2014/12/12

スケート部フィギュア部門


全選手そろってインカレへ

◆第8回東日本学生フィギュアスケート選手権大会◆
10月18日・19日 東大和スケートセンター
1月に、4年生にとって最後の公式戦となるインカレが行われる。大舞台への出場枠をかけ、東日本で争奪戦の火蓋が切られた。立大からは1日目に女子Cクラスで下川(文4)、廣川(観1)、女子Bクラスで青野(社1)、2日目に女子Aクラスで梅林(営4)が出場。個人・団体ともに準優勝という結果になったが、出場した全選手がインカレへの出場決定を決めた。

笑顔で滑り抜ける下川
1日目、立大の先陣を切ったのは廣川。今年の春に競技を引退した中村(営4)に振付をしてもらった新しいプログラム、ロミオとジュリエットを披露した。冒頭からジャンプを成功させ安定した演技を見せたが、終盤のコンビネーションスピンで回転が足りず、「ジャンプよりスピンのほうで精彩を欠いてしまった」と振り返った。しかし、母の手作りという青い衣装でジュリエットを表現しきった。
次に登場したのは、前回の女王、下川。「2連覇したい」という思いを胸に、序盤からダブルジャンプを二つ決め、片手を挙げてのジャンプなど圧巻の演技を見せる。しかし、その後のスピンでまさかのミス。「ジャンプが決まってホッとして気が緩んでしまった」と試合後悔しさをにじませた。結果は、廣川が11位、下川が2位と2人ともインカレ出場権を獲得。下川と1位との点差は僅か0.18点。団体でも、選手層の厚い慶大に敗れ、2位という結果に。インカレでの逆転も狙う。
楽しそうに演技をする青野
続いて、女子Bクラス。今大会で1番出場者数が多く、大混戦が予想された。その中で期待のホープ青野がオードリー・ヘップバーンに扮し、生き生きと滑りきった。流れるような音楽にのせ、ジャンプを次々と決めていく。あまり得意ではないというスピンも、きれいなポジションを魅せ優雅にこなした。ノーミスの演技でまとめあげ笑顔も見えたが、「ダブルジャンプを入れてノーミスしたかった」と向上心も見せた。得点は56.74点と、春の大会から大きな成長を見せ、見事2位という結果でインカレ出場を決めた。

華麗なステップを見せる梅林
 翌日行われた女子Aクラス。強豪ぞろいの中に主将の梅林が登場した。昨シーズンからプログラムは変えず、滑り慣れた曲に乗って優雅な演技を見せる。鍵となるダブルアクセルを成功させると、そのまま波に乗る。大技の3回転ジャンプは手をついたものの成功。試合続きの中でもまとまった演技を見せた。点数は回転不足が響き60.48点で14位。インカレ出場を決めた。4年連続での出場となるインカレでの目標はショートプログラムの予選を勝ち抜きフリースケーティングに進むこと。最後のインカレで、主将の華麗ながらも力強い演技に期待したい。

大会を終え、立大からは4人の選手がインカレ出場を決めた。今大会に出場した選手全員が全国へと駒を進める形だ。さらに予選はなかったものの、川島(済4)もブロンズの級を手にし、アイスダンスでインカレに出場する。これでインカレに出場する立大選手は5人。初出場の選手と最後の出場になる選手、それぞれの思いを胸に大舞台へ臨む。冬の釧路で熱戦が見られるに違いない。
(10月25日・野沢香帆)


◆コメント◆
廣川優音
――調子はいかがでしたか
調子自体はあまり悪くなかったのですが、スピンで失敗してしまいました。練習していたのもかかわらずいざ本番になると上手く回転が入らなくなってしまいました。最後のコンビネーションスピンでは回転が足りなくてキックアウトになってしまったりして、スピンで精彩を欠いたと反省しています。
――新プログラムについて
中村先輩に振付をしていただきました。赤村先輩は表現が素晴らしい選手なので、それをいかに取り込んで自分の表現にできるかっていうところを、先輩の手や目線の動きすべてを真似して取り込んで、その中で自分のロミオとジュリエットを表現するということがこの曲の目標です。衣装は全部母が手作りしてくれました。金銭面に余裕がない中で自分にできることを最大限やるというときに、周りの方の協力が本当にありがたくて。いろんな人に支えられながらここまで来れたなって思ってます。
――インカレに向けた目標
ダブルジャンプを東インカレに向けて練習してたのですが、精度の問題で跳ばなかったのですが、いずれは跳びたい技なので。跳べるかどうかはわからないのですが練習を続けたいです。それとスピンをもう一度基礎から見直したいです。

下川麻里奈
――今日の演技は完璧だったと思うのですが、調子はいかがでしたか
どうしてもループがクリーンで跳べなかったので、初めての試みで昔から跳べなかったダブルトウループを試合で跳んだんですけど、練習では単発で跳べても曲に合わせるとできなかったりして、昨日まで跳ぶか跳ばないか迷っていました。気持ちだけで回ったら跳べて。調子はずっと足も体もよくて、久しぶりに怪我とかもなかったです。気持ちは練習していたから落ち着いていて、自信を持って滑れたので良かったなって。
――インカレ出場や1位のプレッシャーはありましたか
インカレに関しては予選の心配はしていなくて、目指すは優勝でした。自分の中で調整不足などの気のゆるみがあったのかと思います。普通にやれれば届く距離だったので余計に。
――調子が良くてもすべての技を通しで成功させるのは難しいですか
難しいなって今日すごく痛感しました。失敗した後は滑りながら「気を抜いてたな」って思いました。
――インカレに対して、技術面での目標はありますか
OBさんから繋ぎの部分で踊れてないって言われちゃったから、エレメントに集中しすぎなんです。最後の試合だから後悔しないようにそこの部分もやっていきます。ジャンプは、勝ちに行きたいから変えないかな。自分が思い描いてる演技は交流戦でやって、タイトルはタイトルで取りにいこうかと思います。

青野満梨香
――演技前の練習でも笑顔が見えたのであまり緊張していないのかな?とおもったのですが
緊張はしてたんですけど、いつもの調子でやろうと思っていたので大丈夫でした。
――春関から成長したと思う点は
春の大会では失敗が多くて成功した技のほうが少なかったくらいなので、ジャンプを全部降りられるところまで自分を持って行けたのが成長したと思う点です。
――プログラムへのこだわりは
オードリー・ヘップバーンが大好きなので少しでも近づけるように、表現したいなって思って滑ってます。

梅林暁乃
――調子はいかがでしたか?
先週東京ブロックがあって、フリーが練習はすごい調子が良かったのに本番で全然ジャンプが入らなくて。1週間後にこの試合だったので、絶対にジャンプをはめようと思って臨んだ試合で、サルコウは惜しかったんですけどその他は全部はまったので気持ちとしては気持ちよかったです。
――去年から演技構成は変わっていますか?
ルールが変わったのでジャンプの内容が変わったくらいで、あとは変えてないです。使い慣れた曲なので、緊張することもなく滑れるかなと思います。
――4回目のインカレに向けた目標
今まで3回出ていて、全部ショートで落ちてしまってフリーを滑ったことがないので、最後の年こそショートを通過してフリーも滑りたいと思います。
――インカレに向けて練習したいこと
アクセルを練習してもっと確率を上げて、絶対に入るようにしたいです。
Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.