2015/06/17

バレーボール部


強豪校との戦い

◆第78回日立明三大学バレーボール定期戦◆
6月7日(日) 立教大学新座キャンパス体育館

今回で78回を数える、歴史のある日立明定期戦を迎えた。日大は春季リーグで2部2位の結果を残し、明大は1部に所属している。レベルの高い相手と対戦するということで、普段味わえない経験をして、選手たちも課題、収穫が見えたようだ。

日立明定期戦 第1試合

立 大

2225

日大

2628

2325


得点した後、喜び合う選手たち
  第1試合は日大。第1セット、先制点は奪うも相手のレフトエースには高さがあり、何本もスパイクを決められてしまう。4点差になってしまったところで、立大はタイムアウトを取り、切り替える。そこから相手に食らいつき、ピンチサーバーとして入った小川(文3)のサーブから流れを作り同点に。離されても、終盤は三浦(済3)や武部(社1)が高いブロックにも対応しながらスパイクを相手コートに打ち込む。しかしながら、22-25でこのセットを落としてしまった。

第2セットは立大がリードした展開が続く。井祐(営3)のバックアタックや、東郷(法4)のダイレクトスパイクなどでチームは勢いに乗る。2点差に迫られた場面も三浦の素早いクイックでしのいだ。しかし、20点を目前に相手の強烈なジャンプサーブにカットを崩され、スパイクもブロックされてしまう。試合はデュースに持ち込まれた。東郷の時間差のスパイクで応戦するも、最後もジャンプサーブでサービスエースを取られ惜しくもセットを奪えなかった。

 1セットは何としても取りたい第3セット。相手のスパイクを拾えず得点に結び付けることができない。それでも、三浦のジャンプサーブが相手を崩し、反撃の糸口を掴む。相手がミスを重ねるうちに、4連続得点で一気に同点に追いつく。先に20点にのせたのは日大だったが、立大も食らいつき一進一退の攻防。だが、最後はミスでゲームセット。セットカウント0-3で敗北となった。


日立明定期戦 第2試合

立 大

1425

明大

2225

2225


  第2試合で対戦したのは強豪・明大。第1セット序盤から鋭いクイックを相手に打ち込まれ、苦しい状況を強いられる。井祐もクロスにスパイクを決めていくが、なかなか点差は縮まない。思うようなバレーを展開できず、高いブロックにも苦戦して第1セットを落とす。

第2セットも9点差をつけられ、このままセットが終わってしまうかと思われた。しかしサイドアウトを繰り返し、終盤1点差まで追い付くと、相手も焦りが見え始める。立大は相手の高い攻撃にも三浦や佐藤(済3)らセンター陣がブロックでワンタッチを取り、粘ってボールを繋ぐ場面が見られた。だが最後は惜しくも力及ばず、2セット目も落としてしまう。

 意地を見せたい第3セット。ここまで1セットも奪えていないが、立大の士気は落ちていなかった。井祐が相手の意表を突くストレートにスパイクを決めると、セッター内藤(文2)も厳しいボールをツーアタックで、相手を崩しにかかる。時間差攻撃など、自分たちで攻撃の形を作っていくことができ、序盤から明大と接戦を繰り広げる。だが立大のスパイクミスが重なり、点差を広げられ一気に劣勢に。2枚替えで流れを変えようとするも、最後は相手のスパイクで試合は決した。

 結果的には格上相手に1セットも奪えず、敗北を喫してしまった。だが、春季リーグ戦、さらにこの定期戦を通してチームの形というのは明確になったはずだ。「最後の詰めの部分が課題」。選手皆が口を揃えて言った。20点以降を大事に取っていけば、おのずと勝利と結びついてくるだろう。次に控えるのは東日本インカレ。強豪校と対戦する機会も出てくる大事な大会である。昨年は予選敗退しているだけに、それを上回る結果を残し、立大バレー部の持ち味を出してきてほしい。

(6月13日・田代菜実)


◆コメント◆
#1 東郷
「どの大学とも差がありましたが、自分たちのいいプレーは出たのかなとは思います。ですが、それ以上に悪いプレーが多かったというか足りないところが見えた試合だったので、それは改善していかないとなとは思いました。課題はやっぱりレシーブ練習やらないといけないのかなと思いました。通用した点はやっぱ攻撃力。そこだけは誇れるというかよかったのではないかなと思います。成長していると感じられた点は、最後まで気持ちを切らさずにできたところですね。相手に合わせることもなく、自分たちの勢いを出せたのかなと思います。東日本インカレはいろんなチームと試合をできて、自分たちの力を試すいい機会なので、立教らしいバレーを展開していい結果を残せればなと思います」

#2 井祐
「やっぱり実力差は感じる試合ではありましたね。明治戦の1セット目以外は全部20点取っているんですけど、終盤20点まで追い付いていった後の詰めがやっぱり一流二流の差かなと思います。全部付いていっても自分たちのミスで持って行かれて取られているので。その点において自分らはまだまだ弱いなと思いました。プレーに関しては、やっぱり高いので普通にやるだけでは相手の思うツボなので、高さがあるなりに考えてブロックをしたりだとかしていました。気持ち的な面では、格上なので気持ちが折れてしまうと何も出来ないので。相手が強かろうが自分たちがすることは変わらない、自分たちが持っているものを出すようにというのを意識してやっていました。個人的にはブロックを識的にやって、まだまだですけど、前よりは成長している部分が感じられました。そこは収穫だ思います」

#4 三浦
「日大は実力差があったんですけど、自分たちの良いプレーも出せたとは思います。ですが、最後の競った場面で、ミスが出てしまったという部分がありましたね。少しサーブカットがずれてしまったりとか、ちぐはぐになってしまったりしたので取り切れなかったかなと思います。明大は最初の1セットは、やっぱり1部だなという感じの印象を受けました。2、3セット目は少しメンバーを落としてきていました。技術は向こうの方が上ではあるんですけど、メンタル面という部分で勝ってたところはあったと思います。ですが、いい部分だけでなく、やっぱり最後の詰めが良くなかった部分も出てしまいましたね。個人的には最近、ブロックの練習をしっかりとやり始めて、ブロックとレシーブの関係性が少しできたかなと。ワンタッチして、相手に1発で決めさせない展開にすることができたと思います」

#6 内藤
「自分たちとは戦ってる部も違うので吸収しないといけないと思いました。ブロックがすごく高いので、まずはアタッカーが打ちやすいトスを上げることと、あとはできるだけブロックを分散させてアタッカーが打ちやすいように意識しました。課題としては、今まで序盤に崩されることが多かったんですけど、今日は付いていけていたので、あとは終盤のセットを取りきるところで、自分たちの力を出し切れたらいいなと思います」

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