2014/12/10

陸上競技部


難コースに挑む

◆第1回日光いろは坂女子駅伝大会◆
11月30日 日光だいや川公園 ~ 日光二荒山神社中宮祠
栃木県日光市で行われた今大会。関東の大学を中心に全14チームが出場した。コースは全長23.4キロの6区間で争われ、選手たちは標高差875メートルを一気に駆け上がる。加えてゴール地点の標高は1200メートルに達し、酸素も薄い。1、2年生を中心にこの難コースに挑む立大は苦戦が予想されたが、後半に巻き返し、8位でフィニッシュ。監督も納得のまずまずの結果となった。

藤ノ木へと襷をつなぐ藤森
1区を任されたのは1年生の渡邉(理1)。「少しでもついていけるように」と序盤から積極的な走りを見せる。その後、中盤に失速し後方集団に吸収されるものの、何とか粘りを見せ9位で襷をつないだ。続く2区を務めたのは田巻(コ2)。最長区間であることを頭に入れ、落ち着いてレースを展開する。しかし、「下りがあったことを良く分かっていなかった」と不完全燃焼に終わってしまい、順位を一つ下げる。3区は村上(理2)。一つ順位を落とすものの、ラスト1キロの厳しい坂を上り切り、後半の4年生へとつないだ。


ゴールへと駆ける本山

4区・5区はこの駅伝最大の難所であるいろは坂が待ち受ける。厳しい上り坂と連続する急カーブが選手たちの体力を奪っていく。まずは4区・藤森(営4)がいろは坂に挑む。引退後、練習から離れていたものの、何とか坂を上り切る。続く5区は藤ノ木(文4)。「いつもよりは抑え気味で走ろうと思って」と上り坂を意識し、後半に余力を残した。このレース展開が成功し、藤ノ木は区間3位の快走。順位を二つ上げアンカーに襷をつなぐ。最終6区は本山(コ1)。前に走る選手を視界にとらえてのスタートとなった。それでも、焦らず自分のペースを守った本山。すると、ゴールまでラスト1キロの場面で前方の選手が失速。ラストスパートで相手を振り切り、一つ順位を上げ全体8位でフィニッシュした。

最初から最後まで上り坂の厳しいコースだったが、選手たちは「来年も走りたい」と振り返る。それぞれがこの難コースを走破した自信を胸に、来シーズンの飛躍につなげていくことだろう。そして、1年後またこの日光の地で、彼女たちの成長した姿を見せてもらいたい。
(12月5日・柏本晴也)

◆コメント◆
1区・渡邉聖菜
―1区を走るにあたってどんな意気込みを持って走りましたか?
途中の4区とか5区は坂だったのでたぶん大きな順位変動はないと思っていて、だから1区である程度決まってくるなっていうのがあったので、私でひとつでも前の順位で襷を渡そうっていう意気込みで走っていました。あとまあ周りは確実に速い人が多かったので、少しでもついていけるように、って思っていました。

2区・田巻彩
―女子の長距離を引っ張る立場として、やっていきたいことや目標は
3年生がいない分下級生中心になるので、その分年齢も近く人数も少ないので言い合えることは言い合って、関東駅伝で今年達成できなかった杜の都に少しでも近づけるように、まずは1、2年生全員で力をつけていけるように頑張ります。

3区・村上祐里
―第1回目のいろは坂駅伝に参加することはどう思いますか
こんな上りのコースが初めてなので、大丈夫かなっていう不安がありましたが、何とかなるんだなって思いました。
―全体的な感想
見た目以上に走るのがほんと辛くって、走った後のダメージが強かったんですけど、達成感というか、力を出し切ったなっていう感じはあります。

4区・藤森彩
―この大会に向けての気持ちは
駅伝が終わって引退していたので全然練習をしていなかったです。ほんと、後輩のために襷をつなごうって感じでいました。
―8位という結果は
チームとしては良かったと思います。本当に急遽出場したので、この大会で正式に引退します。

5区・藤ノ木詩織
―とにかく登りでしたよね
カーブばっかりだったので、曲がっても曲がっても登ってみたいな感じだったので、あんまり考えないようにして、とにかく走ろうという感じで走っていました。
―区間では3位でしたが
この間の9月の駅伝(関東大学女子駅伝)で引退して1か月全く練習してなくて、急遽この駅伝を走ることになって3週間前くらいから練習をし始めての3位だったので、まあまあなのかなと思います。

6区・本山桃子
―襷を受け取った時の気持ち
襷をもらってスタートした時は(前の人が)意外と近くにいたので、それでもう、まあ最初は抜かせるか分からなかったんですけど、絶対に抜かしてやろうという気持ちで前の人を目標にして走って、そしたら前の人が落ちてくるのが分かったんで、これは行くしかないと思っていきました。
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