2015/09/29

野球部


決着は第3戦へ

◆平成27年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆
9月20日 明大2回戦 明治神宮野球場

2回戦

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(立)●齋藤俊、黒萩、小倉-松本、鈴木
(明)○上原、星-坂本
本塁打:菅野1号2ラン(4表)、田中和2号ソロ(7裏)

対明大1回戦は、立大が9回裏から試合をひっくり返す意地を見せ先勝。前日の勢いそのままに連勝し、宿敵明大から勝ち点をもぎ取りたい。しかし、結果は点差以上の重みを感じる結果となり敗戦。立大は相手エース上原(4年=広陵)を打ち崩せず、投手陣も高山(4年=日大三)、菅野(4年=東海大相模)らを封じ込めることができなかった。相手の投打の主軸を攻略できず、明大に勝ちパターンの試合運びを許す形となった。

変化球で三振を奪う斎藤俊

この日立大の先発オーダーは、その顔ぶれをがらりと変えた。二角(コ3=広島新庄)、大城(コ4=興南)の1、2番コンビ、そして5番には田中和(法3=西南学院)を起用した。これは、今季5番打者としてポイントゲッターの役割を果たしていた笠松(コ2=大阪桐蔭)の戦線離脱を受けたものだ。

試合は立大齋藤俊(営4=成田)、明大上原の両先発による投げ合い。両者ともに上々の立ち上がりを見せる。試合が動いたのは4回表。この回の明大の攻撃は今秋のドラフト1位候補、2番高山から始まる。打順の巡りあわせとしても最も警戒すべき相手だったが、右前安打を許す。3番竹村(2年=浦和学院)がすかさず初球で犠打を決め1死二塁。得点圏で4番菅野を迎えることとなる。その2球目。鋭いスイングからはじき返された打球は、右翼席へと突き刺さる2点本塁打。明大が打線の中軸2人による攻撃で先制した。     

本塁打を放ち、攻守に気を吐いた田中和
4回裏、この回先頭の2番大城が一、二塁間を抜く流し打ちで出塁し、その後盗塁を決め立大は得点圏に走者を進める。先制された直後のこの回、1点でも返したいところであったが、あと一本が出ず立大は無得点に終わる。5回表には左翼・二角がフェンス際の邪飛を華麗にダイビングキャッチ。守備でチームを盛り立てる。二角は8回表にもダイビングキャッチを決め守備で随所に存在感を放った。

6回表、齋藤俊は1死から外角への直球を高山に左翼線に流され二塁打となる。高山はこれでこの日3安打。2死二塁で4番菅野との対戦。ここで、溝口監督がタイムを取り齋藤俊に敬遠を指示。歩かせて5番佐野恵(3年=広陵)との勝負を選んだ。しかしここで制球が定まらず四球となり2死満塁、ピンチが大きく広がる。そして6番吉田(3年=佼成学園)に適時打を右前に打ち返され手痛い追加点を与えることとなってしまった。なおも2死満塁のピンチが続く。ここで齋藤俊は降板し、マウンドに上がったのは今季登板数を増やし信頼を獲得しつつある黒萩(営3=遊学館)。7番坂本(4年=履正社)に変化球を中前に運ばれるが、田中和の矢のような返球で走者の生還を許さず何とか追加点を食い止めた。田中和は7回裏には、上原から2試合連発となる本塁打。攻守両面で気を吐き、意地を見せた。しかし立大は8回裏から上原の後を受けた星(3年=宇都宮工業)を打ち崩せず、結果1-4で明大に敗北した。


この日、立大はわずか3安打。6イニング三者凡退となり完全に明大投手陣に抑え込まれてしまった。一方で田中和は2試合連続の本塁打と絶好調だ。そこに大城、佐藤拓、寺田(社4=神戸国際大附)らが本来の実力を発揮すればさらに打線の厚みは増す。明日は立大が覇権奪回を果たすためにも何としても落とせない試合だ。大いなる可能性を秘めた立大打線が機能することを期待したい。

(9月25日 大宮慎次朗)

◆コメント◆
先発を務めた斎藤俊#19
「今日は自分自身調子が良くなかったこともあったのですが、その中でどうやってゲームを作っていくかを考えて投げていました。主軸の高山と菅野を打たせてしまうと明治は勢いづいてしまうので、そこはしっかり投げていこうとバッテリーでも話し合っていました。やっぱり勝負どころでの失投だったり、そういう詰めの甘さが失点につながってしまったのかと思います。次回は勝負どころで力まず自分のフォームで投げ込みたいです」

安打を放った大城#1
「今日は向こうが少ないチャンスを生かしているのに対して、こっちはチャンスを生かせずに得点できないという試合でした。自分の状態自体はそんなに悪くないです。今日1本出たんですけど、どういうヒットでもいいので上位打線につなげられるようにという意識で打席に入っています。その中で1本出れば気は楽になりますね。先週勝ち点を落として、明日は負けられないのでどうにか自分が打ってつないで勝てればと思います」

クリーンナップを務める佐藤拓#7
「相手ピッチャーに抑え込まれてしまったのが敗因ですね。上原さんの真っすぐと変化球が良かったです。自分自身の調子自体は悪くはないのですが、若干ズレがあるので修正していきたいです。明日は意地でも勝ち点取ります」

 
立大メンバー表
10 鈴木 日大三 16 熊谷 仙台育英
13 小倉 山形南 6 篠崎吾 桐光学園
15 小林昌 佐久長聖 1 大城 興南
19 齋藤俊 成田 12 門田 如水館
11 田村 報徳学園 7 佐藤拓 浦和学院
21 黒萩 遊学館 9 豊村 東農大二
20 池田 小松 23 西岡 神戸国際大附
3 平沼 磐城 24 二角 広島新庄
27 松本 丸亀 26 田中和 西南学院
22 高田 浦和学院 28 大石 鎌倉学園
2 山﨑 所沢北 29 佐藤竜 國學院久我山
25 寺田 神戸国際大附 8 山根 浦和学院
4 酒井田 県岐阜商


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