たちは口々にそう語った。社会人の強豪とは言え大差をつけられての敗北。今絶頂期を迎えているGFクラブではあるが先の東日本大会では勝利を収めており、選手たちは自信を持って試合に臨んでいた。しかし元より不安材料もあった。1回戦、格下と考えられた近畿大を相手に7-1とスコアでは圧倒したものの内容では互角の戦いに終始。得点は全て個人技によるものであった。これでGFクラブに勝つことが出来るのか、その不安は現実のものとなってしまった。


一矢報いる得点を挙げた3年・坂本

それでも少なくとも開始5分までは0-0で乗り切るという立大の狙い通りに進んだ。危険なカウンターをあびるシーンもあったが失点することはなかった。しかしその我慢も長くは続かない。5分、先制点を許してしまう。「失点しても0-0の気持ちで」(高木=営4)と普段通りの意識を持って試合を続けようとするが、立大守備陣は耐えることが出来ない。遠くからのシュートを多用してくる相手にプレスをかけることが出来ずズルズルとラインを下げられ、セカンドボールも後手に回り自分たちのものにできない。点差はついてしまったものの、立大は7分、1点を返し一矢報いる。追加点を取り波に乗りたいところではあったが逆にその後も失点を重ねてしまい前半を1-4で折り返す。

後半もGFクラブのペースは変わらない。開始早々こぼれ球を押し込まれ、さらにクロスをテクニカルに合わせられ立て続けにゴールを許してしまう。「敵が早めにシュートを打つのは分かっていたからこぼれ球からのカウンターを狙った」(高木)という立大の攻めは、GFクラブの速いプレッシャーの前になかなか機能することは出来ず、しかしその中でも6分には亀井(理3)が個人技で突破しキーパーと1対1になる。シュートには至らなかったが決定機を迎える。さらに10分、右に展開したパックを再び亀井が狙うがこれもわずかに左へ。GFクラブの攻めに耐える中で立大も決定機を演出する。11分にはペナルティーエリア内で押し込まれそうになるがこれはキーパーが好セーブを見せ失点を許さない。しかし相手はやはり強豪だった。その直後、さらに追加点を献上してしまう。立大は長期に渡る合宿、そして連戦の疲労もあり、徐々に足が止まる場面が増える。GFクラブは交代カードを多く持っていたことに比べて立大にその数が少なかったこともそれを助けてしまった。結局立大は終了間際にも失点を許し1-8という結果で敗退が決定した。

大差のスコアと、それ以上に試合を支配され相手の思うように押し込まれてしまったことは非常に悔しい。合宿で狙っていた攻めや守りもすることができなかった。去年に比べ、個の力は落ちてしまったかもしれない。それでも戦術的な完成度は間違いなく上昇傾向を見せている。社会人に勝つことが出来なかったのは残念だが、まだインカレが控えている。4年生の最後の大会として、チームとしての完成度、その実力をいかんなく発揮してもらいたい。「最後キャプテンとして点を取り、頼れる存在になりたい。絶対優勝する。」(高木)インカレに向け選手たちはしっかり前を見据えている。苦しみの先にある歓喜を分かち合うために、彼らは止まることなく走り続けていく。

(9月24日・高橋謙人)


◆コメント◆
高木
(今大会の位置づけは?)合宿をしていたのその成果を出すということと、あとは勝っても負けてもインカレにつなげられるように。相手は打ってくるチームなので、打たせたところをとってカウンターを狙ってたんですけど、やっぱりプレッシャーが強くてカウンターの回数が減りました。ハイプレスの中でも運べるようにしたいと思います。去年は社会人にもいい戦い出来ていて、やっぱり今のメンバー的にまだ昨年に比べて弱い。でも去年よりよくなった点は戦略的に点を取りに行けるようになったところですね。

坂本
ディフェンスが良くなかったのでそれをみんなで話し合って対策をたてました。ディフェンスはあまり達成できなかったって感じですね。そのせいで結構失点したのでやるべきことをちゃんとできていなかったのかなと。最後の最後で運動量落ちちゃったのでしっかり運動量付ければ後半もっといい戦い出来たのかなと思います。(インカレに向けて)あと1カ月ちょっとあるので、そこでしっかり基本的なこと、走る守る、ということをチームでしっかり作り上げて、あとは個人の技術をしっかり磨いて、ちゃんと勝てる練習をしたいと思います。
Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.