2015/08/07

陸上競技部


夢の舞台で力走

◆第28回ユニバーシアード競技大会◆
7月12日 韓国・光州ユニバーシアードメインスタジアムほか
2年ごとに開催されるユニバーシアードが今年、韓国の光州にて幕を開けた。陸上競技の女子ハーフマラソンには、立大から出水田(コ2)が出場。3月に島根で行われた日本学生女子ハーフマラソンで出場権を獲得しての代表参加となった。全世界の学生が集まり、「学生のオリンピック」と呼ばれるこの大会は、出水田が大学入学当初から目指してきた大会だ。JAPANの文字を背負い、待ち望んだ世界との勝負に挑んだ。

先頭集団で走る出水田
今回のレースは1周6.8kmの周回コースを舞台に行われた。出水田を含め日本人は5人出場し、1周目はペースメーカーが、2周目以降はその他の4人が半周交替で2人ずつ前に出て集団を引っ張るという作戦が立てられていた。全体的に起伏の多いコースで、出水田は上り坂が多い方の担当。きつい役割ではあったが、1番の目標である団体戦での金メダルに向けて役割を全うすべく走った。
 1周目の最初は予定通りペースメーカーに任せたが、途中から出水田が先頭を走り、5km地点でペースを上げる。そこで集団は日本人5人と中国人1人、トルコ人1人の7人に絞られた。その時点で日本の団体金メダルは確実と思われたが、21kmあるレースゆえ油断は禁物。安心はしすぎず、その後も日本人が引っ張るレースを続ける。2周目の最初で日本人1人とトルコ人が遅れ、出水田ら日本人3人と中国人1人、計4人のメダル争いに。しかし出水田は13km付近で先頭から離れ、メダル争いから脱落。最後は先頭を引っ張る日本人選手の後ろで体力を温存していた中国のチャンがラスト2kmのところで抜け出し、勝負を制した。

メダルを手に笑顔を見せた
出水田は1時間16分09秒のタイムで4位入賞。その他の走り切った日本人選手は2位、3位、7位という順位につき、日本は団体金メダルに輝いた。団体戦は各国の1位~3位までの結果で順位が決まる。日本人の中で3位に入った出水田は、個人でのメダル獲得こそ逃したものの、「団体戦としてしっかり絡むことができてチームの役に立てた」と充実した様子を見せた。 天候的に体力の消耗が激しく、2回目のハーフマラソンでありながら前回とは比較しようのないほど異なるレース、さらに2週間前の日本選手権1500m出場からのハーフマラソンへのシフトなど、今回は様々な困難が立ちはだかった。それでもチームの優勝のために全力を尽くし、改めて走る楽しさを感じ将来のマラソン挑戦への思いを強くした出水田。今後も立大のエースとして走り続ける彼女の活躍が楽しみだ。
(8月3日・添田美月)


◆コメント◆
出水田眞紀
4位という結果はメダルが個人として取れなくて悔しい部分もあるんですけど、1番の目標は団体戦で金メダルを取ることで、私はその役に立ちたいと思って出場したので、まずは目標が達成できました。やっぱり日本としてもハーフマラソンは1番メダルを狙いたいような種目であって代表として選ばれるのは特別なことなので、期待も大きい分プレッシャーもあったのですが、それでもチーム一丸となって走れたことがすごく楽しかったですし、本当にこれまでにない経験でした。メダルを狙える位置で勝負できたので、また次の大会に向けて、メダルはお預けかなって感じです。自分じゃなくても日本の誰かが個人で金メダルを獲ってほしいなって思っていたので、最後中国の選手に優勝されて悔しいですが、上位に日本人が2人入って、走りきった4人全員が8位内で入賞したので、これは今までの中でもかなりいい結果なのかなと思います。4年生のときにもう一度ユニバーシアードに出場できるチャンスがあるので、そこでもう一度ハーフマラソン出場を狙って、個人で金メダルを目指して走ってしっかり結果を残して、その後のマラソンなどにつなげていきたいです。
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