2015/07/04

アメリカンフットボール部


勝負の行方は残り2y

◆UNDER ARMOUR CLASSIC BOWL◆
6月27日 対京大 京大農学部グラウンド

6月27日 対京大GANGSTERS

1Q

2Q

3Q

4Q

Total

立大

17

24

京大

13

23


古都・京都で行われた30年ぶりの古豪同士の一戦は1点を争う好ゲームとなった。最後はラッシャーズディフェンス陣の粘りのプレーで相手の勢いを封じ込め、春季シーズンは強豪相手に最高の形で幕を閉じた。

復帰後、早速チームの柱となる鈴木
立大は序盤からディフェンスが冴えわたり、相手の攻撃を3&Outで終わらせる。すると、RB#25嶋田(現4)が22yのロングゲインでゴールに迫る。しかし、その後FGを狙うも失敗。攻撃権が相手に移るが、京大の攻撃をLB#36内田(社3)のタックルで封じる。流れに乗りたい立大は直後の攻撃でP#52杉山(法4)がパントフェイクからのランでファーストダウンを更新。そこからWR#21鈴木理(文2)の復帰後初キャッチやRB#39金子(観2)のサイドライン際のランなどでゴールに近づくと最後はK#37細谷(異3)のFGにより3点を先制する。追加点をあげたい立大は相手のスナップミスをOLB#65野尻(理3)がリカバー。敵陣で攻撃権を獲得すると、残り4yからQB#18田中(観3)が自分で持ってエンドゾーンに飛び込みTDを決める。勢いが止まらない立大は田中からTE#82春木(営4)へミドルパスが炸裂。そこから相手による反則により、チャンスを広げると1yを田中が再びスニークして突き放す。しかし、2Q終了間際に相手に連続でファーストダウンを奪われるとFGに結び付けられ、前半を17-3で折り返す。
何度もビッグプレーを見せた野尻

後半になると京大ディフェンスの勢いが増す。QBサックを受けると、その後のパントリターンでビックゲインを許す。最後はTDにつなげられ、運命の4Qへと進む。田中から鈴木理に2連続でパスがヒットし、ファーストダウンを更新。何とか自分たちのフットボールで流れを取り戻したいところだったが、相手のランを止められず17-17の同点に追いつかれる。次の相手の攻撃シリーズで野尻があと一歩でインターセプトというプレーでこの勢いづいたアウェーの攻撃を食い止める。なんとかして追加点が欲しい立大オフェンスはランでじわじわと敵陣に侵入すると、プレーアクションからTE#93水久保(済2)へパス。長いリーチを使い相手を振り払うと、そのままエンドゾーンへ勝ち越しのTDを決めた。勝利を手にしたようにみえたが、相手も必死のプレーで残り23秒でTDを決める。この時点で24-23と1点差。ここで相手TFPの選択はTD狙い、残り2yの攻防で勝負が決まる相手QBがスクランブルでTDを奪いに来る。それを見たLB#51阿部(文3)がすかさず強烈なタックルをし、TDを許さなかった。その後京大はオンサイドキックで攻撃権を奪い追加点を試みるものの、DB#3山田(観4)がしっかりとレシーバーをマークしパスを通させず、凌ぎきった

「勝ちにこだわる」試合後HCをはじめ選手全員が同じ言葉を口にした。次の大きな舞台は秋のリーグ戦。「TOP8昇格」主将・杉山はそう言って試合会場を後にした。この勝利の自信を糧にしてリーグ戦で勝利を手にするラッシャーズの姿に期待したい。
(7月3日・富田豪紀)


◆コメント◆
◎監督 中村剛喜(90年卒)
〇今の気持ち
――勝つか負けるか、ゼロか100か。入れ替え戦を意識してやってました。1点差でも勝ちは勝ち。だから100点。最後オンサイドキックが来るのわかっててそれを止められなかったとか課題はありますけど勝ってよかったなと。
○春のシーズンを終えてチームの様子の変化
――杉山が頑張ってるんじゃないかな。彼が不器用ながらもリーダーシップを発揮して、日ごろの練習や取り組みから声かけしてそこが成果としてフィールドで成果として現れているんだと思います。

◎HC 市瀬一
〇最終戦を終えての気持ち
――うれしいですね。この2週間秋の入れ替え戦に立ち向き合う気持ちでやってきて、最大限に準備して臨もうと言っていたんですけど、点差はどうあれ入れ替え戦なら勝ちは勝ちですからそういうところでは評価しています。
○点差以上の成果だと
――そうですね、勝てばいいという試合だったのでいいと思います。最初いい流れで来ていて、後半オフェンスが弱いかな。あのまま攻めきれずディフェンスがポンポンととられてしまってという流れで。あの辺の中押しができないなと。勝負どころでできない、点差を広げられないのがチーム・オフェンスとしての弱いところです。

◎主将・P#52 杉山
○試合を振り返って
――中京大との試合が終わって、京大戦に向けては勝ちにこだわるという話をしていました。入れ替え戦のような意識でこの二週間を過ごしまし、勝てて本当に良かったです。このチームどんどん強くなってきているなという確信もあります。でも、秋に向けて課題は山積みです。秋は入れ替え戦に勝利して昇格しなければいけないので、まだまだ成長していくのみです。
○今回のオープン戦を通じての収穫、チームの新たな武器
――声とフィニッシュ、ダッシュインダッシュバックという三つを今意識してやっています。自分たちの武器として意識するべきものは、これからどんどん増やしていこうと考えています。秋に向け自分たちはこれで戦おうというものを得るために、さらにその三つを改善していくことにプラスして自分たちのフットボールを作っていきたいです。。
○秋に向けて
――春の試合で出た課題を一つずつ潰して、秋勝てるチームを作っていく。1試合も負けることが許されない状況が続きますし、今年絶対に昇格しなければいけないです。それに向けてやはり、課題を一つ一つ潰していきたいです。

◎副将・DB#3 山田
○今後の課題と目標
――個人的には勝負どころの強さをもって決めきれる能力が自分にはまだまだ足りないと思うので練習から意識するのは難しいんですけど、ぎりぎりの雰囲気をリマインドして練習に取り組みたいと思います。チームとしては秋勝つためには結果にもこだわらなければいけないので全体のレベルアップはしっかり取り組みたいです。

◎副将・TE#82 春木
○今日の試合について
――勝つことが全てだったんで勝てて良かったです。前半が終わったときにもう一回ゼロゼロからやっていこうって試合に呑まれてた部分があったので自分たちがやってきたことを思い出してとは言いましたね。
○中京大戦からおこなったこと
――ミスがまだまだ多かったので一プレー一プレーにこだわろうって常に試合を意識しながらこの試合でやるプレーをやっていこうというのはやってましたね。チーム自体もこの試合の勝ちを意識して同じ時間を過ごしてきてのでまとまってきたなと思います。

◎OLB#65 野尻
○今日の試合を振り返って
――今日は結構接戦だったんですが、今までみんながやってきたことが形になった試合でした。悪いところもありましたが、他の良いところでカバーして勝った試合でした。
○京大の印象
――試合前から魂のこもったプレーをするということを伝えられていたんですが、自分たちのやるべきフットボールを相手に合わせずにやった結果が良かったです。

◎WR#21 鈴木理
○復帰戦でしたが
――オフェンスが課題と言われていたんで、自分が復帰することで流れを変えて勝ちに導けたらなと。最後のシリーズでパス取って勝ちに結びつけたんではないかと思います。
○リーグ戦の目標
――TOP8昇格です。それまでにもっとフィジカルをアップさせたいです。

◎TE#93 水久保
○初TDとなったが
――素直にうれしいです。バンバン叩かれて。みんな喜んでいました。TDは自信になります。
○リーグ戦に向けて
――春はレシーバーが調子悪かったので、秋はレシーバーで勝てるように頑張ります。
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