fc2ブログ

2015/05/28

ラグビー部


好プレー光るも
◆関東大学春季大会◆
5月17日 対拓大 立大富士見グラウンド
春季大会3戦目、未だ波に乗り切れていない立教は拓大との一戦に挑んだ。

なんとか先制点を奪いたい立大は1分、相手のミスにより生じたルーズボールをWTB青木(観3)が拾うと相手をかわしてそのままトライ。狙い通り先制に成功した。しかしその直後、キックリターンからトライを奪われ逆転を許す。5分には自陣に攻め入られるもノットリリースザボール(ラック内でボールキャリアーがボールを離さないこと)の反則を奪って難を逃れるが、我慢の展開が続く。その後2本のトライを許し5-19とされた立大だったが27分、HO秋元(法4)がこぼれ球を押し込みトライ。ワントライ差まで追いついた。立大はこの後2本のトライを奪われ12-33となった所で前半終了の笛。大きく離される形になった。

パスを受け、ボールを運ぶ出浦
前半の失点を取り返したい立大だったが、6分にポール左側にトライを許すと、その後も続けざまにトライを奪われ後半21分の時点で12-54と大差をつけられてしまう。なんとか反撃ののろしを上げたい立大は25分、途中出場のFL若林(法2)のナイスタックルが相手のミスを誘う。こぼれたボールをこちらも途中出場の出浦(観2)が拾いトライ。監督の采配が功を奏した。直後の30分にも出浦の抜け出しから最後はLO小島(済2)のトライ。拓大を攻め立てる。なんとかもう1トライほしい立大は試合終了間際、中央でパスをもらったCTB福澤(観2)が相手のミスマッチを突き、抜け出してそのままトライ。最後に意地を見せた。

結果的にはダブルスコアでの敗戦となったがいくつかの好プレーを見せ後半終了間際まで追い上げた立大。次の明学戦で何とか一つ勝利を上げたい。
(5月17日・阿久津祐朔)

◆コメント◆
福澤(観2)
「個人的に前半は全然アグレッシブなプレーができなくて、ハーフタイムから切り替えてやっていこうと思って自分でも積極的にアタックを仕掛けました。途中から12番から13番に変わったんですけど、自分で対応できて、相手も疲れている中でまあまあ走れたかな、と思います。最後のトライははもう、出浦と空いているっていうのは分かっていて、ずっとそこを狙っていたので決まって良かったです。(自分の調子は)厳しい練習をしている中でうまく良い状態に上がってきていると思うので、次はまたスタメンで出るのと、次はチームが勝てるように頑張るので、応援よろしくお願いします。」

日鼻(コ4)
「今週は拓大対策としてはスクラムをちょっと重点的にやって、ライトもセンターもプレッシャーがかかった状態でいいボールを出すことを取り組みました。やっぱりまだ体格差やまとまりの部分で違いを感じたけど、それでも先週よりは成長できたかなと思います。(FWとして今日の試合は)50点、40点とかだと思います。特に前の5人の運動量とかボールキャリアが不十分で、あとディフェンスのところで運動量が少なくていい率ができなくて。攻撃は結構抜ける部分もあったんですけど、でもやっぱりベッド5、バックローはけっこうはいい勝負をしてたんですけどベッド5で課題があると思います。(次の明学戦に向けて)スクラムをやったりアグレッシブなタックルや、一人一人のリアクションに取り組んでいきたいです。」

篠﨑(コ4)
「拓殖の選手がデカかったんで、下に入って止めようっていう風には話してはいたんですけど、球を繋がれたりとか結局点を取られて…。ディフェンスは今のところフォーカスしてあまりやってなかったんですけど、それでも取られすぎたなっていうのは印象としてあって。ディフェンスで止められないので、その分相手にアタックされるシーンが多くて、自分たちのアタッキングラグビーっていうのは出来なかったなというのが感想です。とりあえず今は秋に向けての土台作りっていうことで、体を大きくしたり走ったりとかいうのをやってるんですけど。今出た課題、例えばディフェンスだったりとかタックルのことだったりとか、アタックを継続出来ないっていうところとかは一つずつしらみつぶしにしていかないと…。今出来ないものは今克服しないと後も出来ないと思うんで、とりあえず明学戦までに一つでも今回の試合で出来なかったことが出来るようになれば良いなと思います。でも、個人のアタックのスピードだったりとか、ゲインを切ることに関しては評価は出来るところだとは思いますし。あとはブレイクダウンで球を取られることが多かったんですけど、個人がラインを突破するっていうところまでは出来てたんで、ずっと継続してやらなきゃいけないところだと思うし、立教の強みだと思うのでそこは評価出来ると思います。ただそこで球が途切れちゃうっていうことがあったんで、そこをどれだけみんなでサポートして取れるかっていうところはこれからの課題になると思います。(次戦の明学大は)対抗戦で今年2部になったチームですけど、ライバルになるチームだとは思うので、今までは結果よりも内容っていうことを少しみんな思ってたと思うんですけど、結果もしっかりこだわって、対抗戦上位校としては結果も出した上で内容も良い試合にしたいなと思います。」

Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.