2014/11/13

野球部


あと一勝

◆平成26年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆
10月26日 対明大二回戦 明治神宮野球場


2回戦

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(明)上原、齊藤、柳、山崎―坂本
(立)川端、小林昌、井上祐―鈴木

初戦を制し、勢いに乗る立大。15年ぶりの優勝の瞬間に立ち会おうと大観衆が神宮に集った。「いつも通り」の野球で勝利を収め、優勝を決めたい試合であった。しかし、先手を打たれる緊迫戦で引き分け、歓喜の時はお預けとなった。

先発は川端(済4=沼田)。2012年秋以来、待望の登板に観客から拍手喝采、注目を集める。そんな川端だが、初回から走者を背負う苦しい展開となる。テンポ良く二死を奪うものの、高山(明大)に右前二塁打で突破口を開かれる。その後、四死や安打などで走者生還。一気に0-2と突き放される。
ソロ本塁打でチームを活気づけた寺田
 回を重ねるごとに調子を上げる川端。5回では、打者としてもチームを盛り立てる。初球を捉え、左中間を抜ける二塁打で出塁。続く鈴木(コ3=日大三)は的確に犠打で送り、一死三塁と好機を広げる。しかし、ここは、先発の上原(明大)に抑えられる。後半、6回表では、岡部が守備で見せる。中前に飛んだ低い打球を好捕。「一球のために、を意識して練習してきた」成果をこの大舞台で発揮し、観客を湧かす。先行しているのは明大だが、スタンドの声援の力もあり、終始流れは立大にあった。

 試合が再び動いたのは8回。試合終盤で立大の打線がつながる。1番・大城(コ3=興南)の左前安打で同点の走者が出る。次打者は、代打で起用された安田(済4=桐蔭学園)。ここは走者を進めるために丁寧な犠打で送る。すると、一塁手の失策で自らも生還。四死球にも助けられ、無死満塁のこれ以上ないチャンスが生まれる。ここで打席には、主将・我如古(営4=興南)が犠飛を放ち、2-2とし、試合を振り出しに戻した。川端は、初回に連打を浴びた他は要所を締め、先発の役割を果たす。9回からは後輩にマウンドを預ける。
調子を上げ、好投する川端
 両者譲らず、延長戦に突入。11回裏、先頭打者が四死を選び、後続の犠打で走者を得点圏に進める。代打・伊地知(コ4=東海大相模)の内野安打によってサヨナラの走者は三塁を踏む。しかし、次打者が三振に倒れ、これを生かせない。この後も試合は動かず、2-2の同点で試合終了。

 目前に迫った優勝まであと一勝。しかし、その一勝が最も難しいものである。同時にそれは選手含め誰もが望むもの。気持ち的にも勝敗的にも有利に立っているのは立大である。「強い気持ちを持って」再び優勝を掴みに行く。
(11月12日・荒木地真奈)




◆コメント◆
#10 主将・我如古盛次
-同点の犠牲フライ
個人的にはホットしてます。明日の試合に思いっきりぶつかっていけると思うので。
-明治の気迫を感じた?
向こうも負けられない戦いで、気持ちは同じだと思うので。そこでやっぱり最後まで集中力あるチームが勝つと思うので。やってきたことをしっかり出して、相手に負けないように。向かっていくだけなので。
-延長には岡部君のいいプレーも出ましたね。チームの雰囲気とかは
元々「一球のために」っていうスローガン掲げてこの一年間やってきてるんで。また最後にああいう形でいいプレーが出たんで、またチームも変わると思うんで。まあ今日の試合は明日につながる良い試合だったなと思います。
-プレッシャーみたいなのはやってて感じた?
みんなあんまりプレッシャーみたいなのは感じていなくて、いつも通りの雰囲気でやり過ぎているんで。もっと監督はちょっと「固くなっていいぞ」と言ってるんですけど。そういうちょうどいい所をしっかり掴んで、みんなに声かければいいかなと思うんで。
-異様な雰囲気でしたが
あんなに沢山の応援団が来てくれて。心強いというか、1つまたみんなも優勝望んでるんだなと言う気持ち伝わってきたんで、勝ちたかったんですけど。まあでも同点で終われたということは1つ、チームの評価できることだと思うんで。明日に全部持っていきたいなと思います。
-チャンスで結構回ってきましたね
初回特にあの、一番打ってれば楽な展開に持ってけたと思うんで。そこを明日はしっかり回ってきたときにもっと気持ち入れて振っていきたいなと思います。
-ハイサイは耳に入ってきますか
昨日ちょっと少なかったんで、もっと多くしてくれという風に頼んだんで。それが上手く流れたんで。やっぱりモチベーションというか気持ちは高ぶりました。
-明日へ向けて
もうそこまできたら優勝しかないんで。チームもいい状態にまとまってますし、明日で決めたいと思います。
#21 川端大翔
―(先発を)言われたときは率直にどう思ったか
こういう舞台で投げれるので投げてやろうって気持ちで。
―8回までどうだったか
最初にばたついてけっこうチームに迷惑かけちゃったんで、中盤からは攻撃につながるようにどんどんストライク先行で行こうと思って投げました。
―チームが負けなかったのが大きいが明日は
また澤田中心の展開になってくると思うんですけど、しっかりそこは今日みたいな展開もあると思うのでいつでも行けるように全員で勝ちに行きます。

#25寺田陽光
―試合を振り返って
そんなに簡単には勝たせてくれないなと思ってたので、チーム全員挑戦者という気持ちを忘れずに向かっていった結果、最後も4年生の岡部さんがすごいプレー出してくれたのでまた明日に繋がる試合だったなと思いますね。
―11、12回について
チームの状況は、もうずっと4年生が引っ張ってくれているので、自分達は信じてやるだけでしたね。
―4回のホームランは
結構こっちが抑えられていたので、なにがなんでも塁に出ようという気持ちで打席に入りました。
―先発が川端さんだったが
立ち上がりはちょっと、あんまり上手く行ってなかったですけど、全然焦りとかはなくて、後々良くなってくるピッチャーなので。川端さんはナイスピッチングだったと思います。
―明日に向けて
明日はもう総力戦になるので、もうなにがなんでも、でも緊張せずにいい準備をしていきたいと思います。
#3岡部道織
―バックホームは明日に繋がるプレーだったと思うが
結局、あそこで1点入ってしまえば僕たちが負けてた試合だったと思うので、そこは意識してました。
―低い打球が来ていたが、どうやって返球しようとか考えていた?
僕は肩弱いので、とにかくコースだけをそらさずに低めに投げようとしていました。練習通り出来たと思います。
―守備での成長は感じるか?
監督さんが、すごく大事にしている一球のために、を意識して練習をしてきたので、ここの大舞台であの打球を仕留められたのは非常に大きいかなと思います。
―打席では少し悔いが残った?
僕が打てばきっと勝ってた試合なんですけど、貢献できなかった分守備で貢献できたと思ってるので。ここまできたのも開き直ってというのもあるので、またやっていきたいです。
―明日に向けて
今日負けなかったというのは非常に大きいと思うので、僕たち立教大学の方がまだ有利な状態に立っているので、そこは強い気持ちを持ってまた明日頑張っていきたいと思います。

 
立大メンバー表
10我如古興南20酒井田県岐阜商
11井上横須賀6小尾大垣日大
15小林昌佐久長聖1大城興南
18澤田圭大阪桐蔭14熊谷仙台育英
13田村報徳学園4伊地知輝東海大相模
16藤田県岐阜商8岩月中京大中京
2浅田報徳学園3岡部帝京
12鈴木日大三28秋山関東一
27松本丸亀7佐藤拓浦和学院
21川端沼田26田中和西南学院
25寺田神戸国際大付9豊村東農大二
29中村圭東邦大東邦23山根浦和学院
5安田桐蔭学園
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