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2014/10/08

ハンドボール部


課題残すもつかんだ勝利

14成26上武関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦◆
9月28日 対大東大 駿河台大飯能キャンパス体育館

平成26年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦

第5戦

立大

27

13-9

22

大東大

14-13



前回桐蔭大に勝利し、入れ替え戦への大きな一歩を踏み出した立大。勝って2部優勝への勢いをつけたい立大は大東大を相手に迎え、苦戦を強いられながらも27-22と接戦を制した。

ゴールを狙う金城(コ2=興南)
 開始から3分間、思うように攻められない時間が続く。金城(コ2=興南)が倒されペナルティースローを獲得。このチャンスを主将・山川(文4=興南)がしっかりと決めた。その後も練習の時から意識したという細かいパス回しの速攻で何度もチャンスを作り出すが、相手のディフェンスに阻まれ攻めあぐねる立大。下地(済3=興南)を中心に得点を重ねるが大東大も負けじと食らいついてくる。両者互いに点を取り合いながら、前半は13-9で折り返した。
後半、点差を広げたい立大は序盤から果敢に相手ゴールに挑む。下地や比嘉(コ1=興南)を筆頭にシュートを打っていく。徐々に流れを引き寄せるも、チャンスを決めきれない場面が目立ち点差を広げることができない。しかし「オフェンスが入らない分、自分が我慢してれば何とか勝てるのではないかと思っていた」と語ったGK嘉陽(社2=興南)の好セーブに助けられながら、オフェンスでも着実に得点を重ねていく立大。相手の固いディフェンスに思い通りのプレーはさせてもらえなかったが、リードを守りきり勝利を収めた。

27-22という結果に、満足のいかない表情を見せた選手たち。山川が「自分たちの少しのミスが原因で上手い攻めが出来ていない」と語ったように課題の残る結果となった。残す試合は慶大戦のみ。絶対に負けられないリーグ最終戦で勝利をつかみ最高の笑顔を見せて欲しい。
(10月5日・廣瀬真央)


◆コメント◆
#19 主将・山川倫人

(今日の試合を振り返って)
今日の試合はやっぱり、スコアを見ても分かる通り選手一同全員歯がゆいというか、不完全燃焼っていう感じの試合でした。ディフェンスはある程度は機能したのですが、そこからの速攻のつなぎのミスだとか、走るポジションだとか、速攻に行った後のオフェンスでやはり相手ディフェンスとの距離が近すぎで上手い攻めができなかったっていうのでこのような試合展開になってしまいました。
(戦略としては?)
日頃からドリブルで行くよりも速攻のパスの方が早いから、パス&ランで攻めるっていうのを意識して練習してきたので細かいパスをたくさん繋いでっていうのでやっています。
(怪我の具合は?)
僕は怪我をしてもうプレーはできないんですけど、後輩や同期がペナルティスローだけでも出てくださいと言ってくれたので。春リーグは全く出てないし、僕自身は出るつもりは全くなかったんですけど、そういう風に思ってもらえることがすごくうれしかったので出させてもらいました。
(試合中、盛り上がりに欠ける部分も見られた?)
この後優勝をかけての試合、慶應戦があってそのあとの入れ替え戦まで見据えているんですけど、盛り上げるのもこういう内容の試合モチベーションの上でもあげていかなければならないなと思います。
(選手の交代の時に伝えること)
基本的に誰が入ってもディフェンスの約束事は同じなので大きなことは言わないが、替えるときは少し熱くなってる子がいたら替えて入る選手にボール回してだとかを伝えて、戻ってきた選手には「熱くなりすぎるなよ」とかを伝えます。あとは微修正とかはコートの外からします。
(最終戦に向けて)
慶應も秋リーグ戦績は良くないですけど、力のあるチームなので余裕で勝てるとも思ってないし、まして優勝したわけでもないのでしっかり秋リーグやって来たことをもう一回確認して、チャレンジャーの気持ちを持ってしっかり勝って優勝したいと思います。

#18 中村孝明(社2=不来方)
(今日を振り返って)
ディフェンスは相手はポストだけだと聞いてたのでポストだけ守る感じでやってて、ディフェンスはそれなりにできたと思うんですけど、オフェンスですね。自分たちは背が小さいので相手にベタ引きされると困って、アウト抜きのシュートも入らないしシュートに行けなくて、みんながアウトじゃなくてインに行ってシュートが賭けみたいになって確実なシュートがなかったのがこういう点差に繋がったと思います。
(相手DFが積極的だとやりにくい?)
そうですね、相手が上が高くてガチッと守ってて、アウト抜きが全然笛が吹かれなくてみんなが弱気になってインにインにって行って相手の思う壺になったと思います。
(速攻が決まらなかったですね)
それはちょっとみんなが疲れてたんですかね。
(大東戦の位置づけ)
粘り強いってことだけはわかってたので。今日の試合の通り5点差で最後まで離れなかったので。そこらへん気をつけてたつもりだったんですけど。前半からバッと速攻で点差を離していくつもりだったんですけど、点差が離れなくて相手もシュートが入って勝手に盛り上がって、雰囲気でもちょっとやられてましたね。
(慶應戦に向けて)
得失点差も結構上位にいるので。今日の今やってる試合によっても変わりますけどちょっとだけ勝ってる状態なので、慶應戦では勝つことが絶対条件なので。あとは今回オフェンスって言ってたので、オフェンスではアウト抜きを意識するのと同時に、ディフェンスも相手が慶應の時はまた1-2-3のディフェンスでやるので間とフォローのタイミングとかをしっかりやっていきたいですね。

#12 嘉陽俊太
(今日の試合を振り返って)
今日から下位のチームとの対戦なんで点差をはなしていこうと話してたんですけど、相手も自分達の研究してきたのかオフェンスがうまくはまらず、キーパーに当てたり外したりしてたんで、そこの部分でもっと修正して行きたいなと思いました。ディフェンス面では20点以内におさえてかったんですけど、22点なんでまあいい感じに最後上手くまとめられたかなと。
(ディフェンスとの連携について)
ディフェンスが高めにあたっていって、ロングシュートを撃たせて、それを自分が拾うって形で。ポストに入れられないように気をつけたんたんですけど、ちょっとやられた部分もありました。
(後半の好セーブについて)
オフェンスが入らない分、自分が我慢してれば何とか勝てるんじゃないかと思ってたんで、前の試合でちょっと焦って変なシュートを決められたりしたんで、今日は焦らず我慢していこうと思いました。
(後半の相手の攻撃に変化はあったか?)
正45度の子がちょっとスピードに変化が加わってきて、オフェンスも相手も回ってきたんですけど、そこまで自分たちも崩れずにやれたんで、勢いに乗ったところをちゃんと受け止められたかなと。
(次の試合の意気込み)
最終戦っていうのもあるんですけど、春試合には勝ってるんですけど、個人的には全然止められなくて、先輩のキーパーに止めてもらったっていう試合だったんで、今回自分個人の目標としてはリベンジってことで。春リーグは30点取られたんで、25点以内に抑えるっていうのが目標です。
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