2014/10/08

テニス部女子


惜しくも入れ替え戦逃す

◆平成26年度関東大学テニスリーグ◆
9月17日 対東洋学園大 立大富士見総合グラウンド
リーグ戦もいよいよ最終戦。立大は2勝2敗と入れ替え戦進出の可能性を残し、悲願の一部昇格に向けて東洋学園大に挑んだ。

ハイタッチを交わす盛重・浅山ペア
D1は 数々のインカレペアを打ち破ってきた佐藤(観4)・清水(法3)ペア。清水が 「今までのリーグ戦も勝ってきたので自信しかなかった」と語るとおり、抜群のコンビネーションを見せつけた。第1セットは5-2から2連続でポイントを落としてしまうが、最後は佐藤の強烈なサーブを生かして取り切る。2セット目は0-1から強烈なショットで6ゲームを連取し完勝した。「時間的にもスコア的にも一番良い内容で勝てたんじゃないか」という清水の言葉が示すように、1年以上組んできた2人の集大成となった。
D1の流れに乗って、ダブルス2-0で折り返したい盛重(文2)・浅山(社1)ペア。緊張のためか自分たちのテニスができず、第1セットは奪われてしまう。しかし、二人で相談し、スタイルを切り替えた。2セット目以降はラケットを振り切ることを心掛け、前後を広く使ったラリーで相手を翻弄。ファイナルセットは強気のプレーが光り、危なげなく勝利した。「毎回ダブルスをやるごとに、浅山のやりたいこととかクセとかが少しずつわかってきたのがすごく嬉しかった」と盛重。今後の立大テニス部を背負うペアとして、更なる成長が期待される。

鋭いショットを放つ清水
ダブルスを2-0で折り返し、優位な立場で迎えたシングルス。S3の主将・金子(コ4)は追いつ追われつの攻防を繰り広げるも、相手のミスを見逃さず第1セットを先取。2セット目は2-5から2連続でポイントを奪い意地を見せたが、粘り切れず1-1。ファイナルセットは相手の勢いに押されてしまい、1-2で敗れてしまった。S4清水は長いラリーで粘りのプレーを見せたが、タイブレークに持ち込まれ、第1セットを落としてしまう。第2セットは勢いを盛り返し6-1で取るが、ファイナルセットで粘り切れず、単複勝利とはならなかった。ファイナルセットを取り切れないという自身の弱点克服のため、精神面の強化を課題として挙げ、今後の成長を誓った。S5浅山は、ダブルスと同じく序盤が課題。ファーストセットを奪われるが、気持ちを切り替えて勝負強さを発揮。デュースとなっても落ち着いてプレーし、2-1で勝利した。ダブルスでも存分に力を発揮したS2佐藤は、「悔いが残らないように」と全力でプレー。長いデュースとなっても、得意のサーブや力強いショットで相手のポイントとはさせない。6-0、6-0と圧倒的な差をつけ、快勝した。最後に登場したS1盛重は、第1セット1-4から追い上げ、5-4とした時点で相手が棄権したため、試合途中での勝利となった。「最初はミスが多かったんですけど思い切れた部分はあって、自分に自信が持てたシングルスだった」と語り、今後の足がかりとした。

最終戦を5-2で勝利したものの、他校との得失点差で、残念ながら入れ替え戦出場を果たすことはできなかった。しかし、「様々なハプニングがあったうえでのリーグ3位、関東9位という結果には胸を張っていい」と主将・金子は語る。同じく4年生の佐藤は「自分たちのプレーを、自分たちのチームを信じて、昇格に向けて突っ走ってほしい」と後輩にエールを送った。個々の実力を団体としてさらに昇華させるのが立大というチームだ。その立大らしさを忘れず、今年得たものを糧として、一部昇格を目指して彼女たちは邁進し続けていくだろう。
試合後に笑顔を見せる選手たち
(9月19日・島﨑まりん)

《試合結果》
D1佐藤・清水 ○ 6-4,6-1
D2盛重・浅山 ○ 1-6,6-4,6-2
S1盛重 ○ 5-4RET
S2佐藤 ○ 6-0,6-0
S3金子 ● 6-4,4-6,0-6
S4清水 ● 6-7(4),6-1,1-6
S5浅山 ○ 5-7,6-1,6-1

◆コメント◆
主将・金子
―今日の試合の感想
 そうですね、1stセットは相手のミスが結構あったので、それを自分のポイントににできたと思うんですけど、やっぱり2nd、ファイナルで相手のミスが減ったときに、先にこちらがミスしてしまったり、拾ったけど最後打ち切られてしまったりと、最後は相手に乗られてしまったなっていうように思います。体力的にはまだまだいけたと思うんですけど、風を使って相手がうまく踏み込んで中でプレーしてきて。相手がフォアハンドがすごくいい選手だったので、こっちがうまく打開しきれなくて、ファイナルはそのまま流れを持っていかれてしまったなという印象でした。 ―リーグ戦全体を振り返って
 今年はやっぱりハプニングがちょこちょこあったりして、選手の怪我とか、リーグ初戦に私自身が体調を崩してしまったりとか、っていうレギュラーが欠ける事態があったり、リーグ戦に臨む前から、立教が2部で唯一インカレ選手がいない学校で、関東学生も4人しかいなくて、レギュラーの1人が無資格で…っていう、たぶん他校からしたら立教は下なんじゃないかってずっと思われてた地位にいたんですが、その中でもダブルスはインカレのペアを次々と破ったり、シングルスもインカレの人に勝ったりというシーンがすごく沢山見られて、本当に周りが思っていた以上の結果を出せたんじゃないかなと私は思います。個々の力がチーム力として、リーグ戦で発揮されたんじゃないかなと思っています。
―下馬評はひっくり返せた?
 そうですね。本当に昇格、入れ替え戦までかかれていたらよかったんですけど、きっと立教が残留とは思っていなかったところが多いと思うので、今回3位という結果は関東の9位になるので、それは胸を張っていいかなと思います。
―最も印象に残っている試合は?
 そうですね、やっぱり青学戦はすごくキーポイントだったなと思っています。あそこで負けていたら今ここにはいないと思うし、青学は他から見ても今年は戦力が集まってるって言われていた中で、ダブルスがすごい勢いで、シングルスも勝って、4-3で勝てたっていうのがチームに大きな流れを持ってきてくれたと思うので良かったです。あと、明治戦もすごく印象的で、やっぱりダブルスの力がすごく大きいなって。ダブルス2-0の流れはやっぱり来年もぜひ続けてほしいと思います。でも、まだまだ課題はいっぱい残っているので、特にボレーは立教の課題になると思うので、来年はもっとボレーの精度を上げて、ダブルスでさらに差を付けられるようになってほしいなと思います。
―後輩に向けて
 後輩たちは本当にチーム思いな子ばかりで、私たちもそうなんですけど、その背中を見てこの一年間やってきてくれているので、まずは私たちをステップにして、来年はさらに良いチームを築いていってほしいなって思います。やっぱり今年やったことでは一部に行くにはまだ足りないということは、さらに来年はもっともっと厳しいことをやらなきゃいけないと思うので、まあこれをいい例として、来年はこれよりもさらにレベルアップした姿でリーグ戦に臨んでほしいなって思います。

佐藤
―今日の試合の感想
 今まではずっとシングルス1で出てきたんですけど、相手のシングルス1もすごく実力があって強い選手で、やっぱり今日の試合は絶対に勝ちたかったので、1つオーダーを落としてシングルス2でしっかり勝っていくってことで、試合に挑みました。後輩に厳しい試合を託しちゃって心苦しいところもあったんですけど、その中でもしっかりやりきって試合に勝つことができて、チームの勝利に貢献することができて良かったなって思います。試合内容としては、危なげなく勢いよく最後まで打ち切って勝ち抜くことができて、チームにも勢いを少し持って行けたんじゃないかと思うので、シングルスの時はそこがすごく良かったかなって思います。ダブルスの時も、2-0で折り返したいっていう思いがすごくあったので、一本しっかり持ってこられて良かったです。あとは、もしかしたら今日が大学最後の引退試合になるという可能性もあったので、悔いなく全部出し切って終わりたいという思いがあって、そういう面でも全力を出して終われたんじゃないかと思うので、良かったなって思います。ただ、目標としてはやっぱり入れ替え戦にかかって昇格することが一番の目標だったので、そこを果たせなかったことがすごく悔しい面でもあります。今後引退してOGとしてチームを見守ることしかできなくなりますけど、ヒッティングなどの面で貢献できたらいいかなって思うので、残りを後輩に託していけたらと思います。
―後輩に向けて
 自分たちのプレーを、自分たちのチームを信じて、昇格に向けて突っ走ってほしいなと思います。

清水
―今日の試合の感想
 やっぱりダブルスはもう4年生と組めるのがラストで、(佐藤)三華さんと組んで一年以上になるので、リーグ戦も勝ち続けられていたので、心から信頼できるパートナーだったし、正直もう勝つ自信しかなかったです。やっぱりもう私の最高のパートナーだっていう感じで。私がちょっと引いてしまう部分とかもあったと思うんですけど、時間的にもスコア的にも一番いい内容で勝てたんじゃないかなって思います。シングルスは、ファイナルで勝てないっていうのが来年一年間の課題かなって思いますし、体力・技術よりも、やっぱり気持ちや精神面かなっていうふうに痛感したリーグ戦でした。
―リーグ戦を振り返って
 チーム全体としては、4年生に頼った、4年生の力で勝ってきたリーグ戦だったなって思います。やっぱり4年生なしではなし得なかった3勝2敗3位での残留だと思いますし、ここから特に私がいかに1年でどう生まれ変われるか、どこまで自分を突き詰められるかが勝負だなと思います。そういうことに気づかされた4年生が軸のリーグ戦だったかなっていうふうに思います。
―最高学年としての来年の抱負は?
 立教らしさを忘れないでやっていきたいと思います。やっぱり立教の良さっていうのは団体力だったり、個人の実力以上のものを発揮できるチーム作り、先輩後輩もありつつ、それも関係なくみんながみんなのためにやれるのが立教の良さだと思うので、その立教の良さを忘れないで。でも今回の関東9位っていう結果は結果として受け止めて、そこで足りなかった体力や技術、今回はアクシデントもすごく大きかったので、最後に気持ち、リーグ戦はそこがやっぱり大きいんじゃないかなというふうには思うので、そういった意味で、良いところは良いところとして、改善するところは改善するところとして、昇格ということに対して未知な部分はたくさんあるんですけど、頑張っていきたいなと思います。

盛重
―今日の試合を振り返って
 ダブルスは最初やっぱり思い通りにいかなくて、どうしようと思ったんですけど、監督とかの話を聞いて、2人で浅山と一緒に改善できたのはすごく良かったなと思って。毎回ダブルスをやるごとに浅山のやりたいこととかクセとかが少しずつわかってきたのがすごく嬉しかったです。シングルスは最初ちょっと緊張してしまって自分のミスが多かったんですけど、相手は強いので思い切ってできた部分はあって、途中で相手が棄権という形になってしまったんですけど、自分に自信が持てたシングルスだったかなって思います。
―リーグ戦全体を振り返って
 一番の思い出が捻挫しちゃったことで、自分は何もできないですし、それでどうしようって思ったときもあったんですけど、でも逆にその時にみんなで頑張ってくれたから下入れ替えに行かずに済んだし、怪我したことでわかったことがいっぱいあったなってすごく思ったので…。ちょっと話がずれちゃった、すみません。(笑)言いたいことがよくわからなくなっちゃったんですけど、良かったことのほうが多かったです。自分としてはテニスの面でも、去年よりずっと相手のことを見てプレーできたなっていうのはすごく感じられたので、そこは成長したなって思えたので良かったです。
―チーム全体の雰囲気などはどうだったか
 最初は結構準備の面とかで、天気があんまりよくなかったりした日もあったんですけど、だんだん回を重ねていくごとにみんなの気持ちも一つになっていっているなっていうのがすごくわかったので、良かったと思います。
―4年生は引退だが、どんな想いがあったか
 本当に尊敬できる先輩ばっかりなので、本当すごいところばっかりなんですよ。人間的にもテニス的にもすごくて、本当に…なんだか、実感はまだ湧かないんですけど、ちょっと寂しくなるなっていうのがあります。
―今後に向けて課題や目標
 チームの中核、真ん中の代になるので、もっと視野を広くして、チームをいかに良くしていくかっていうのを考えなければいけない立場になってくると思います。あと、トップを支えられるように活動していきたいなっていうのと、テニスの面ではインカレに出場して昇格に少しでも貢献したいと思います。

浅山
―今日の試合を振り返って
 ダブルスもシングルスも大体同じなんですけど、やっぱり出だしが悪くて、第1セットを取られてしまって、緊張もしていて自分のテニスができなかったなって思いました。あとはセカンドセットからはしっかりラケットを振り切って、しっかり声出して勝ちに貢献できるようにしようと思って、振り切ってできました。
―リーグ戦全体を振り返って、良かった点・反省点は?
 良かった点は、1年生から盛り上げていくっていう部の目標があったので、試合中はなるべく声を張り上げて、周りの方に良い影響を与えられるように頑張っていけました。悪かった点は、先ほども言ったんですけど、私は出だしがすごく悪くて、緊張もあってなかなか振り切れずにやってしまうんですけれど、そこを課題として次からはもっと順応力とか高めていきたいと思います。
―4年生が引退だが、それに関しての想いは?
 やっぱり目標にしていたのが昇格だったので、昇格することができなかったのが、昇格してあげることができなかったのがすごく悔しいです。それと、先輩たちの姿がすごくかっこよかったので、私も頑張ろうっていう気持ちにしてくれて、次も明立戦・同立戦があるんですけど、もっと頑張っていこうと思います。
―今後の目標
 1年生で一番試合に出させてもらったので、その経験をしっかり同期に伝えていこうと思います。技術面では、もっと決め球とか、しっかり決めきることを意識していこうと思います。
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