2015/01/15

自転車競技部


あと一歩、望まれる後継者

◆2014年全日本学生RCS第13戦 埼玉県行田市 第2ラウンド◆
1月11日 埼玉県行田市 古代蓮の里 長野・小針地区周回コース

昨年末に始まった行田シリーズの第2ラウンド。普段の行田では考えられない程の穏やかな天候の中で本レースが行われた。田畑の広がるコースのため度々強い向かい風との勝負も見られたが、選手たちは各々の力を存分に発揮した。

自身も納得の走りで入賞を決めた阿部
〇クラス3(2.7㎞×10周)
A組には阿部(済2)と広沢(済1)が出場した。スタートの合図とともに勢いよく始まった本日1発目のレース。阿部は3周目に入り先頭から3番目と好位置につける。広沢も集団の真ん中で必死にペダルを回す。しかし、頻繁にアタックを仕掛ける集団についていくことが出来ず、惜しくも7周目でDNFとなってしまう。先頭がアタックを仕掛け、9周目で先頭と集団に分かれる。阿部はその集団の中央で力走する。ラスト1周中盤で落車が起きるが、阿部はそれを何とか回避し、4位フィニッシュで入賞を果たした。
変わって、B組に出場したのは油井(法3)と大塚(済1)。大塚は先頭、油井は後方につき、レースはゆっくりとスタートした。序盤、大塚は後方集団を気にしながらも先頭をキープし、レースを引く。しかし、エネルギーの消耗が大きかったのか、大塚は悔しくも4周目でDNF。一方、油井は徐々に先頭との距離を詰め、中盤では堂々の走りで集団を引っ張る。終始好位置につき、首位争いに食い込む。終盤、集団のスピードが上がる中でも動じず快走を見せ、6位フィニッシュ。A組の阿部に続き、入賞を決めた。

〇クラス2(2.7㎞×10周)
今回は1グループのみとなったクラスB。前回のレースを13位と、不本意な結果で終えた関谷(観1)は復調の兆しを見せた。序盤から法大勢がレースをコントロールし、飛び出す選手も続出する。集団も2つに分かれ、関谷は後方集団にしがみつこうとするも、一時苦しい展開に。しかし根強く漕ぎ続け、長く伸びる集団の後を追う。周を重ねるごとに前へ進み、6周すぎでアタックをかける。勝負を仕掛けるも、実を結ばずそのまま吸収されてしまう。先頭を独走する選手を除き、固まる集団。最後のストレートに入る直前、再び攻めに出る。ゴールスプリントで順位を上げ、4位でゴール。思うようなレースは出来なかったと話す関谷だったが、立て直しが功を奏し、入賞を果たした。

○クラス1(2.7㎞×10周)
ロードレースランキングで現在3位の高木(理3)。昨年の総合3位を超えるには、相本(法大)と小林(明大)の上位2人に勝利し、少しでもポイントを稼いでおきたいところだ。開始直後から独走を仕掛けてくる選手を他所に、中心集団に留まる。ハイペースで進んでいくクラス1、先頭との差は一時17秒にまで広がるも、徐々に失速する独走者。7周目に入ると、中心集団が吸収し振出しに戻る。その中で河賀(立命大)がトップに出しレースを牽引する。集団は協調し、後ろから刺して逃げを許さない。一つにまとまり、迎えた残り3周。高木や相本らが脚を使い、上位を目指す。大きな逃げとはなっていないため、スプリント勝負が危ぶまれた。決定的な攻めが見られないまま迎えた最終周回、勝負の行方は脚力に委ねられる。結果、現在ランキング2位、高木のランクアップを阻む小林が先頭でゴール。高木は4位でレースを終えた。

ベースアップを見せた入賞者
先送りとなった昇格、まもなく4年生になるエース・高木の後継者の出現が期待される。RCSも終盤に入り、残すレースも3戦となった。立大自転車競技部全体として上向きになっている今、表彰台、そして昇格は時間の問題である。益々熱くなる行田ラウンド、ここでの成長がこの先を大きく左右する。
(1月15日 荒木地真奈・伊藤太一)

◆コメント◆
主将・阿部
今日のレースは、最後4人になるまでの展開としてはかなり自分の中では今までで一番良かったかなとは。レース展開的には人に足を使わせて自分は貯めることができたので、もうほんと最後の直線入るまでは、自分の中では100点だったかなとは思っています。ただラストのところで力の差みたいなので負けてしまったのでそこは今後の課題かなとは思っています。僕は完全にクライマーなので、スプリンターではないのでそこは、僕が今日負けた人たちも普段はトラックやっているようなスプリンターの方々が多かったので、やっぱそういうところで最後負けてしまっているので、その人たちに対してどういう普段の周回の段階からダメージを与えていかないと勝てないんだろうなっていうのは今日改めて思いました。(順位的な目標は)目標はもちろん勝つことなので、1位2位取らないと昇格出来ないので、そこだけだったので、まああと一歩のとこまできて、ここ最近結構ラストのスプリントに絡むような試合が多いんですけど、さらにその中でもよう一歩かなっていうとこですかね。絶対この行田シリーズで上がっておかないと神宮も出れないので、神宮で大学対抗としてやはり出たいので、そういうところも含めてこのシリーズ中に上がりたいなって感じです。最後のあの直線でどうやって勝てるかっていうとこに重きがかかってくるので、あとは、もう今日みたいなレース展開が出来ればまあ結構自分の中でも理想のレース展開だったので、その中でさらに勝つためにはパワートレーニングを続けていくしかないのかなと思います。

高木
今日は中央からも法政からも明治からも、全大学からマークされていて走りにくかったです。特に相本(法大)がずっと後ろにいたので。(やっぱり複数人いたらいたほうがいいか) アシストはいたらいいな、と。もう2人くらい。他大学はどこも2、3人ずついるので。今回の13戦は、油井が6位で、関谷と阿部が4位、みんなあと一歩足りないみたいな状況で。行田のレースは残り2戦あるけど、コース的にはもう慣れたので。あとはスプリント。自分としてもチームとしてもあと一歩という感じですね。今日のレースで自分が足りなかったと思う部分は、スプリント力ですね。スプリントが始まってペースが上がったところからさらにもう一段階ペースが挙げられれば、2位や3位に入れたと思うので。最後の最後に踏み切れるか、というところが今回できなかったので。(残り3戦、目指すのは1位?)1位。でも相本と小林がいるので。最後の神宮とかは得点2倍だし難しいかもしれないけど、最後まで分からないから頑張ります。明日も練習します。後ろとの差は結構離れてるので、もう前2つとの差をいかに詰めるかというところですね。最低でも2位は欲しいところですね。(最後に次戦に向けての抱負)次は再来週かな。次は絶対勝ちます。

油井
今日の調子は、冬休みも練習していたので、それなりに。(前の方で結構走っていたが)ダメっすね、あれ前に出ちゃ。 レースが終わった後に筑波大のOBの方におまえ大人しくしてた方がいいぞみたいなこと言われたので、次はそうします。明らかに無駄走りだから、前で走るな。迷ってるからもう少し思い切って行った方がいいって。 最近、去年の7月くらい前方に出るスタイルにして、まぁちょっと行けるんじゃないかと思って、でもまた訳わかんなくなってきて。でもこれでは駄目だなって思いました。(引退までに何を成し遂げて終わりたいか)クラス2に上がっても今のままじゃインカレでまともに走れないんじゃないかなって。じゃあどうするのかっていうのを考えているところです。別にレースではなくても練習で後輩に付き合うのも1つかもしれないし、それこそ後輩のレース前にお手伝いしたりとか他にもやることはあると思っています。

関谷
今日のレースは一言でいうと辛かったです。最初集団からちぎれて今日は終わったなと思ったんですけど、まあなんとか追いついて結果的には4位入っちゃって。良くはないですけど悪くはなかったです。内容はあまりよくなかったです。(立て直せたのは)集団に入って集団のペースがゆっくりになってなんとか自分のペースというか落ち着いて考えて、今日はあまり調子よくないから集団で休んで最後だけ本気を出そうかなと。今日の最初に描いていたレースとは全然違います。でも結果的には悪くなかった。年末から全然練習ができていなかったので、8位以内には入れればいいかなと思っていました。今日はやはりチーム力が足りないなと感じました。やりたいほど練習できていなかったので2月のクリテや神宮までにはある程度仕上げていきたいなとは思っています。クラス1にはずっと上がりたかったんですけど、本気で追い込んでいかないときついと思うので。

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