2015/10/02

アメリカンフットボール部


ディフェンスでつかんだ勝利

◆2015年度関東大学アメリカンフットボール秋季リーグ戦◆
9月26日 対帝京大 富士通スタジアム川崎

9月26日 対帝京大学ASSASSINS

1Q

2Q

3Q

4Q

Total

立大

17

帝京大


学生日本一へ向けてリーグ戦を戦うRUSHERS。初戦を白星で飾った立大が次に挑むのは帝京大だ。流れが悪い中、立大の粘りのディフェンスで見事勝利を収めた。

相手のタックルをかいくぐる杉山大
 立大のオフェンスから始まった第1Q。RB#23杉山大(法2)のランプレーなどで敵陣36yまで前進する。しかし、帝京大ディフェンスによるパスインターセプトに苦しめられ、流れをつかむことができなかった。ここで流れに乗った帝京大に自陣23yまで攻め込まれ、FG成功で0−3となり先制を許してしまう。  悪い流れを断ち切れないまま迎えた第2Qだったが、立大ディフェンスが大奮闘。ボールポジションの悪い状況の中、粘り強いパシュートとタックルで相手に追加点を許さなかった。前半戦も終盤に差し掛かったところで、杉山大のランプレーやQB#18田中(観3)からWR#10望月(現4)へのパスプレー。敵陣10yまで攻め込み、杉山大のキャリーによりTD。TFPも成功し、7−3と逆転。立大の反撃はここから始まった。
見事FGを決めた細谷

後半になっても立大ディフェンスの勢いはとどまることを知らない。2シリーズ連続のファンブルリカバーで帝京大を圧倒し、敵陣20yからの攻撃というビッグチャンスを作り出した。そのチャンスを生かし立大オフェンスはゴール前3yまで迫る。最後は杉山大のランプレーでTD。TFP成功で14−3とリードを広げた。その後のキックカバーで敵陣12yと有利なボールポジションを確保した立大だったが、帝京大にパスプレーによるビッグゲインで自陣まで踏み込まれる。まだまだ安心できない試合展開の中第3Qが終了、最終クォーターへ突入した。  第4Q開始直後、またも粘り強いディフェンスが光り、帝京大に得点を許さなかった。立大は第4Q最初のドライブを4プレーで抑えられそうになるが、4thダウンのパントプレーでDB#46田村(法2)がボールをリカバー。再び攻撃権を獲得した。その後敵陣31yまで攻め込んだ立大は、K#37細谷(異3)のFGで3点追加。17−3と帝京大を突き放した。

「次の試合に向けて必ず成長します」主将・杉山は力強く語った。今試合では、立大ディフェンスの粘り強いプレーが特に目を引いたが、課題も見えた。一週間後に控えた東大戦では、攻守蹴すべてにおいて圧倒しての勝利に期待したい。
(9月30日・清水千悠)


◆コメント◆
◎監督 中村剛喜(90年卒)
〇今日の感想は
――ナイスゲームというか、勝ちは勝ちですね。割り切って。ディフェンスが向こうのミスもあったんですけど、よく粘ったということだと思います。
〇やはりOFよりDFが評価できる試合だった
――そうですね。
〇特によかった選手は
――ディフェンスのユニットとして、よく粘ったんじゃないですかね。
〇今日の相手については
――いいチームだと思います。自分たちの強みをしっかり出してきた、と思いますね。
〇今日の試合に向けて先週から修正して来た点は
――ここで気が緩まないようにもう一回締めていこうということは言ってきたつもりですけど。ただ、気合が入ってないとかそういう問題ではなかったと思いますね。ただ単に向こうもいいプレーしてきたと思いますし。
〇実力の拮抗した試合だった
――はい。もう接戦になると思っていましたので。
〇今日出た課題・収穫
――もう一週間なんでね。そんなにはあれだと思うんですけど、ここだけはつぶしておかなくちゃいけないというところだけは明日チーム全体で共有して、東大戦に向かうだけですね。

◎主将・P#52 杉山
○今日の感想は
――納得のいくような試合ではなかったので、今までやってきたことをもう一度見つめ直して初心に帰って東大戦に向けていきたいと思います。
○相手の感想は
――相手も本気で勝ちにきているんだなっていうのは思いましたね。
○チームの調子は
――分析をしていて、その通りに来なかった時にどうアジャストしていくかがまだまだ足りなかったかな。もっと詰めるところは詰められたし、日本一を目指す中でもっと成長しなくてはいけないなって思いました。
○試合中意識していたところは
――サイドラインからどれだけチームを鼓舞できるかと、数少ないパントカバーというプレーで、どれだけフィールドを回復してチームに貢献できるかを意識していますね。
○ハーフタイム中なにを語ったのか
――自分たちのチームはアメフトを本当に楽しんでするプレーが合っていると思うんですけど、前半それがミスで減っていっていると思ったので、自分たちがどういうチームを目指しているのか考えようって言いました。
○東大戦に向けての意気込みを
――勝つだけです。今日は本当に不甲斐ない試合を見せてしまったのですが、勝ちは勝ちなので反省点を抑えて、次の試合に向けて必ず成長します。

◎副将・TE#82 春木
〇今日の感想は
――常に結果を求めてきた中で、2戦目で勝てたことは良かったです。
〇自身のプレーについて
――今日はパスが一回もなかったのですが、自分の仕事は全うできたと思います。ただブロックするだけでなく、相手を上回るブロックを意識しているので、それができました。でもまだまだミスはあるので、そこを改善していきたい。
〇オフェンス全体の出来について
――インターセプトが3回あって、そこで相手に流れが持ってかれたので、もっと詰められるところは詰めたほうが良かったと思いました。
〇チーム全体について
――オフェンスができていないようなつらい局面で、ディフェンスが頑張ってくれたところは、チームとして成長している点だと思います。
〇相手によって作戦は変わるのですか
――自分たちがやりたいことは変えないのですが、相手の弱いところを探して練習をしています。
〇次戦にむけて
――相手をリスペクトした上で、全力でぶつかって勝ちにいきたい。

◎LB#6内田
○今日の感想
――相手のレベルが低かっただけで自分たちの力を出し切れずに不完全燃焼で終わった。勝利はついてきましたが。
○ご自身のヒットは満足されていないか
――全然満足していないです。
○最近の調子は
――前回は気持ちよく思いっきりプレーできた。相手のオフェンスがわかりやすかったのもあるんですが。今回は相手のプレーを見てしまって。思うように動けなくてそのままずるずる出される。調子というよりか今回は自分の準備不足です。
○勝利とはなったが課題も多かったのでは
――僕もそうだったんですが、細かいところのミスが多くて。逆に全体を通して止めるべきところで止めたので結果3点しか入れさせず、TDを許さなかった粘り強さは収穫です。
○東大戦への意気込み
――東大は組織力もあってBIG8の山場といっても過言ではないと思うので。やりやすい、やりにくいとか言っていられる場合じゃなく自分たちの全身全霊を最初からぶつけていくしかない。東大に勝つことがリーグ戦通して重要だと思うので全力で行きたいと思います。

◎QB#18田中
○帝京大の印象は
――上手な選手が多くて、スカウティングの時点ではいけるなと手応えがありましたが、立大に合わせてすべてを変えてきていて、全く別のチームのように感じました。
○前半パスが多い印象を受けましたが
――前半パスを多くしたのはパスで勝負しようという狙い通りだったんですが、後半はあまり上手くいきませんでした。
○オフェンス全体を振り返って
――相手が違うことをすると、アジャストするのに時間がかかってしまいました。
○本日の試合から収穫や反省点は
――結局相手はどう来るか分からないので、スカウティングがすべてではないと教訓にしたいと思いました。
○東大戦に向けての意気込み
――今日はディフェンスとキックのおかげで勝てたので、次はオフェンスで勝てるようにしたいです。

◎K#37 細谷
○今日の試合を振り返って
――1試合目は東海大戦でキッキングが足を引っ張っていったっていうのと、それで何とか挽回したいなという思いで臨んで、まぁああいう結果が出てほっとしています。
○ご自身のFGについては
――蹴った瞬間感触がよかったので入ったと思いました。練習だと何回か決めている距離だったんで大丈夫です。
○チームの雰囲気
――東海大戦のような緊張があまりなかったかなって思っています。負けなかったことはよかったかな。
○次戦に向けて
――東大戦はリーグ戦前半の山場だと思っているので、必ず勝ってリーグ通して頑張りたいなと思っています。
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