2015/04/17

ハンドボール部


昇格へのスタートダッシュ!

◆平成27年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦◆
4月11日 対文教大  関東学院大学金沢文庫キャンパス

平成27年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦

第1戦

立大

42

20-18

31

文教大

22-13



今年も立大ハンドボール部の戦いが幕を開ける。昨季は2部で優勝しながら昇格することができなかった。1部へ弾みをつけるためにも、大事な初戦となったこの試合。序盤こそ、3部から上がってきた文教大に苦戦を強いられるも、後半は立大のペースで試合を運び勝利を挙げた。

立大の今シーズンは、日も暮れかけた夕方からのスタート。昨季の優勝校として、リーグ戦での最後の登場となった。相手は今季から2部に昇格した文教大。データも少なく、手探りの中での戦いを強いられる。開始直後から着実に得点を重ねる相手に対し、立大はなかなかシュートが入らない。初戦の緊張もあってか、連携もうまくつながらず、開始4分でまさかの5連続失点。たまらずタイムアウトを要求する。「自分たちのプレーをやろう」。田畑(コ4)がチームメートに声掛けをする。小休憩を挟み、コートに帰ってきた選手たちからは余分な力が抜け、徐々に流れをつかみ始める。下地賢(済4)のシュートを皮切りに得点を重ね、10分で同点に追いつく。それからは一進一退の攻防となる。立大は中村(社3)、金城(コ3)などが積極的にディフェンスに動くことで、持ち前の堅守速攻のリズムをつかみながら相手と競り合う。前半が終わった段階で2点のリードで折り返した。 
シュートを放つ田畑
新チームになって初の公式戦となったこの試合。後半は立大が主導権を握っていく中で、新戦力とチームの核が揃って持ち味を発揮した。主将の長澤(コ4)が口火となる21点目を豪快に決めれば、副将でポイントゲッターの下地賢が3連続ポイントと別次元の動きを見せる。さらに今季新加入の下地利(コ1)がコートを縦横無尽に躍動し得点を挙げれば、松川(コ1)も鋭いシュートを放つなど、インハイを2連覇した興南高校のコンビがしっかりと実力を見せた。チームのスタイルである「守って速攻」も随所に見せる。中村を中心に相手のオフェンスを断ち切り、自軍のオフェンスに繋げることで、相手との得点差を広げていく。終わってみれば立大が貫禄を見せての勝利となり、これから続くリーグ戦に弾みをつける形となった。

後半は圧巻の戦いを見せた立大であったが、「初戦の緊張だけでは片付けられない部分もあった」と川合監督は試合後に語った。序盤の5連続失点についても、「力があるチームだったらそのままやられちゃう」と。他校も打倒立大を掲げる状況で、昨季2部優勝の立大は追われる身としてリーグを戦い続けることになる。1部へ昇格するためには、一瞬の隙も相手に与えてはいけない。「今年は盛り上げて楽しく勝っていきたい」と田畑。今日はそれが体現できた試合であった。チームが盛り上がり、笑顔があふれる春になるか。勝負はまだ、始まったばかりだ。
(4月15日 浅野徹)


◆コメント◆
#14 長澤誠(コ4=不来方)
―新チームについて
去年と一緒で身長が大きい選手がいるわけではないので、オフェンスでは特にスピードを意識してスピードで相手をくずしていけるようなチームを作っていきたいなと思います。ディフェンスでは足をとにかく動かして相手にしかけられる前にこっちからしかけてジャマをするようなディフェンスをしていきたいなと思います。去年に比べると相当練習量を増やして、1日中練習をやったり、食事の面でもすごい食べさせてやってましたし
―チームの試合でのスタイルは?
まずはディフェンスで自分達のリズムにもってって、守りを固めてアグレッシブな守りかたをしてマイボールにするところまで守って、そこからスピードを活かして速攻にもっていくっていう展開が一番理想かなという風に思ってます。
―1年生について
実績はすごく充分な選手が入ってきて、やっぱり力がある分それを最大限だしてほしいなと思っていて特に下地利輝に関してやっぱりもってるものはすごいものがあるので、やっぱりそれを惜しみ無く全てだしきってほしいなって、まだ遠慮してる部分があるので
―今日の試合について
完全に合格点をあげられる試合じゃないしまぁ1つだけ良かったことって言ったら、勝ったことぐらいで何もいいところがなかったので、出だしがまず前回1位で前回10位の相手に対してやっぱり1位の相手だと思ってやるかやらないかというところの気持ちの問題がすごく大きかったんじゃないかと、その気持ちの油断がさの最初の5対0の入りにつながったのかなと思います。後半になってだんだんこっちが守って走って走ってってなったらああいう点差になるのは当たり前でやっぱ強いチームにあたればあたるほどそう簡単に自分達のペースにもっていけるってことはないので、強いチームと今日みたいな5対0のスタートをやってたら、絶対勝てないのでそこはやっぱり引き締めていきたいなと思います。
―文教大について
前まで3部にいたチームであがってきてこっちは全然データもないし初めてやるチームなので、すごく力はあるなと思ったし、やっぱチームとして、立教に対してどう戦ったらいいかという対策がすごくとれてたと思うし、それが入りだったのかなぁとすごいいいチームだったと思います。
―試合での個人の反省と収穫
一人一人のことをやっぱりもっと試合中に見てあげなきゃ、やっぱり我を忘れてプレーしているような選手がたくさん今日はいたのできれいにプレーしよう、かっこよくプレーしよう、完璧に守ってやろうっていたチームが狙ってることとそれた道にいって自分のことでいっぱいいっぱいになっている選手に対してこう何かいいアプローチをかけられなかったのかなぁという風に思います。そこができてたらもっと早く試合中に修正できてたのかなと思うし、前半2点差で終わらないでもっと早い段階で点差を広げることができたかなと思います。今年のチームはというか、自分のテーマの中で弱いチームに対して10点差ひらきました、5点差ひらきました、じゃあもうあとゆるめてやっていいやとか、もうある程度守ったからいいやっていうのは絶対に許したくないし、なん点差になってもコートに立ってる以上はやっぱ全力でプレーしてほしいし、もっともっと貪欲に点差がひらくように守ってほしいし、攻めてほしいし、やっぱ60分間で無駄な時間は1分もないので声をかけ続けることが俺だけじゃなく 4年生を中心に大事かなと思います。
―次の試合に向けての意気込み
明日は上武だからどうこうとかじゃなくてやっぱり相手とかじゃなくて、自分達が今までやってきたこととか、どういう狙いをもってやっているのかということをもっとやっぱりみんなで統一して明確にその答えをだして、みんなで守ってみんなで攻めるという姿勢を一つにしてやっていったら絶対に負けることはないと思うし、もっと今日より全然いいゲームになると思うので、そこだけ意識してやっていきたいと思います。

#8 下地賢志(済4=興南)
―新チームについて
身長がないぶん、スピードで速攻でいこうっていう、練習もしてきたんで、あとは小さいなりに上から打つシュートはないんで もうしつこくしつこく相手を攻めてきれいなハンドボールじゃなくて、ガツガツした泥臭く点をとるぐらいのプレーをしようという感じで試合に臨みました。
―今年のチームのスタイルは?
泥臭く体をはって、小さいんで体をはらないと点をとれないと思うんで
―今日の試合について
最初5対0で相手にとられて、でだし最悪だったんですけど、最終的に今日勝って初戦なんで、1年生もでてる子とかいて、どんな感じか雰囲気をつかめてたのでまた明日から切り替えればなぁと思ってます。
―文教大について
相手も一生懸命がむしゃらにやってきたんで、それにちょっとおされた感じになってしまって最初やられてたんで、最初からその後半で見せたプレーのようにできないとなって感じました。
―弟さんの加入について
お兄ちゃんとしては弟には負けてられないなっていう刺激にもなりますし、また2人でコンビ組んでどこまでいけるか楽しみですし、兄弟でどこまでいけるか楽しみでしかないですね
―次の試合に向けての意気込み
今日は最初からあんな感じではいりがダメだったんで、もう明日は前半から相手を圧倒できるように、前半からエンジンかけてぶっとばします。

#6 田畑好晴(コ4=法政第二)
―今日の試合を振り返って
初戦だったんで、やっぱりみんなも浮き足立って上手くいかないことがあるなって思ったんで、最上級生としてコートに入って、しっかりみんなを落ち着かせて、みんなをコントロールしていこうって心掛けました。
―最初の5連続失点からどう切り替えたか
とにかく僕たちが、しっかり自分達のプレーができれば負けるような相手ではなかったんで、とにかく自分達のプレーをやろうっていうのと、みんな肩に力が入っていたんで、力を抜いてやろうって声掛けなどをしました。
―相手の文教大は
そうですね、3部からあがってきたチームだったんですけど、結構みんな力強いプレーであったり走りこんできたりするいいプレーが多かったんで、こう油断したらやられるなって印象があったんで、しっかりディフェンスからやっていこうっていきました。
―反省と収穫は
相手の逆45°の選手に60分間シュートを入れられ続けて、おんなじプレーで毎回入れられたってことがあったんで、そういうのがこれからの試合であると、やっぱり負けてしまうんで、相手のキープレーであったり鍵となるものは、続けてやられないようにやっていきたいと思います。
―立教のオフェンスは
最初はディフェンスでやられて、オフェンスでもやられてるイメージがあって、足が止まっている時があったんですけど、まあ後半に入ったら自分達のやるべきことっていうのが的確にできたんで、まあしっかりできたかなあって思っています。
―新チームの雰囲気はいかがですか
やっぱりキャプテンの長澤を中心に、今年は盛り上げて楽しく勝っていこうとやっているんで、いい雰囲気でリーグ戦まで来たかなって思っています。
―新入生は
今年もいい選手がたくさん入ってきたんで、そこをこう、上級生として、なかなか下級生から上級生にこうして欲しいとは言えないと思うんで、1年生のいいプレーを僕らが引き出して、彼らが思いっきりやれるようにしたいなって思っています。
―田畑さん個人として求めていくものは
いまオフェンスで一番コンビを組んでやっている下地の弟(利輝)に関しては、本当にいいプレーヤーなんで、基本的にはあいつにフリーでやらせて、その中で悪いところを試合中や練習中に言って、言ったらすぐ直せる選手なんで、基本的には思いっきり自由にやらせて、こっちがフォローなりして伸ばしていけたらなって思います。
―明日の試合に向けて
明日の試合だけじゃないんですけど、どの試合も思いっきりやって、とにかく勝つってことが大事なんで、それに向けてしっかりやっていきたいと思います。

川合監督
―新チームの現状は
ここまでは順調な仕上がりでした。けが人も無いですし新入生も溶け込んでるし、だいたい望むべき形でこれていると思います。
―新入生について
(下地さんの弟、利輝くんなどは)やっぱりもう戦力として考えたい人物ですね。今日はね、まだ初戦で、緊張なんかもあったと思うんですけど。今日は2人出てたのかな?最後にシュートを外した松川くんも1年生ですから。(ちなみに二人とも興南高校出身)真ん中でちょこちょこやってたやつと最後外したやつですね。
―リーグ戦に向けて強化してきたこと
まずね、練習量自体は増えてると思います。二部練習を取り入れたり、練習そのものの絶対量が増えたこと。それからね、キーパー練習に割いた時間が多かったと思います。ちょっと今までが少なすぎたかなと思っています。それに随分時間を費やしました。
―相手の文教大について
3部からあがってきたチームだったんでデータが全くなくて。力はあるように感じましたけどまあそれ以上にうちが悪過ぎたようですね。初戦の固さだけでは片付けられないようなミスもたくさんありましたしね。最初の5-0になった場面は少しひやっとしましたね。相手がもう少し2部の中でうちくらい力があるところだったらあのまま終わっちゃうもんね、やられちゃうもんね。
―今年のチームスタイル
やっぱり今まで通り守って速攻というのがそうなんですけど、まあ今日は偉そうにそれを言える試合ではなかったんで。後半の一部分でそういう形はあったかも知れないけれど、ちょっとまだダメですね。もっと速攻をきっちりやっていきたいですね。
―次の試合に向けて
早速明日ですね。あのね今日見てたらね、上武大(昨季2部9位)がねそんなに悪くないんですね、前半だけ見てたら。後半の途中まで桐蔭横浜大(昨季2部2位)に食い下がってたかな。だからあながち力がないわけでも無いし、それから8番の子かな、去年の秋は怪我で抜けてたんだけど、今シーズンは普通に入ってくる。外からのシュートが良かったんでね、彼が頑張っちゃうと昨年のようにはいかないかなあという風に思っていますけど。やっぱり上武大も最後の方は点差が開いたんで諦めているような感じだったので、うちは前半で相手を諦めさせるような試合をしていかないと。今日の最初の5点を払拭せねばいかんですからね。明日は前半で試合を決めていきたいと思っています。
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