2014/10/22

ローラーホッケー部


女子 前人未到の四冠達成!!!!

◆第56回全日本学生ローラースケート選手権大会◆
10月11、12日 長野・千曲川リバーフロントスポーツガーデン
「目指すは四冠」。自らに厳しく課したその目標に、ひたむきに取り組んだ立大女子ローラーホッケー部。ここまでうち3大会を制し、残すはこの全日本学生のみとなった。社会人クラブはいないものの、毎年一筋縄にはいかないのがこの大会。数々の戦いを勝ってきた立大に対するマークは当然厳しいものとなる。また、黄金時代を築き上げた4年生は今大会で引退となる。その花道のため、また悲願達成のため、我らが無敵艦隊はどのような戦いを見せるのか。


10/11 1日目 準決勝 対国学院大
全日本学生選手権・女子
立大3-1国学院大
2-1
得点者(立大)
原②、根本②、角田

準決勝は一時同点に追いつかれるシーンもあったがその後は突き放し、終わってみれば5-2の大勝。非常にいい流れを作ることができた。チームの快進撃とともに成長への確信を深めたメンバーの顔に不安の色はない。対するは日大である。泣いても笑っても最後の試合。ロラホ女子最終章、はじまりのブザーが鳴り響いた。


10/12 2日目 決勝 対日大
全日本学生選手権・女子
立大1-0日大
2-1
得点者(立大)
原②、吉野


守備に攻撃に奮闘した根本
序盤から立大のペースで試合が運ばれる。主将の原(観4)を中心とし、積極的にサイドへと展開し、中央に合わせようとする。一方の日大も中の守りを固め得点を許さない。「早めに引いて誘ってからカウンターを意識した」と原。しかし攻めあぐねる時間帯が続き、スコアレスのまま試合は進んだ。試合が動いたのは前半終了間際の17分。根本のドリブルからゴール前の原にパスが送られる。一度は混戦になるも冷静に押し込んだ。キャプテンとしてのプレッシャーもあり、時には憎まれ役にもなった。その中で結果を出し、チームをプレーで引っ張ってきた。自身の4年間を示すような原の先制点で立大は前半を1-0で折り返す。

エンドが変わっても勢いは衰えない。8分には点を取られ前がかりになった日大の隙を突き、原が今日2点目となるゴール。その直後には、これまで出場機会に恵まれなくても、誰よりもベンチで声を出してきた吉野(営4)が歓喜の瞬間を生み出す。右サイドに展開した根本(観4)からクロスが送られると、そこに待ち構えていたのは吉野。本人はオウンゴールと謙遜(けんそん)するが、間違いなく彼女の触ったパックはゴールラインを越えネットを揺らした。「緊張したが決めることができてよかった」という吉野のゴールは優勝を間近に引き寄せるものとなった。

今大会最優秀選手賞に輝いたキャプテン原
12分に失点を喫し、さらに試合終了が見えた19分にはピンチを招くが、キーパー原田(文3)が意地の好セーブ。ピッチに立った全員が誰も手を抜かず、誰も諦めず、身体を張り、闘志を感じさせる戦いを続けた。そして、本当の歓喜の瞬間、タイムアップのブザーが鳴る。それは勝利を、全日本学生優勝を、さらには前人未到の四冠を全員で勝ち取ったことを意味するブザーであった。

「本当にいいチームだった」と原。後半の途中には4年生がそろうシーンもあった。それぞれが自分の役割をこなし、試合に出ることができないメンバーも腐ることなく声を出した。「一緒にやってきた4年生の顔を見て涙がこみあげた」と根本。終了後、メンバーは抱き合って勝利の余韻に浸るとともに別れを惜しんだ。しかしこのチームで成し遂げたことは本当に大きい。根本は続ける。「伝説をつくれた。悔いはない」四冠というこれ以上にない記録を達成した彼女たちの勇姿は永遠にロラホ界に刻まれることとなる。

(10月21日・高橋謙人)



◆コメント◆

「最後はみんなを出して勝ちたいというのを思っていたので、今日の試合みんなを出せてよかったです。自分が引っ張る立場を長くやってきたので、ここを目指して作り上げてきたチームが完成しました、やりきったとは思います。4冠に関しては目標にしてはいたけど、不安もありました。大会を重ねるたびにみんなが成長してくれたので達成できました。うれしい。今日は本当に勝ってよかった」

根本
「前半固くて、攻めあぐねたんですけど、優紀(=原)が決めてくれてよかったです。とにかく後悔して終わりたくなかったので、自分の出せる力を出そうと思いました。4冠は社会人を倒さないと達成できない大きな目標で、自分たちも不安だったが、最後結果に残せて本当に後悔なく引退できます。厳しいことを何度言ってもみんなついてきてくれて結果社会人にも勝てるチームになりました」

岡部(法4)
「本当にうれしい。プレッシャーもあったんですがチームの成長を感じることができて、不安ばかりではありませんでした。やっぱり同期に優紀と佳奈(=根本)がいたのはすごく大きかったです。二人がチームを引っ張ってくれたから、私も自分の役割を探すことができました。4年生がそろったときは感動しました。大舞台でなかなか力を発揮できなくて、申し訳なかったなって思いつつも、みんなの力で満足のいく引退試合になったと思います。悔いなく、完全燃焼することができました」

吉野
「4冠達成は他の4年生の3人や後輩たちのおかげです。最後に試合に出られたのも皆のおかげなので本当に感謝したい。ピッチに立った時は最後という緊張感がすごかったんですが、できることはやろうと思って出ました。チャンスで決められなかったりとか不甲斐ないところもあったんですがやり切ったという感じです。ベンチでは声で盛り上げることを普段から意識してました。ローラーホッケーはあま大学生活の全て。とても有意義な時間が過ごせました」

山口
「優勝してうれしいの一言。試合では敵のキーマンに自由な動きをさせないこと、あえて攻めさせて、カウンターを狙うことを意識しました。4年生は仲間でもあり、ライバルでもあり、本当にお互いでお互いを高め合うことができました。本当に伝説に残る代だと思います。次期キャプテンということで優紀さんのようなチームのことを想えるキャプテンになりたい。名に恥じないようなチームをつくっていきたいです」
原田
「本当に4年生を優勝という形で送り出せてうれしい。チームの流れはいいなって思ってました。みんなリラックスしてたのかなと。今の4年生とは長い間一緒にプレーしていて、長くやっていたので寂しいですね。(今後は)4冠ということでプレッシャーは大きいんですが、それに恥じないようなチームをつくっていきたいです。4年生には本当に感謝しかない。次からは今までよりもディフェンスが弱くなってシュートが多く飛んでくると思います。そこを止めて、みんなが安心して攻められるようしていきたい」
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