2014/10/20

野球部


56年ぶりの開幕6連勝!

◆平成26年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆
10月12日 対東大2回戦 明治神宮野球場

2回戦

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1

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3

(立)○藤田、川端-鈴木
(東)吉川、三木、●宮台、辰亥、石上-喜入

1回戦では4-2と東大相手に辛くも勝利した立大。30季ぶりの優勝のために、一試合たりとも気が抜けない。絶対に落とせない2回戦は、序盤こそ苦しんだものの終盤に得点を重ねた立大が勝利。56年ぶりの開幕6連勝を飾った。

立大の先発マウンドに上がったのは藤田(営1=県岐阜商)。1年生ながら、ここまで2勝を挙げている実力者だ。しかし、その藤田の立ち上がりに東大の主砲が襲い掛かった。1回の裏、2死二塁から有井(4年)に2点本塁打を浴び、先制を許してしまう。
本塁打を放った後、次打者とハイタッチを交わす我如古
すぐさま反撃したい立大打線だったが、相手先発・吉川(2年)の前に3回まで無安打と打線が沈黙。だが、主将の一振りが球場の雰囲気を変えた。四回表、我如古(営4=興南)が2球目を左翼席に叩き込み、今季第1号のソロ本塁打を放つ。傾きかけていた試合の流れを引き戻した。田中和(法2=西南学院)も同点打となる本塁打で我如古に続く。次打者の藤田は自らの中前安打で、吉川をマウンドから引きずり下ろした。
打線の援護を受けた藤田は、主将・我如古の「どんどんテンポよく、お前らしく投げろ」という言葉で気持ちを切り替え、6回まで連打を許さず無失点に抑える。このまま一気に得点を重ねたい立大。7回に代打で登場した山根(営1=浦和学院)が内野安打で出塁すると、大城(コ3=興南)が初球をセンターに弾き返し初の連打となる。相手の失策もあり1死一、三塁となり、暴投で三塁走者が生還し勝ち越しに成功。さらに佐藤拓(コ2=浦和学院)が左中間への適時二塁打でさらに1点を追加。佐藤拓は、「今までずっと打てなくて、ほかの野手に助けてもらう試合が多かったので、打ててよかった」と振り返った。
7回裏からは川端(済4=沼田)が登板。1点差に詰め寄られるも、9回表は二塁打を放ち自らチャンスメーク。相手の失策で出塁した大城が盗塁を決め、無死二、三塁と好機を広げる。続く酒井田(営3=県岐阜商)のスクイズで、二塁走者の大城まで一気に生還し6-3。大城はこの日2盗塁を決め、足でチームに貢献した。最後は川端がフォークを決め球に圧巻の三者連続三振を奪い、試合終了。東大から勝ち点を奪った。

明大が1敗し、単独首位に立った立大。早くも今週末には優勝の可能性も見えてきた。開幕6連勝と好調を維持し続けているが、選手たちの姿勢は謙虚だ。「特別なことはしていない。さらにいい報告が出来るように、これで終わらずに続けていきたい」と我如古。努力を続ける彼らの前には、優勝の栄冠が待っている。

(10月15日・島﨑まりん)

◆コメント◆
#10 我如古
―56年振りの開幕6連勝について
そこまで時間かかったというのはやっぱりOBの方々の応援もありますし、自分たちがこの一年間やってきたものがそれに重なったのかなと。さらにいい報告が出来るように、これで終わらずに続けていきたいと思います。
―その要因、秘訣といったものは
チーム全体で徹底していることだったり、誰でもできることを突き詰めて皆が実践していることがこういった試合にも出てるのかなと思います。特別なことはしていないです。1つになってやるってことです。
―8回の送球のエラーについて
送球が今ちょっと自分の中で課題があって。(丁寧にいこうとしてかえって?)そうですね。(余裕が?)そうですね。ちょっと余裕持ちすぎる癖があるので、修正したいです。
―その後の低いライナーは?
普通のライナーでした。
―東大戦は負けちゃいけないという意識があるから厳しい?
そうですね、ちょっと違いますね。4年間やってきてやっぱりレベルも本当上がってきてますし。これからはどのチームとも気が抜けないような戦いも続きますし、今まで通りに。
―去年は取りこぼした感があったが
去年出た課題は一球で泣いたということなので。その、一球でというところを中心にして、一球で試合を決めることだったり、一球を大事にしたり、それで勝利に結びつけるプレーが出てるのかなと思います。

#21 川端
―今日の投球の振り返り
ボール自体はそんなに良くなかったんですけど、フォアボールを出さないことを目標に、一人一人投げていきました。
―変化球がいいように見えましたが
そうですね。カットボールに各バッターが対応できていなかったので、それでカウントを整えて、最後は決め球のフォークで三振を奪うことができましたね。いいところに決まっていたと思います。
―9回には貴重な二塁打
前の回にミスをしていたので、ミスを取り返そうと思いきってスイングしたことが、いい結果につながったのだと思います。
―勝ち点が3になりました、チームの状態は
6連勝となって、チームの状態はいいです。ただ開幕から優勝だけ考えてやってきているので、今後も気を引き締めていくところは変わらないです。残りの2カードがやはり重要になってくるので、チームとしても同じ目標に向かってやっていければと思います。
―来週の早大戦に向けて
まて投げる機会が来週にあると思うので、今日みたいなミスをしないように、またもっとバッターに向かっていけるような投球を心がけたいと思います。

#7 佐藤拓
―今日の試合を振り返って
今日はなかなか自分たちのペースで野球をさせてもらってなかったので、苦しい展開が続いたんですけど、そこを粘って、チームで、最初先制されたんですけどおいついてからまた逆転できたんで。まぁ、内容はそんなによくなかったんですけど、勝てたことは大きいかなと思います。
―チームの雰囲気は?
そうですね、昨日もなかなかいいゲームができなかったんで、今日は切り替えてやろうって臨んだんですけど、あまり今日もできなかったんで、そこは反省点だと思います。
―七回はどんな思いで打席に?
今までずっと打てなくて、ほかの野手に助けてもらう試合が多かったんで、ああいうチャンスが回ってきたので、こういうときに今まで打ってない分自分が返そうかなって。打ててよかったです。
―相手ピッチャーは球が荒れ気味だった?
そうですね、あんまりコーナーに投げ分けられるようなピッチャーではなかったので、ストライクとボールがはっきりしてたんで、ストライクが来たらもう思いっきり打とうと思って打ちました。
―開幕6連勝をどう思うか
連勝は意識せずに一戦一戦戦って、勝ち点5を取れればいいと思います。連勝にこだわらずに、がんばっていきたいと思います。
―早大戦への意気込み
そうですね、手強い相手になると思うので、自分たちの野球をして、勝てればいいと思います。

#16 藤田
―ホームランを打たれたときはどんな感じだったか?
やっちゃったーという感じで、でもその後切り替えてここからズルズルいったらチームの雰囲気も悪くなると思ったので、自分がここから流れを良くするためにテンポを良くしようというのを心がけました。
―気持ちを切り替えられた要因は?
キャプテンの我如古さんにこの次からが大事だから、どんどんテンポよく投げて、お前らしく投げろって言われてそこから気持ち的に切り替えて投げることができました。
―1年生でこれで3勝目ということについて
自分の中で1回、1回が勝負だと思ってるんで、その積み重ねが3勝にむすびついてるのかなと思うんですけど、その中でもしっかり打線がつながってくれて、で自分に勝ち星がついてるだけなんで、そういうところでは慢心せずに次の試合ももっと気持ちを引き締めて投げたいと思います。
―投げる度に落ちついて投げているように見えるが
試合前は緊張するんですけど、試合に入ればこっちのもんかなと思っていて、いつも通りっていうのを心がけてますね。
―開幕6連勝について
自分の中でそんなに意識はしなかったんですけど、1試合、1試合の積み重ねが6連勝につながっているので、この気持ちを乱さずに次の早稲田戦にのぞみたいと思います。
―早稲田戦の意気込み
次も1回、1回気持ちを込めて投げて、そこで勝利をモノにできたらと思います。

 
立大メンバー表
10我如古興南20酒井田県岐阜商
11井上横須賀6小尾大垣日大
15小林昌佐久長聖1大城興南
18澤田圭大阪桐蔭14熊谷仙台育英
13田村報徳学園4伊地知輝東海大相模
16藤田県岐阜商8岩月中京大中京
2浅田報徳学園3岡部帝京
12鈴木日大三28秋山関東一
27松本丸亀7佐藤拓浦和学院
21川端沼田26田中和西南学院
25寺田神戸国際大付9豊村東農大二
29中村圭東邦大東邦23山根浦和学院
5安田桐蔭学園
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