2015/06/15

女子バレーボール部


一筋の光

◆2015年度春季関東大学バレーボールリーグ戦◆
5月24日 対白鴎大 日本大学文理学部総合体育館
春季リーグ 第10戦
立大125―233白鴎大
14―25
1825
22―25

 4月に開幕した春季リーグも最終戦を迎える。下級生中心の新体制で臨んだ立大。しかし、満足のいく結果は残せず、苦しむシーズンとなった。そんな中でも「最後は白星で」という緊張感とやる気が、試合前から観衆にも伝わる。立大のリズムで流れを引き寄せながら好セットを演出するも最後は決めきれず、今季は全敗。2部8位という結果に終わった。

第1セット、序盤は互いにミスで得点を与え合う形となる。立大はセンターからクイックを積極的に仕掛ける。相手にリードを許しながらも必死に食らいつく。エース・山田(コ3)がレフトから連続得点で一点差に詰め寄ったところで相手がタイムアウト。その後、ミスから5点差と大きく離される。しかし、途中で小林(文2)がコートに入ると雰囲気は一変。小林のサーブ、鵜殿(観2)のクイック、山田のレフトからのクロスで一気に追い立て、22-22同点に。再び相手にタイムアウトを取られ、流れが断ち切られるかと思われたが、立大はこの勝負所で集中力を切らさない。最後は加藤(文2)がセンターからのクイックでセットポイント。25-23と見事、接戦を制した。
勢いのままにセットカウントを増やしたい立大であったが、第2セットはブロックで相手の攻撃を止めながらも自分たちで決めきれず、ミスからの失点。第3セットは終盤に粘りを見せたものの時すでに遅し。相手の好レシーブと大事な局面でのミスから自滅でセットを落とす。
セットカウント1-2。最終戦を最高の形で終えたい立大は、気合いを入れ直し第4セットへと臨む。「センターを使うこと」を意識したというセッター・石井(法1)の策略が見事はまり、このセットでもセンター陣の攻撃が冴えわたる。石井の正確なトスから繰り出された加藤のスパイクがコートを強く叩き、松永(観1)や鵜殿のスパイクも相手を翻弄(ほんろう)する。相手が20点台に乗ってから立大は一層の粘りで追いつくも、ラストは相手に連続得点を許しゲームセット。立大の春季リーグ戦は幕を閉じた。

今季はリーグ戦全敗に終わった。最終戦、白星とはいかなかったものの最後の最後で見せた立大バレー。観衆から大きな拍手が送られた。それでも「セットを取ることが目標ではなかった」と主将の口からは厳しい言葉がこぼれた。たしかに1セットを取っただけでは勝利にはならない。しかし、それによって勝利への大きな一歩に繋がったことは紛れもない事実であろう。次に迫るは東日本インカレ。この春、立大バレー部が手にしたものを大いに発揮し、秋への弾みとしてほしい。
(6月14日・荒木地真奈)


◆コメント◆
#2 丸山華奈(コ4)
 春と秋のリーグで2部5位っていう目標を掲げてやっていたんですけど一勝も出来なかったのが正直、自分がキャプテンになって達成できない悔しさと情けなさが出てきたリーグだったなと思います。全試合外から見るっていうあまりない経験で、凄い申し訳なくて、キャプテンだし。負担をかけてしまったなっていう想いと後から出ていくならそれなりのプレーがもうちょっとできたんじゃないかなって思います。(東日本インカレまで)休んでる暇ないと思うので、今年のチームの課題はまず、プレ―の前に気持ち的な面とか仕事の面、体育バレー部としてのきまりとかをしっかりしなきゃと今回のリーグを通して思ったので自分がもっと変わってメニューとかチームに見合ったものをできていけばいいのかなと思いますね。練習内容としてはもっと厳しいのやらないとだめだなと思いますね。春は入れ替え戦がなかったけど秋は入れ替え戦があるのでもう一度考え直した方がいいのかなと思います。(東日本インカレは)いつもは2回戦までは進めるので今回は3回戦突破を目標にチームを作っていきたいなと思いますね。もう一度喝を入れて頑張りたいと思います。
 
#5 山田志織(コ3)
 今までの結果的には負けが続いてたけどその中に自分たちの良いプレーがあったので一人一人がしっかりそのイメージを持って試合に入っていけたかなと思います。相手も粘るチームだったのでそういう相手だからこそ粘り負けしないようにレシーブ頑張ったりだとか、最後まで攻め抜いたりだとかできたと思います。ですが、最後、受け身になってしまったり、気持ちの甘さが出てしまったのかなと思います。負けたけど1セット取れたことは秋に繋がるものになったんじゃないかなと思います。今までの試合では自分たちのミスで流れを渡しちゃうというのがあったので、防げるミスを絶対に防いで、自分たちの失点を無くそうっていうのを1点目から25点まで意識してできたなと思います。最後決めきれなくて悔しいんですけど、最後にボールが集まってくるポジションなのでみんなの分まで背負っている分、決めきれるエースにもっとならないとなと思いました。(東日本インカレに向けて)まず一回切り替えて、リーグ通しての課題を見直して、今度はいつも関東では当たらないようなチームとやれるチャンスなので良い意味で捉えて、自分たちらしく戦うのはもちろん、まずは1試合しっかり勝って、秋に繋げられるような大会にしたいと思います。

#8 鵜殿遥(観2)
 課題にしていたのがこっちのミスをなくして粘って攻めるっていうバレーだったので、それがやっと最後の最後でできたかなって。やっぱり自分たちの弱いとこつかれちゃうと連続得点されちゃうし、だからといってそれを切る強さがまだないので、自分たちで切れる強さを秋までにつけていかなきゃなっていう課題が見つかった試合でした。3部から上がってきたのが白鴎と桜美林なのに、自分たちずっと2部でやってきた意地とかプライドとか忘れてたのかなっていうのがあったので、勝ったことによって自分たちはここで勝っていかなきゃいけないんだなっていうのが身に染みてわかったので、嬉しいといよりも勝ちたいって凄く思いました。スパイクは全てがいいボールというわけではなかったけど、どんなボールでも点数に繋がったことは自分にとってプラスかなと思います。セッターが凄いセンターを使おうっていう意思が見えたので。やっぱりブロック一枚だったから空いてるとこ見えたし、だけどあづ(加藤選手)の場合は大きいんで2枚ついちゃうことが多いんですよ。だから私はその分マークが少ないんで自分にトスが上がってきたら100%決めなきゃなって今日思いました。東日本インカレは2部とか関係なく全国の人と闘えるので自分たちの実力がどこまでなのかっていうのを試せる良い機会だと思います。このインカレを大事にして、秋リーグには入れ替え戦があるのでその秋に向けてもう一回戦って練習していけたらなって思います。

#15 石井結子(法1)
 1セット取れたのは大きかったがやっぱり勝つことが目標だったから。自分たちのミスで試合の流れを切っちゃっていたのが悪かったと思います。センターを使って攻めるっていうのはずっと課題で。センターが決まってくると他が活きてくるのでセンターを使いたくて、開き直って今日はセンターを使ってそこからサイド、というのを心掛けてやっていたつもりです。レシーブはブレてはいるんですけどそれはしょうがないので。トスが上がれば問題ないので、自分の修正力をもっと上げていかないといけないなと思います。(初めてのリーグ戦は)毎週毎週、試合でちょっと大変でした。高校の時でも2、3日で終わっちゃって、気を張っている期間が長かったので。高校の時は最後に出れてなくて、けど今はこうして出させてもらっているので凄い良い経験が出来たなと思います。たくさんの大学とできる機会っていうのが東日本インカレだと思うので、強いチームと当たっちゃうかもしれないけど立教らしく思いっきり向かって行って勝っていけたらいいなと思います。

Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.
« 【洋弓部女子】無念の降格(6月17日) | 戦評一覧 | 【バスケットボール部】不完全燃焼(6月15日) »