2015/03/26

自転車競技部


締めの神宮

◆2014年度全日本学生RCS最終戦・第九回明治神宮外苑大学クリテリウム◆
3月8日 明治神宮外苑周回コース

小雨の中、明治神宮周辺をコースとして開催された今レース。RCS最終戦で立大勢は各々が自分の役割を果たし、走り抜いた。先輩たちの勝利に貢献しようと奮闘する後輩の姿が多く見られる、立大の新しい形が作られたレースであった。

スピードの速い集団に果敢にも反応しペダルを漕ぐ阿部
〇グループ3(1.5km×6周)
グループ3はA組、B組の2組に分けられ行われた。A組として出場したのは阿部(済2)と大塚(済1)。小雨の中、集団は勢いよくスタートする。縦に伸び、イチョウ並木の折り返しを超えてくる集団。3周目で阿部は先頭につく。このままキープをしたいところだが、まだまだレース序盤だ。1年を締めくくるこの最終戦では、西の強豪・鹿屋体大の選手も出場。予想通り、中盤から鹿屋勢が集団を引く。それでも後輩・大塚が先輩・阿部を引っ張るべく懸命にペダルを回す。レース終盤、風も強まる中、周を重ねるごとに集団は横に広がり、最後のスプリントに備えて各選手が徐々に速度を上げていく。最終周は鹿屋体大、慶大が集団を振り抜く。それに対し立大勢も食らいつき、阿部は10位、大塚は28位でフィニッシュ。
上位をキープし、見事走り切った広沢
続いて、B組では直近の試合で調子を上げている広沢(済1)が出場。来期に期待の持てるプレーを見せた。短いコースだったこともあり1周目から上位3名がレースをリードする速い展開となる。そんな中、広沢は、メーン集団後方につけ好機を伺う。その後2周目以降も上位3名をメーン集団が追う展開は変わらない。序盤から中盤にかけて追い上げを見せ始めたメーン集団に付いていけず振り落される選手たちが続出。その中で広沢は安定した走りを見せ、メーン集団後方の位置をキープしレースはいよいよ終盤戦へ。上位3名とメーン集団の距離が近づき駆け引きが激しくなり始めた5周目、広沢は徐々にペースを上げメーン集団の前方へ出てラスト1周へ。最終周の最後の直線で一気に選手がラストスパートをかけてもつれ合う中、広沢もメーン集団の中から抜け出そうと気力を振り絞ってペダルをこぎ9位でフィニッシュ。この日の立大選手の中での最高成績を残した。

〇グループ1(1.5㎞×20周)
グループ1は、全国の強豪選手も一同に会するハイレベルな戦いとなる。ランキング上昇への大逆転を狙う高木(理3)が上位2名の相本(法大)・小林(明大)とともに先頭に並びレースはスタート。関谷(観1)・油井(法3)も後に続く。序盤から鹿屋体大勢のリードで高速レースが展開される。走りなれないコースに落車する選手も相次ぎ、その影響から集団は二分される。後方の選手は次々と切られ、油井も5周を終えてDNFとなる。名の知れたトップ選手が入れ替わりレースをけん引し、ハイペースで流れていく。9周目、中後方に位置取りしていた高木・関谷は中間スプリント賞を前にスプリント勝負に名乗りをあげ、黒瀬(中大)・相本らと共に争い始める。ペースアップする中、しきりに後方を確認する高木。自らの勢いをそのままに、中間スプリント賞となる10周目を1位で通過した。最近のレースで目立つ走りを見せる荒井(法大)や黒瀬が先頭となって約10秒集団の前を走り、他の選手は力を温存しているかのようにペースを保つ。立大勢は目立った動きをしないまま終盤へ、ゴールスプリントが勝敗を左右することに。激しさが増す中、先頭でゴールしたのは橋本(鹿屋体大)。立大勢は絡むことができず関谷は28位、高木は前方の落車を避けきれず順位を落とし39位でゴール。大きな加点を狙うも共に完走ポイントのみとなった。

今大会をもって2014年度のRCSは閉幕した。これまで立大自転車競技部を牽引してきたエース高木がRCS年間総合ランキング3位という形で引退しこれからは次の学年が部を引っ張っていくことになる。最終戦ではこれからの部を作り上げていく1年生、2年生部員の来季に期待の持てるプレーや奮闘が多く見られた。だが、来季も数多くの厳しいレースが待っていることに変わりはない。来季のRCSにむけて彼らの勝負はすでに始まっている。
(3月23日 荒木地真奈・伊藤太一・大岩洸太)

◇RCS最終ランキング
3位 高木三千成
23位 関谷聡
31位 油井航祐

◆コメント◆
主将・阿部
個人的な結果だけみると今日の調子自体はそんな悪くなかったです。ただ、周りの選手が速かったですね。レース全体のペースは普段のレースよりはとてもおそかったのですが最後の追い上げのときのスピードがとても速くそこで一気に差がついてしまったかなとおもいます。今日は最終戦ということもありメンバー全員気合いが入っていたのですがすこし固くなっていすぎたかなとも思いましたね。自分のレースのときも大塚くんにアシストしてもらうという戦略を考えていてうまくそこは実行できていたのですが、実力差で最後に負けてしまったかなと思います。最終戦は終わってしまいましたが、来季はロードでの順位を一つでもあげていきたいとおもいます。これは自分が主将になったときからみんなで話し合って決めていることですし、これは来年度も変わりません。また新入生が入ってきますがだからと言ってそこまで大きな変えることはないかなと思います。もちろん新入生へのケアなどはしますが、全体的な方針や目標などは変わらないと思いますしいつも通りにやっていきたいと思います。

高木
最終戦ということで最後の大逆転のために積極的に走ってきたつもりだったんですけど…。周回賞を取りに行ったのは雰囲気ですね。勝負を取りに行ってあれは感覚で行けるかなと思って、何とか取れました。その後は最後のスプリントに備えて鹿屋勢が来ると思ったので法大の相本と明大の小林もマークしながら最後の周回に入りました。最後のスプリントで中大選手が落車して飛んできて、避けきれず落車に巻き込まれて最後は点も稼げずに完走ポイントだけで。最後の最後にこんな結果で悔しいですね。(今年の3位は)全国各地飛んで、体調を崩したレースもあり、優勝するというのが遠のいたのが今回のシリーズにも響いてしまいました。去年と同じ3位で悔しいですね。どうせなら2位・1位というのを狙いたかったです。これからは就活だったり、研究室に配属されてしまうので、全日本やインカレとか大きな大会は戦っていくつもりです。

油井
グループ1はやっぱり速かったです。レベルが違うっていうか、そもそも元の何かが違うっていうか。レベルが違うってこういうことかと。速い速いってレースの前にみんなに脅されてて、でも若干いけるだろうとか思ったりしてたけど、やっぱり速かったです。コースもコースなので、本当は真ん中の方でやりたかったっていうのはありましたけど、クラス1のやつからしたら、いきなりクラス2に上がったばっかのやつと走りたいかって言ったら絶対にそれはないと思うんで、今回は大人しく一番後ろで。 来シーズンの目標としてはインカレ完走したいなとかは思ってますけど。まぁ現実的に考えたらなかなか難しいかと。そこをどうカバーしていくのか。それこそ山中湖行くのか、長距離ばっかりですけど。それかまた違った練習をするのかっていうようにどんどん自分を変えていかなければ差は埋まらないのかなとは思ってます。

関谷
目標としては今日は高木さんを勝たせて、シリーズチャンピオンにさせるのが目標でした。ちょいちょい高木さんを後ろの方から前に引っ張ったりしてたんですけど、最後、高木さんが転んでしまって、ちょっと悔しかったのですが、自分も完走出来たし、本当は10位以内、それ以上が目標だったんですけど、完走出来たし最低限はこなせたのかなとは思ってます。一番は高木さんの優勝だったんですけど最後逃げた4人が本当に強かったので自分も全然歯が立たなかった…。来年、高木さんもあんまりレース出れなくなっちゃうんでまたチーム力が低下しちゃうとは思うんですけど。自分もちゃんと後輩を育てて強いチームにしていけたらいいなと思ってます。来シーズンの目標としては歴代で結構、森田さんとか高木さんとかがシリーズランキングで上位に入ってきているので自分もシリーズで10位以内には入りたいなとは思ってます。

大塚
今日は一緒に阿部先輩が出走したってことで僕は阿部先輩のアシストということで阿部先輩が勝てる走りっていうのを意識して走っていました。昇格出来ればと思ってましたけどやっぱ他の強豪の強さっていうんですか、クラス3のあの距離とかになると、もう戦略とかより実力がそのまま出ると思うので、やっぱまだ実力が足りなかったかなっていうのが結果として出たんだと思いますね。自分は正直何位でもよくて、先輩の勝利だけを。来シーズンはとりあえずクラス2昇格は最低条件かなと思ってます。早めにインカレ前になるべく上がって、ロードに出て大学に貢献出来たらなとは思いますね。

広沢
最終戦ということでいつも以上に気合は入れていました。あとは今日は鹿屋体大の人達もいて、やっぱり強かったんですけどレース中はずっとついていけるようにしていました。でも最後やっぱり逃げられちゃって、そういうところはやっぱりまだまだ全然弱いなと。とにかく強い人にずっとついていけるようになってそれから今度は一人で走れるようになりたいと思います。今日は高木さんと関谷と油井さんのクラス1がすごくて、自分もはやくあそこにいけるようにしたいなと思っているので、そのためにははやくクラス2に上がらないといけないので、はやく上がれるように頑張ります。調子は結構いいと思うし、前回から自転車を新調したんですけど機材のおかげっていうのもあるのかなと。前々回で初完走してから、またちょっと自転車楽しいなと思って練習も最近詰めていってこの調子を続けていってクラス2に上がりたいですね。来シーズンは早くクラス2に上がって、出来れば関谷とかをアシストしてあげたいなと。
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