2015/06/16

洋弓部


無念の降格

◆平成27年度春季リーグ戦入れ替え戦◆
5月10日 対上智大・東京理科大・法大 慶應大学レンジ
 
立大50M30MTotal
後神270297567
255310565
高嶋255308563
小谷野228310538
石川238307521
船戸249306555
三浦240280518
船戸184296480
上位4名総計2233
上智大上位4名総計2424
法大上位4名総計2399
東京理科大上位4名総計2243


今季全敗でリーグ戦を終え、入れ替え戦に挑むことになった立大。7年間守り抜いてきた1部校の座を守るべく、勢いのある2部校相手に1部校の貫録を見せつけたいところだ。

まぶしい日差しが降りそそぐ慶大レンジで、決戦が幕を開けた。入れ替え戦は、1部下位2校の東京理科大と立大、2部上位2校の上智大と法大の計4校で行われる。1部残留のためには、なんとしても上位2校に食い込まなければならない。

50Mの第1エンドで、高嶋(観4)・後神(異3)・濱(済2)が赤字を出し好スタートを切る。このまま優位に立ちたいところだったが、急速な巻き返しを見せた他大に引き離されてしまう。後神や濱が赤字を連発して気を吐くも、50Mが終わった時点で上位校に100点近い差をつけられてしまった。選手は点差を知らされていなかったが、他校の応援から点数の開きを察してしまい、嫌なムードを吹っ切ることは難しかった。そんな選手を盛り上げようと、応援にも一層熱がこもる。「選手選手って注目しがちですけど、応援が支えてくれて。本当にありがたかった」と高嶋。チームの一体感は最後まで損なわれなかった。だが、30Mになってもなかなか調子は上がらない。懸命に戦い抜いたが、最後まで自分たちの射を貫くことができなかった。あえなく4位に沈み、無念の2部降格となった。

負ければ降格であり、なおかつ4年生にとっては引退試合だった今試合。だがプレッシャーを感じるよりも、「もう最後の最後に出しきろうっていう感じだった」と高嶋。試合後には、静かに悔し涙を流した。だが、1年間主将としてチームを引っ張ってきた彼女は「一本一本一射一射本、本当に大事に射っていけた。悔いはないです」と胸を張る。
次期女子チームリーダーの後神が掲げる来年の目標は「全勝して一部リーグに上がり、次の代が王座に行けるようにいい成績を残すこと」。自分たちが味わった悔しさを、次代には決して味わわせはしない。強い意志を秘めた彼女たちの戦いは、ここから新たに始まっていく。

(5月23日 島崎まりん)

◆コメント◆
―今日の試合を振り返って
後神(異3):今日の試合はまず先取できたのに点数出せなくて勝てなくてごめんなさいっていうのと、同時に来年は絶対に上がるんで今からやりますという意気込みの2つですね。
高嶋(観4):私たちは今日で最後だったんですけども、射線上でもやっぱり3年生のたくましい姿とか2年生もどんどん頑張って来てる姿見て、このチームなら来年上げてくれるだろうなって思いました。結果は伴わなかったと思います。でもチームの成長を一番感じられる試合だったんじゃないかと思います。

―やはりプレッシャーは大きかったか
後神:私はプレッシャーじゃなかったです。
高嶋:もう最後の最後に出しきろうっていう感じだったかなって思います。一本一本一射一射本当に大事に射っていけたと思いますし、悔いはないです。

―チームの雰囲気は
後神:最高とは言えなかったかなと思います。途中で点数かなり離れてることに気づいちゃったんで、落ち込み気味だったところを吹っ切れなかったですね。
高嶋:選手選手って注目しがちですけど応援が支えてくれて。弓持ってくれたりとか一生懸命歌ってくれたりとか、多分ほとんど聞こえてないんですよね、でも応援が選手達盛り上げようと思って歌い続けてくれてたので、そこは本当にありがたかった。それを担当してくれる後輩とか同期とかに恵まれて本当に良かったと思います。

―この4年間を振り返って一番印象に残った年は
高嶋:今年が一番だったと思います。色々自分でチーム作りをしていって、個人個人と話し合いをすごくして、性格良くしようって思ってやってきたりして。自分でそのチームを作れていたっていう印象は強いです。今までの自分に、本当に色んなことやってきたので何が出来たかなって思うと、他にはもう私には何もできなかったと思います。

―同期の方に
高嶋:同期には本当に色々言いすぎて。今年歴代最多メンバーなんですね、他大から見ても多い方で、最初のメンバーから2人欠けたぐらいでちゃんとやってこられたので、人数多いって面ですごく大変な面はありました。でもその代わりにいろんな人に助けてもらってやってこれたので、すごくみんなには感謝してます。

―後輩に向けて
高嶋:この子(後神さん)達王座経験してるんですよ。で、王座経験しておいて今年のその悔しい思いっていうのは本当に心に残ることだと思うので…でもこの一年を忘れられることはないって思うので、その悔しさを忘れずに、あの時があったから今があると思えるようなチームづくりを全員でしていって欲しいと思います。本当にこの子いろいろできちゃう強い子だから、この子に頼らず全員でチームづくりをしていってほしいなって。でも私達の時よりは全然しっかりしてるので大丈夫じゃないかなって思いますよ。

―次期リーダーになるとのことですが、抱負は?
後神:来年のこの時期の目標は全部の試合に勝って、1部リーグに上がって次の代に引き継いで。次の代が王座に行けるように、後輩に向けて勝っていい成績を残していきたいなって思います。

―先輩に向けて一言
後神:本当にありがとうございました。何から何まで…。人数多いっていうのもあるんですけど、いろんな方がいらっしゃるので、話しかけて支えてくれたり、笑わせてくれて支えてくれたり、っていういろんな支え方を2年間ずっとしていただいていたので。

―後神さんの代は?
高嶋:おとなしいですね。皆しっかりして大人なんで、かっこいい先輩になりそうかなって思います。
後神:私の代は私含めて5人いるんですけど。全員で引っ張っていける感じにしたいかなって思います。

―次の試合の目標は?
後神:個戦の予選が8月の頭なんですけど、その時は人数制限なく女子は全員出られるので、できれば全員が各々のベストを尽くしてほしいなって思います。その個戦に合わせてそれぞれの射形も作って、メンタルもしっかり安定させて、ベストを発揮できるっていうように女子は持って行こうと思います。私自身もしっかり点数をだして、代を安定させたいなって思います。
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