2015/08/24

卓球部


秋への期待

◆第9回 関東学生卓球チームカップ◆
8月6、7日 所沢市民体育館
三人一組の団体戦で競い合うこの大会。立大は所属する3部と4部の大学で構成されているBブロックをAからEチームの5組で戦い、初日はそれぞれの1回戦が行われた。D、Eチームは1回戦で敗退してしまったもののA、B、Cチームは見事2回戦へ進出し、悲願の秋季リーグ3部優勝を目指す立大卓球部をさらに勢いづけるものとなった。

Bチームを牽引した主将・金子
立大の主力が揃ったAチーム[水野(観3)・神田(文3)・黒沢(コ4)]の1回戦の相手は東大Iチーム。1番手の水野は1セット目から1点も与えない完璧な試合をし、ストレート勝ち。続く神田、黒沢も相手に付け入る隙を与えない圧倒的な強さを見せつけ見事に勝利、3-0で難なく東大Iチームを下し2回戦へ進出した。一方、東海大Hチームと対戦したBチーム[金子(法4)・阿部(文4)・神崎(コ4)]は苦しい試合展開となった。1番手の阿部は相手選手の藤本の粘りのあるプレーに苦しめられ、戦況は一進一退を繰り返した。しかし、あと一歩のところで決めきることができず、セットカウント2-3で敗れてしまう。幸先の悪いスタートとなってしまったものの2番手の金子、3番手の神崎は相手の多様な攻撃にうまく対応しなんとか勝利。あと1人勝てば立大の勝利という状況に持ち込みチームに勢いを取り戻した。しかし、4番手金子の相手は阿部が負けた藤本。阿部の雪辱を晴らそうと果敢に攻める金子だったが、なかなか自分のペースに持ち込めず第1セットを落としてしまう。このまま厳しい試合が展開されるかと思われたが、続く第2セット、金子はいきなり7連続得点を奪い藤本を突き放す。その後も巧みなコース取りで藤本を惑わし、11-4で第2セットを圧勝する。第3セットは接戦の末、敗れてしまうも流れは完全に金子ペース。藤本の攻撃を完全に封じて第4セット、第5セットをしっかり勝ち取り2回戦進出を果たした。横国大Dチームと対戦した立大Cチーム[小島(観3)・佐藤(理1)・中井(法3)]もカットマンの相手に苦しめられ中井は敗れてしまうものの、スマッシュが冴えていた小島や新戦力となる1年佐藤の活躍により勝利。A、Bチームに続き2回戦へ進出した。Dチーム[笠原(社2)・前田(観2)・石瀬(法1)]、Eチーム[松井(法3)・大和田(現2)・葭原(営1)]は惜しくも1回戦敗退となってしまったが、今まで出場の機会がなかなかなかった1年の活躍も目立ち、立大卓球部全体を盛り上げる試合となった。

秋季リーグ優勝に向けて練習に練習を重ねている立大卓球部。今回の試合を通して、チーム全体が着実に調子を上げてきていることがうかがえる。惜しくも1回戦で敗退してしまったチームもあるものの、秋季リーグ戦に向けてさらに弾みをつけるものとなったことは間違いない。

Aチームで勝利に貢献した黒澤
大会二日目、3チームが1回戦を勝ち抜いた立大はAチームが見事勝ち抜け、10月に行われるAブロックの大会へ出場する権利を得た。惜しくもBチームは3回戦、Cチームは決勝で敗退した。新たな戦力が結果を残すなど、秋のリーグでの昇格を目指す立大にとって大きな期待が持てる形となった。

Aチーム[水野・神田・黒沢]は2回戦で立正大Cチームと対戦。1番手の神田が多彩なドライブで相手を3-0で下す。勢いそのままに続く2番手の水野が2セット目で10連続で点をとるなど3-0で勝つと3番手の黒澤も危なげなく相手を退け、決勝進出を果たす。決勝の相手は東洋大Aチーム。1番手のエース・水野は多彩なサーブを駆使し11-5で第1セットを取ると次のゲームでは9点を連続で取るなど相手を圧倒。その勢いのままに3セット目も取り、1-0とした。2番手の神田は1セット目を5-11で落とすと2セット目も中盤までリードしていたものの6連続失点を喫するなどして相手に試合を有利に進められ、敗れてしまう。1-1となったゲームで3番手として上がった黒澤は1セット目をなんなく取り、2セット目も中盤までリードされる苦しい展開だったが1-5でのラリー戦を制してからから怒涛の10連続得点でセットを奪い、相手に流れを渡さない。最後もリードされながら追いつき、11-9で終え、終わってみれば3-0の完勝だった。いい流れのまま4番に上がったのは再びエースの水野。ラリー戦やブロックも安定感があったが、やはりサーブが今日は冴えていたのか第1セットの11点目をサービスエースで飾ると、2セット目もサーブを中心に相手を崩し、11-5で奪う。3セット目も付け入る隙を与えないままエースとしての貫録を見せつけ11-8で取り、ゲームを3-1として見事Aブロック大会の出場権を得た。

Cチーム[小島・佐藤・中井]は2回戦で首都大学東京Aチームと対戦。1番手で1回戦好調の小島が出るがミスが多く2セットを連取されてしまい、なんとか1セットを取り返したものの最後のゲームを取られ1-3で敗れてしまう。しかしその悪い流れを断ち切ったのは新戦力の佐藤だった。2番手で上がると回転の強いサーブと積極的な2球目攻撃で相手を翻弄し、3-0で相手を下した。佐藤の奮闘に3番手の中井も応え、第1セットは落としたものの2セット目からは相手のミスを誘う卓球でゲームを奪い、最後はデュースの末に12-10で取り、3-1で勝ちゲームカウントは2-1と逆転した。4番手として上がったのは再び佐藤だった。最初のセットを終盤の5連続得点で取るなどその勢いのまま小島の敗れた相手にストレート勝ち。3-1で首都大学東京Aに勝利した。決勝でも佐藤が1勝を挙げたもののシードの神奈川大Aチームに力及ばず1-3で惜敗した。Bチームは2回戦で敗れた。

 秋のリーグ戦前、最後の大会となった今大会で新戦力やチームの中心となる選手が確実に力をつけてきた。また、敗退したことで課題が見つかった選手もいる。この夏、立大卓球部は新たな進化を見せてくれることだろう。秋はもう目の前だ。

(8月21日 新井智大・都馬諒介)
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