2014/12/22

馬術部


初冬の馬事公苑で奮戦

◆第52回関東学生馬術女子競技大会◆
12月6日~7日 JRA馬事公苑
 初冬の晴れ渡った寒空の下、広大な馬事公苑のフィールドを立大馬術部が駆け抜けた。今回は馬場馬術競技、障害飛越競技の2種目が執り行われ、2日目の障害飛越では浦野(法2)が4位入賞を果たす好成績。他の選手も思い思いの心持ちで試合に臨み充実した2日間となった。

 1日目の馬場馬術競技には高橋(法3)、浦野(法2)、岡部(文2)が出場。岡部、高橋の両選手はそれぞれ24位、46位と順位を落としてしまうも、この種目でインカレ出場経験のある浦野が聖芳号と息の合った演技をみせ13位と健闘した。

 2日目の障害飛越競技には石栗(済3)、平澤(現3)、浦野そして岡部の4名が出場した。この日最初に登場したのは立大のエース・石栗。彼女自身、コンビを組んで1年目の聖凛号により慣れるための位置づけとした今大会。67.58秒とまずまずのタイムで完走するも、2つの障害を落とし総減点8。最終順位22位で終えた。続いて出走したのは平澤。前半は聖麗号との息の合った騎乗を見せ、高ペースで障害をテンポ良く飛び越える。しかし後半で計3つの障害を落としてしまい総減点12でフィニッシュ。タイムこそ70秒を切る好タイムだっただけに悔しさの残る結果となった。
立大勢不調の中、3番手で登場したのは浦野だ。「経験があって引っ張ってくれる馬」と語る聖秀号を信頼し、抜群の安定感で次々と障害をクリアして行く。1つの障害も落とすことなくゴールし、上位決定戦のジャンプオフへの出場権を獲得した。最後に登場した岡部は、惜しくも最初の障害で聖雄号が2回反抗、失権してしまった。

 全選手が1走目を終え、迎えたジャンプオフ。1走目で減点ゼロの選手のみが出走できる。立大からは浦野が出場。「攻める走りを意識した」。1走目とはコースが変わるジャンプオフ。しかし浦野と聖秀号は臆することなく障害に挑み、きついカーブが目立つ中でも最短のコース取りでテンポの良い騎乗を披露。このジャンプオフでも1つの障害も落とすことなく、総減点0の39.4秒の好タイム。実力者揃いの中で健闘し個人4位入賞を果たした。この結果に浦野は、「素直にうれしい」と笑みを見せた。
 多くの選手にとって、今年最後の大きな試合となった今大会。浦野の好成績を始め、全選手が全力で臨みそれぞれの課題を見つけた。エースの石栗は今月末に全日本選手権を控えるなど、もう各選手次の舞台に向けての戦いは始まっている。この経験を糧に、立大馬術部は更なる飛躍を目指す。
(12月16日・唐澤大)

◆コメント◆
浦野ひかり(法2)
「初めてのコンビの馬とだったのでどうなるか分からないというのがありましたが、凄く経験のある馬で、本当に助けられました。私自身は本番になるとテンパってしまって上手くいかないことだらけでした。まさか障害でジャンプオフに残れるとは思っていなかったので4位という結果に関しては凄く驚いてますけど、うれしいですね。今日は本当に馬に任せようっていう意識でした。障害に向かってすごく積極的に向かって行ってくれていたので、それを邪魔しないようにというかしっかりついて行こうという意識で乗ってました。今までは馬場馬術を中心にやっていて、障害の試合に出場するのは本当に久しぶりで。これからは障害でもしっかり結果を残して、みんなを引っ張っていけるような選手になりたいなと思います。」
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