2015/06/17

ソフトテニス部男子


善戦も、惜しい結果に

◆平成27年度関東学生ソフトテニス春季リーグ戦◆
5月9~10日 千葉県・白子サニーテニスコート
1日目
初日から熱い試合が各所で行われた春季リーグ戦。立教は「最低でも昨秋のリーグ2位、目指すはリーグ優勝して昇格します」と主将・高橋(現4)の言葉通りに善戦を重ね、力を見せつけた。

第1戦目は慶大。1戦目を勝利で飾って勢いを付けたい立大は、1試合目、2試合目ともに圧勝で終え、2勝で迎えた第3試合目。昨年より高橋主将から引き継いだシングルスには2年生の山田(文2)が入る。ここを勝って初戦を決めたいところだったが試合は接戦に。力強いストロークや安定したサーブを見せる山田に相手も食らいつく。試合は3-3のタイブレークに。しかし相手の勢いが勝ったか、左右に力強いストロークで押され、惜しくも落としてしまった。しかしこの後の石川(現1)・小野勇(文2)ペアの勝利で見事初戦を勝ち取り、良いスタートを切った。

続く第2戦目。対するは昨年の春季リーグで惜しくも敗北を喫している東洋大だ。勝利して昇格への道をつなぎたいところ。立大はその思いが届いたのか、1戦目の勢いのままに1試合目、2試合目を圧倒し勝利で飾る。3試合目では2年生の山田が負傷のため欠場し、その代役に1年生のルーキー石川が抜擢された。「普段後衛なので、シングルの練習はあまりしていませんでした。」と語る石川だったが、意表を突くドロップショットやボレーで相手を圧倒し、勝利を決定づける白星を獲得する。立大はその後の2試合を落とすものの、3-2で見事勝利した。

初日の最終戦は國學院大戦。1試合目の佐藤(コ1)・松浦(コ3)ペアは熾烈な接戦を繰り広げる。しかし試合はタイブレークにまでもつれ込むも、あと一歩及ばず初戦を落とすこととなった。続く2試合目の高橋・安藤(済2)ペアも敗れ、後がない立大の勝敗は、1年の石川にかかることとなった。だが石川はコースに打ち分けるショットで激しい攻防を繰り広げ善戦するも、競り負けてしまい立大の敗戦も確定してしまった。 

2日目
リーグ2日目。1日目から持ち越された国学院戦だが、昨日の時点で3敗し敗戦が決まってしまった。2日目に行われた同4試合目と5試合目は1勝1敗。4試合目で古川(文4)・中村(コ2)ペアが意地を見せ、全敗は阻止した。

続いてリーグ4戦目の相手は順大。ここから仕切り直していきたい立大であったが、1試合目を落としてしまう。相手に傾きかけた流れを呼び戻したのは2試合目に登場した高橋・安藤ペア。高橋が放つ鋭いストロークには、試合を見守る仲間から何度も「おお」「すごい」との感嘆の声があがった。最初の2ゲームは落としたものの、中盤からは相手の焦りを利用したロブも織り交ぜるなど、緩急を駆使して5~7ゲームを3連続奪取。ファイナルゲームの末、5-4で勝利を収めた。3試合目は昨日から負傷の山田に代わってシングルス出場の石川。試合は一進一退の攻防でファイナルまでもつれるも、石川はドロップショットを含めた左右の揺さぶりを根気強く続け、辛くも勝利した。これで流れを確実なものにした立大は4試合目、5試合目も快勝し、順大にチームスコア4-1で勝利した。

リーグ最終戦の相手は、昨秋の2部リーグ優勝校、東経大。今リーグ全試合で1番手を任された佐藤・松浦ペアが先陣を切る。昨日の国学院戦では、勝利まであと1ポイントに迫りながらも逆転負けを喫した同ペア。「あの時の1ポイントの重さを感じています」と振り返る後衛・佐藤であったが「そこはちゃんと切り替えてやることができました」。ゲームカウント2-2で迎えた第5ゲーム、佐藤が強気にセンター割りを打ち込みこのゲームを奪うと、それに呼応した前衛・松浦も第6ゲームに2ポイント連続でボレーを決め、一気に主導権をつかむ。ゲームカウント4-2とした第7ゲームもポイントを重ね、5-2で白星を飾った。2試合目の高橋・安藤ペアは、開始から2ゲームを連続で落としてしまう。しかしそこで崩れないのがこのペアの強み。ロブで返されてもさらに厳しいコースへ打ち込む高橋と、相手の隙を見逃さない安藤のボレー。じわじわと追い上げを見せ、8ゲームを終えたところでゲームカウント4-4と並ぶ。迎えたファイナルゲームは、相手に2ポイントしか与えず、4連続ポイントと3連続ポイントで7-2の圧勝。ゲームカウント5-4として勝利した。3試合目のシングルスは石川。今日はこの若武者の勝負勘が抜群だった。1ゲーム目は鋭いバックハンドがサイドに決まり4-1で取ると、2ゲーム目も逆を突くストロークでデュースを制した。打つ球すべてが絶妙な場所に落ちる。3ゲーム目は落とすも、続く2つのゲームをポイント4-2、4-1で連取。終わってみればゲームカウント4-1の完勝で終えた。3試合を先取した立大はこの時点で東経大戦の勝利が確定。残る4試合目と5試合目は敗れるも、格上相手に勝利し、この大会を終えた。 

立大は今リーグ5勝1敗で2位。大目標である2部優勝は逃したものの、高橋主将が「最低限のライン」と語る2位を死守した。以前から2部リーグ下位に沈むことが多かった立大ソフトテニス部にとって、昨秋から2位を維持したことは非常に大きな前進だ。また、負傷の山田に代わって1年生の石川がシングルスを任され、4戦3勝と結果を残し今後のさらなる飛躍に期待がかかる。「1部昇格」の夢は秋季リーグに託された。夏に行われるインカレを経て、彼らはさらにたくましくなった姿を見せてくれるだろう。
(5月26日・大宮慎次郎、栗原一徳)


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