2015/05/08

サッカー部


激戦必至!リーグ戦開幕

◆平成27年度 第48回東京都大学サッカーリーグ戦【1部】◆
  5月3日 対東農大 立大富士見グラウンド

第48回東京都大学サッカーリーグ戦1部【前期】

立大

1-0

東農大

0-1

得点経過

植木

37分

65分


失点


東京都リーグが今年も幕を開けた。今季から1部の舞台に帰り咲いた立大。2位での昇格ということで、対戦するチームはすべて昨季立大以上の結果を残したチームとなる。しかし、立大は新人戦で優勝、続くアミノバイタル杯都予選では準優勝と、1部で戦う力があることを示し、満を持して開幕を迎えた。初戦の相手は昨年関東2部に所属していた東農大。都1部トップクラスの実力を持つチームだ。立大にとって、初戦から最大の強敵との対戦。この試合をものにして、関東へ駆け上がるためのスタートダッシュを飾りたいところだ。

得点の喜びをガッツポーズで表す植木
立ち上がりからアミノバイタル杯のフォーメーションを崩さず、攻守の切り替えの早さを武器に相手に挑む立大。序盤は両者ディフェンスラインを高く保ち、タイトなゲーム展開となる。関根(済2=桐光学園)を始め各選手が球際で激しく戦い、互いにチャンスを作れなかった。そんな中15分に立大最初の決定機。佐藤寛(観4=大津)からのコーナーキックを菅本(済3=桐光学園)が折り返し、森(営4=桐蔭学園)が頭で合わせる。続く27分にはまたも森がコーナーキックからヘッド。両者とも惜しくもゴールとはならなかったが、セットプレーから得点の可能性をうかがわせた。立大は徐々に好機を作りつつ、相手の攻撃には落ち着いて対応。やはり守備陣の安定感は試合を重ねるごとに増している。試合が動いたのは35分。相手ペナルティエリア左手前で立大がフリーキックを獲得する。佐藤寛が低い早いボールを蹴ると走り込んだ三浦(法4=桐光学園)がヘッドでそらす。そこに待っていたのは植木(法2=桐光学園)だった。左足で豪快にネットを揺らす。立大が待望の先制点を挙げた。先制点を挙げた後も立大は集中力を切らすことなく、1−0で試合を折り返した。

正確なキックで好機を演出した佐藤寛
前半、攻守ともに相手を上回った立大だったが、後半は関東経験者の東農大の真の力を目の当たりにすることになる。後半の立ち上がり、菅本が負傷で交代。予期せぬアクシデントによって立大はゲームプランの変更を余儀なくされる。すると67分には相手の突破を許し、ミドルシュートを突き刺される。悪い流れを断ち切ることができず、試合を振り出しに戻されてしまった。息を吹き返した相手に押し込まれる展開となり、次第に自陣でのプレーが増える。74分、相手は選手交代で長身の選手を投入しパワープレーに出た。ここで倉又監督が動く。前線の大井(済4=清水東)に代えてディフェンスの蛭田(コ3=北海)を投入。相手の猛攻に耐えぬき、引き分けで試合を終えるプランが見えた。終盤にかけてさらに勢いを増す相手の攻撃。防戦一方となりあわや失点というシーンも招いたが、全員守備で最後まで身体を張る。このまま1−1のドローに持ち込み、勝ち点1を分け合う結果となった。

前半こそ優位に試合を進めたものの、後半は関東経験のある相手チームの力に圧倒された立大。それでも、失点を1に抑え、勝ち点をもぎ取った点は収穫といえるだろう。長いリーグ戦においては、時に手堅く勝ち点を重ねることも重要だ。優勝候補相手に積んだ1点は、リーグ終盤でプラスに働いてくるに違いない。ベンチワークの意図がピッチ全員に伝わり、意思統一ができていたこともうかがえた。新監督が就任してまだ日が浅い立大サッカー部は、リーグの中で1番伸びしろがあるチームだ。彼らは、まだ進化の途中である。
(5月7日・鈴木育太)


◆コメント◆
倉又監督
「前半1―0で折り返して、後半は向こうも押し寄せてくることはわかっていましたので、守備のところもしっかりやりながら奪ってからの攻撃というのをテンポよくいくっていうことを狙いとしてやっていました。向こうもプレッシャーは早いですし、前に入れてくるのが早いので、本当はそのまま1―0のまま終われればというイメージはいたんですけどね。最後は向こうがパワープレーで来たのでうちも高い奴を入れて、最後は引き分けに持っていったというゲームですね。初戦としては相手も関東2部から落ちてきたチームでそれだけの実力はあるチームなので、本当によくやってくれたなと思います。リーグ戦は長いので、これが一発勝負で結果を出さなきゃいけないということであればちょっと違った戦い方になったと思います。今後もとにかく1戦1戦大事に戦っていって、それが良い結果に表れていければ良いと思うし、それをチーム全員が同じ共通理解を持って戦っていくことが必要だと思います。」

#8 三浦凌(法4=桐光学園)
「最後はあれだけ体張って守れていたので、引き分けは0ではないので自分の中では大きいものだと思います。自分たちは2部から上がってきたので、常にチャレンジャー精神を持って試合を戦っていかなければいけないと思っていて、その中で開幕戦の相手は去年関東から落ちてきたチームだったので、自分たちと同じくらい関東に上がりたいという思いは持っていたと思うので、引き分けることができたのはチームとして乗るかなと自分の中では思います。 今日は勝ち点3は取ることはできませんでしたが、来週はしっかり勝ち点3をしっかり取りにいきたいと思います。」

#7 佐藤寛貴(観4=大津)
「相手が格上の相手っていうこともあって、みんな気合が入っていました。監督は最後引き分けにしにいったって言っていたので、そこは貪欲に点を取りにいくというよりは、守って勝ち点1を取りにいくという意味で、相手の東農大はたぶんここで勝ち点3を取りにいきたいと思っていたと思うので、その期待を裏切ることができてよかったなと思います。風もあって、前半は追い風で、すごくボールが飛んで相手を仕留めたんですけど、後半になって向かい風になって全然押し込めない状態になって、守備にまわるのが長くて、悪い時間帯だったんですけど、しっかり守備固めるという気持ちでやってました。 来週はまずは勝利を、アウェーで掴み取りたいと思います。」
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