2015/07/05

フェンシング部


大金星!!

◆第68回関東学生フェンシングリーグ戦◆
5月11日~12日 駒沢オリンピック公園体育館
男子フルーレリーグ戦から約1週間。男子サーブルリーグ戦が行われた。昨年度は同大会で3部優勝を果たした立大。惜しくも入れ替え戦で敗れ2部昇格の夢を叶えることはできなかった。しかし、今年立大は繰上げにより2部に昇格。格上相手に2部リーグでも同等に戦えることを示そうと大熱戦を演じる。結果は2勝3敗と、彼らが掲げていた目標である、秋のインカレ出場権獲得圏内である2部4位を見事に達成。素晴らしいチームワークが生み出した快挙に立大は歓喜に包まれた。

格上相手に果敢な攻めを見せる浅香
1日目は力の差を実感することとなった。初戦の相手は拓大。序盤から試合の主導権を握られてしまう。男子サーブルを引っぱる北田(法3)が中盤のターンで6点奪うなど粘ったものの22-45で敗北となった。続く慶大戦も苦しい試合を強いられる。1番手を務めた浅香(法3)が5-4と一歩リードした状態で次へ繋げたが、強豪はそう甘くない。その後すぐに逆転され、そのまま21-45で敗北した。3回戦の相手は日体大。試合前半、3人共に各ターンの得点を1点に抑えられてしまい、思うように点数を重ねられない。だが彼らは必死に反撃を開始する。功刀(くぬぎ=法1)が悪い流れを振り切るかのような積極的なプレーで6点追加すると、上級生2人も応戦。最終的には22-45で敗北を喫するものの、意地の追い上げを見せつけた。

悲願を達成し、喜びを噛みしめる選手たち
(左から浅香、功刀、叶内、北田)
3敗と厳しい立場に立たされた立大。勝負の2日目を迎えた。実力差で言えばそれほど遠くない2校との試合に勝利できれば目標の2部4位、インカレ出場への道が開かれる。並々ならぬ思いを胸に、ピストへ向かった。1回戦目は対学習院大。次の青学大戦に向けても負けられない試合だ。ところが1番手の浅香がリードを許すとそのまま中盤まで後を追う立場に。しかしここで功刀が底力を見せつける。一気に点差を縮め、ついに逆転。35-34で北田へと回すと、彼も善戦。なんとか1点のリードを死守して繋げた。勝利のかかった最終ターンで浅香も奮闘。計り知れないほどの緊張に襲われつつも勢いで攻めてゆく。後半追い上げる相手をしっかりと制して、45-44の熱戦に終止符を打った。貴重な1勝に立大は大歓声に沸く。次の青学戦へと弾みをつける試合となった。
目標に王手をかけた立大。最終戦の相手は因縁の青学大。昨年の入れ替え戦で敗北したライバルに果敢に立ち向かった。1番手は調子の良さを伺わせていた功刀。5-3で回すと、2番手の浅香もしっかりリードを保って北田へと繋げる。ところが、緊張からか北田の調子があまり上がらない。9点を奪われリードを許してしまう。次の功刀がもう一度逆転するものの、その後は青学大とのシーソーゲームに。ここで北田は自分の調子を考慮し、自らのターンでリザーブの叶内(法3)と交代。だがここでも得点差を縮められず30-35で功刀へ。ここでも彼の怒涛の得点ラッシュで9点を奪い、追い上げる。点差を縮め、39-40と望みを繋げた。勝負は最後の浅香に託された。功刀のもたらした立大の流れをうまく利用し、落ち着いて得点を重ねる。そしてついに念願の瞬間が訪れた。浅香が45点目を決め、45-42で勝利。昨年の雪辱を果たすと共に、悲願の2部4位を達成した。


大金星を挙げた立大男子サーブル団体。チームメンバー全員でフォローし合い、つかんだかけがえのない結果となった。だが、2部上位に進む道はまだ厳しい。これから秋のインカレに向けても練習を変えて、力をつけていく予定だ。3部から上がって2部で好スタートを切った彼らの勢いは留まることを知らない。次なる試合でも今大会以上の熱戦を見せてくれることだろう。

(6月14日・石山ゆりあ)
◆コメント◆
浅香
――学習院大戦最後について
もう何も考えずせめて行くしかないと思っていったら相手が先に折れてくれて。どっかに来るのを勘で思い切りバンッと打とうかなとも思ったぐらいなんですけど。もう攻めるしかねえと思って。こんな試合したのはサーブルでは本当に初めてです。去年は3部では圧勝で2部に上がった初日の試合は20点ぐらい、ダブルスコアだったので。こんなに盛り上がったのは初めてです。
――中盤について
サーブルのリーダーを北田に任せているんですけど、北田自身が27-30の場面で叶内に変えたのが結構大きな決断だったと思います。自分の調子が悪いと言って自分から変えたんですよ。「俺はだめだ」って言って。重い決断だったと思います。スコアはあんまり取れなかったんですけど、でもそのあとの功刀につながったので。
――最後の場面は緊張した?
しましたね。でも学習院の時よりかは。学習院に勝って下入れ替えに行くことがなくなったというのが結構でかかったと思います。それで青学の序盤は緊張することなく、最後も学習院ほどは、流れも結構こっちに来てたので。この試合は流れを自分たちで持ってこれたなという試合でしたね。
――2部4位という目標について
2部4位は圏内だと思ってました。やっぱ初日の3校は強かったんですけど、青学大、学習院大には、自分が1年の時から3部に来るか来ないかというレベルだったので。勝つなら青学かなとは思っていたんですけど、学習院にも勝てて。2部の4位は本当に念願、1年生のころから2部に上がることが目標だったので、自分は1年生のころは怪我してて出れなかったんですけど、北田なんかは大学でフェンシングを初めて数か月とかで試合に出させられてたので、その時からずっと2部に上がることが目標で、今回いきなり4位まで来ることができたので。ここまで来るのに3年かかったので本当に良かったなと思います。
――インカレに向けて
インカレ出ている学校の中では本当にビリなので、挑戦者の気持ちを忘れないように。まだ半年ぐらい時間があるので、少しでも練習して差を縮められるように。で来年のリーグ戦で2部の上位に入れる弾みにできたらと思います。

北田
――今日の感想(1日目)
そうですね…正直な話をすれば全員の意志としては勝ちたいのはもちろんなんですけど、自分の出来ることをやりたいっていうのが念頭にあったと思うので。コーチの方に昨日も練習中に攻める時のポイントとかを指摘されて、それを今日意識して出来たかなと思います。
――戦ってみた時の相手の感覚
やっぱり格上だな、とは思いました。色々と小手先の技術もそうですし、自分大学始めとはいえ2~3年やってるにも関わらず、歴然とした差があるなって痛感したんですけど。でも悲観するほどの差はなかったかなと。ここから詰められるなって思いました。
――明日について
明日は秋のインカレも含めて監督もおっしゃってたんですけど、絶対に勝たなきゃいけない、勝ちたい試合っていうことなので。恐らく今日やった3校に比べて残りの2校はレベル的には自分たちに近い側だと思うので…今日は良い試合が出来たとは点数上では言えないんですけど、気持ち的な面では結構自分の中ではプラスなので、そのまま明日に臨んで明日は2勝きっちりしたいなって思います。
――2勝の鍵は?
自分と浅香が1年生の功刀を引っ張るのではないんですけど、押し上げてく感じ?うちの功刀はセンスもあるし、上手いところがあるので…自分と浅香はどちらかっていうとセンスっていうよりも努力した感じのタイプなんで…土台固めをしてしっかり点を積み重ねていくっていう、そういう基礎的なところを大事に。格好良いアタックとかそんなものは望まずに、地道な1点1点を大事にしていきたいなと思います。(2部残留が目標になりますよね?)そうですね、もちろん。今日3敗した以上、1部昇格はないので、ギリギリではなくきっちりと2部残留したいと思います。
――秋に向けて
いかに練習する1分1分を集中してやるかっていうのがとりあえず秋に向けてで。インカレはもちろん出場したいので、そのためにも明日の2校に勝ち上がって、インカレ団体で出場できる4位に入りたいです。個人は今のところ断言はできないですけど、個人でもインカレ行きたいんで…集中して色んなことありますけど頑張っていきたいなと思います。

功刀
――今日の試合を振り返って(1日目)
力不足っていうのが第1ですね。自分自身サーブルっていう種目は大学から初めて、わからない点が多くて、通用しないことの方が多かったんですけど少し通用するところもあって。収穫は強い人とやれて、その人の技を盗めたのが大きくて。自分自信内容にこだわってやりました。偶然2部の中で強い3校とやることになって、勝ち負けを意識しすぎるあまり何もできないのは嫌だったので、そういう点ではよかったですね。
――2部の印象はどうか
隣で3部を見てて、3部には行かないようにしなきゃいけないなって思ってます。2部は上から落ちて来たとこもあるし、2部は波が激しいと思うんですね。凄いやりがいがあるところですね。
――明日気を付けたいところは
今日とは違って勝つことにこだわらないといけないですね。そこでガチガチになって自分のプレーが出来ないことだけは避けたいです。相手に関してはどこも同じくらいです。やってみないとわかんないですね。
Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.