2015/05/26

テニス部女子


熱闘!春関

◆平成27年度関東学生テニストーナメント大会◆
本選 5月4日~5月10日 有明テニスの森公園
今年もやってきた関東学生テニストーナメント大会。春関と称されるこの大会は後に控えるリーグ戦と異なり、個人個人やペアの真の実力が問われる大会だ。熾烈な予選を勝ち抜いて、立大からはシングルス3名とダブルス1組が出場した。


気迫のこもったプレーを見せた柳沢
5月の頭とは思えぬ暑さの下行われた本選初日、有明の地で熱戦の火ぶたが切られた。
始めにシングルスの試合が行われ、3月の新進大会で粘り強さを見せつけた柳澤(現3)がコートへ立つ。強風が吹き荒れる中、2ゲームを失う苦しい立ち上がり。その後相手のミスにつけこみ4-4に持ち込んだものの、ロングラリーで相手に競り負ける場面が目立ち4-6で第1セットを落とした。途中ライン際の微妙な判定に対して珍しく抗議をするなど、この試合にかける柳沢の思いが窺えた。巻き返しを見せたい第2セットは1ゲームを先取したが、すぐに逆転を許してしまう。サービスエースを奪い声を上げるなど気迫の好プレーも随所に見られるも、完全に相手に渡った試合の流れに抗うことができない。3-6でこのセットを落とし、セットカウント0-2で敗北した。

握手をかわす盛重・浅山ペア

同時刻に行われていた盛重(文3)の試合は、一気に4ゲームを先取し好調なスタートを切る。しかし徐々にペースを掴んだ相手に翻弄され、押される展開に。その後4-6で逆転を許し、第1セットを取られてしまう。それでも続く第2セットは持ち前の粘りのプレーが存分に発揮される。緩急をつけたボールで相手を走らせると、絶妙なコースでショットを決めていく。勢いを止めることなく6-2で第2セットをものにした。運命の第3セットは序盤から両者譲らないゲームが繰り広げられる。しかしあと一歩の所でミスが重なり、惜しくも3-6、セットカウント1-2で敗北を喫した。
また、立大テニス部2年目を迎え、さらなる活躍が期待される浅山(社2)もシングルスで登場。持ち前の大胆で力強いサーブやショットを連発し、成長を感じさせるプレーをみせた。圧倒的な力の差を見せつけ、6-1・6-1のセットカウント2-0で見事2回戦へ駒を進めた。
続いて行われたダブルスに登場したのは、盛重・浅山ペア。序盤から彼女たちのペースで試合が進む。後衛が熾烈なラリーを行い、上がったチャンスボールを前衛が決めるという素晴らしい形でポイントを重ねた。中盤までは相手ペアも追いすがったが、結局第1セットを6-3で勝ち取った。このまま勝負をつけたい立大ペアは、第2セットも先のセットの勢いそのままに試合をコントロール。4-0と相手を寄せ付けない。しかし、このまま試合を優位に進めるかと思われた4ゲーム目。終了と同時に、ナイター設備のあるコートが空くのを待ってから試合の続きを行うことに。思わぬ形で中断を余儀なくされてしまう。
待つこと1時間半。再び試合がコールされる。周囲の心配をよそに二人は全く集中力を切らしてはいなかった。ラインの端を攻めたり、逆をついたりと終始相手を翻弄(ほんろう)。6-1で第2セットも奪い、結果としてゲームカウント2-0で勝利した。
シングルスで唯一勝ち残った浅山、1回戦で相手を圧倒した盛重・浅山ペアはどちらも後に、ベスト16まで駒を進めた選手たちに敗北した。

春関は幕を閉じたが、本格的にシーズンが始まった。個人として、ペアとして、そしてチームとして彼女たちは日々鍛錬を重ねていく。勝利という栄光を目指して。

(5月14日・小林早紀、山嵜滉介)

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