2014/11/07

ラグビー部


接戦、惜しくも

◆第36回関東大学ジュニア選手権大会◆
10月26日 対立正大 立正大学グラウンド
秋ながら強い日差しの差す、絶好のラグビー日和の中行われたジュニア選手権。今日を含め、この大会を残り2試合とする立大ラグビー部。対するは春季大会で敗北を喫している相手、立正大学だ。最後の試合に向けてここは何としても勝っておきたい。試合前のアップでは、そんな状況にも絶対に勝つという迫力を感じさせられた。勝って次の試合につなげたい思いの下、立大のキックオフでゲームが始まった。

終始、相手を翻弄するプレーを見せた加藤
立ち上がりは敵陣に攻め入るも相手のディフェンスに押し戻され、なかなか攻撃をさせてもらえない。そんな中、ディフェンスラインがなかなか安定しない立大は3分、6分と立て続けにトライを献上してしまう。しかし主導権は渡さない。12分、FBに入った加藤(コ3)が後方から活躍が光る。相手キックからボールを受けると、中央突破。独特なステップから相手を抜き去り、ビックゲインを見せた。そこから相手のディフェンスラインを崩しボールを回すと、最後も攻撃の起点をつくったFB加藤が外から回って右サイドにトライ。上向きの流れのまま、続く29分にもチャンスが訪れる。PR柳(済1)、PR玉川(文1)が体を張っていいアタックを見せると、この試合終始キックで相手を翻弄したFL加藤がそのキックでチャンスメイク。そこからラインアウトモールを形成すると、スクラム、モールともにこの試合優位に立っていた立大FWが力を見せ、じわじわとゲイン。最後は抜け出したLO大熊(営2)が押し込んでトライ。スコアを14-10とし、逆転で試合を盛り立てる。しかしその後ラインアウトのミスなどから、相手にボールが渡ると立て続けにトライを奪われ、リードを死守できない。そのまま重い雰囲気で後半へと折り返してしまう。

キレのあるアタックを見せた松下
だが前半終盤のトライで逆転を許したものの、アタッキングラグビーは止めない。開始3分、左サイドラインアウトからHO森將(観1)、PR柳のFW陣がスピードに乗る当たりを見せると、BKに展開。最後は崩れたディフェンスラインの間を抜いたSO出浦(観1)が中央に豪快なトライを見せる。しかしその後は我慢の時間が続く。相手のFW陣のサイズにも押され中盤で2トライを奪われる。万事休すかと思われたが、立大はあきらめない。32分、SO出浦の献身的なタックルで相手のチャンスを防ぐと、右サイドゴール前ラインアウトのチャンスを獲得。FWのゴール前でのアタックで好機を作ると、最後は中央からボールを受けたWTB松下(済1)がタックルをかわし中央にトライ。しかし追い上げ惜しくもここまで。最終スコア26-36の僅差で惜しくもノーサイド。あともう少しという結果に悔しさをにじませた。

結果としては負けてしまったが、アタッキングラグビーを象徴する鋭い当たりや、グラウンドを広く使う組み立てなど、随所に光るプレーを見せた立大。結果以上に内容が伴った試合だったはずだ。ジュニア選手権は残すところ1試合。今日はそこへとつながる試合運びを見せられたのではないだろうか。最後となる次戦を勝利で飾り、この大会を満足のいくものだったといえるように終えてほしいものである。

(11月6日・加藤崇兵)

◆コメント◆
鈴木拓郎(現4)
――FW陣は前に出てDFすることを意識していた?
そうですね。ディフェンスもオフェンスもずっとやってきたことで、FWが前に出てタックルが前で止められていたので良かったのですが、その分ペナルティが多くて、自分達がそのペナルティで苦しんだという部分はありました。
――前半2トライ取られたあと、いい形で1トライ。その後どのようなことを話していた?
あのアタック(立大の1トライ目)も自分達がやっている形で点数が取れて、それを継続してゲインラインのところを進めていけばいい形で点数が取れるということで継続してやっていこうという話と、どういう動きをするかという詳細確認をやっていました。
――あと10点追いつけなかった要因は?
ペナルティですね。せっかく自分達のプレーでどんどん前に出てるのに、ペナルティで一気に返されてということの繰り返しでした。結局そこがなければ、相手の懐の深いところまで攻められていたプレーが何回もあって、そのまま攻められ続けて点数を取れたと思うので、ペナルティの多さが敗因ですね。

加藤雅大
――試合を振り返ってみて
絶対に勝つ、そんな気持ちで臨んだ試合だったんですが、いい試合をしても勝たなきゃ意味がない、そこは悔いが残ると思います。
――BKの試合の組み立ては?
まあ今日は全体的にはタテにタテに行くっていうことを意識して、そこを相手が意識してきたところで裏に出て外に回すっていう感じです。
――終始キックで敵陣を攻めていましたが意識していたことは?
まあ個人的には成功率100%の気持ちで常に蹴っていたのですが、実際そうはいかなかったのでそこは練習で詰めていきます。

松下隼也
――試合の感想は?
ギリギリの試合で、勝てる試合だったんですけどミスが多く負けてしまったって感じです。
――今日の具体的な課題は?
足が遅くて、1対1の場面で決めきれないのでそこを直していきたいです。
――後半の2本目にトライで意識した所はありますか?
試合の終盤だったので、キックが決めやすいように内側から入っていくように意識しました。
――次戦の抱負
もうシーズンも終盤なので怪我しないように、やっていきたいと思います。
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