2015/10/19

ローラーホッケー部


女子 思いを繋ぎ、インカレ3連覇!!!

◆第57回全日本学生ローラースケート選手権大会◆
10月11日 長野・千曲川リバーフロントスポーツガーデン
迎えた大会2日目。前日国学院大をフリーシュート戦の末に下した立大は、いよいよ決勝の舞台へ。相手はシュート力が高く、パワーもある専大。立大とはあまり対戦経験のない大学だ。選手たちは前日から「気持ちだけは負けないように、最後まで走り切って勝ちに行きたい」と気持ちを引き締め、優勝をかけた天王山に臨んだ。


10/11 2日目 決勝 対専大

全日本学生選手権・女子

立大

1-1

専大

2-0

得点者(立大)

山口、中村②



試合開始直後、助川(コ3)がロングシュートで先制点を狙う。動きの堅かった昨日とは一転、細かなパスがつながり、相手ゴール前を攻め立てる。前半4分、山口(観4)が相手のパスをカットし、中村(文3)から助川にアシスト。ロングシュートを放つが決まらない。とってはとられ、目まぐるしく攻守が入れ替わる。専大はゴール前にディフェンスの裏を取って入り込んで来るプレーで、先制点を狙う。一方の立大はディフェンスの面で距離が縮まらない場面も見られる。「思っていた以上に押されてしまった」とキーパーの原田(文4)。攻め続ける専大に、危機感を感じる。立大のパスミスからピンチを広げ、ゴール前を攻められると前半15分、失点を喫する。しかし、「昨日の試合でも先制点を決められて、そこから巻き返すことができた」と前を向く選手たち。失点直後に引きずったプレーをしないように声をかけあい、気持ちを切り替えた。そして前半18分、専大が激しくプレッシャーをかけてくる中、山口がゴール左へ浮かせたロングシュートを放ち同点に。ずっとチームを引っ張り続けたエースの一振りで、試合を白紙に戻すと、立大は1-1で前半戦を終えた。


堅い守りでゴールを許さない原田
このまま流れに乗りたい後半戦。しかし、序盤は専大にゴール前を攻められてしまう。ここは原田が安定した守りを見せ、試合の主導権を渡さない。そして後半7分、中村がゴール左にシュートを決める。「先輩たちが好きにやっていいよと言ってくれて、プレッシャーはほとんどなかった」と落ち着いていた。勢いに乗る立大はシュート本数を増やし、攻め負けない。後半11分、相手に攻められていた場面でもタイムアウトをとり、しっかり修正して積極的に得点を狙う。そのままの流れで後半14分、中村が自ら相手陣に攻め込み、ゴール右への美しいシュートを魅せた。スタメン入りした最初は思うようなプレーが出来ず、メンバーから外されるという不安を味わっていたという中村。しかし、先輩たちが成長させてくれた。「最後は、自分も先輩たちとプレーできる一員になれた」。先輩たちへの感謝の気持ちを、思い切ったプレーで表した。これで3-1。優勝を決定づける一点が決まり、交代の選手たちが次々とリンクにあがる。「5人だけじゃなくて、他にも代われるメンバーがいるからこそ、フィールダーは全力で走れた」と原田。全員で勝利に向かい、攻めの姿勢を崩さずパックを追い続けた。そして試合終了のブザーが鳴った。膝に手をつき、ほっとした表情を見せる選手たち。3連覇という目標を達成したのだ。


3連覇を決めて、嬉しいよりもほっとした気持ちが一番初めにあったという原田。去年のチームのように、圧倒的な存在の選手がいたわけではなかった。しかし、「チーム全体で力を合わせて勝つ」ということを目標に、底上げに成功し、優勝を手にすることができた。重圧から解放され、晴れやかな表情で花道を飾る4年生たち。「勝ちにこだわってほしい。そして3連覇を4連覇にしてほしい。」と角田(文4)。先輩から後輩へ思いは受け継がれた。「連覇」は一つの代で達成できるものではない。先輩から後輩へ、つないだ思いの結果だ。これからは新チームが始動する。「先輩たちを越えます」と中村は力強く前を見据えた。「4連覇」という新たな目標に向かって、彼女たちは進み始める。

(10月15日・越智万悠子)
◆個人賞◆
原田 最優秀GK賞
山口 最優秀選手賞

◆スピード部門◆
リレー1600m2位
スピード総合2位

◆コメント◆
#5 山口
「女子としてはうれしいんですけどアベック優勝目指して1年間やってきたので男子が負けてしまってすごく悔しいというか、勝てたのはうれしいけど男子と一緒に勝ちたかったなって思います。昨日と点の取り方とかは変えなくて自分たちがやりたいことを出し切ったって感じです。4年生が少ない中で後輩の力も借りないといけなくてその中で後輩がすごい頑張ってくれました。今までのチームにはダブルエースって呼ばれる存在がいて、そこに引っ張られていくチームだったんですけど、みんなの個々の力がチームの力に変わっていけたので、別のいいチームが作れたのかなって思います。後輩には最初からいいチームにしようって思うのではなくて時間がかかってもいいからいいチームを作って、4連覇を目指してほしいなって気持ちです。」

#9 角田
「勝つことが出来て、本当に素直にうれしいです。先輩たちの思いも繋いできて、自分たちも絶対勝ちたいと思っていたし、たくさんのOGさんにも来ていただいていたので。絶対勝たなきゃという気持ちは強かったです。2年生の頃からインカレには出場するチャンスをいただいていて、今まではひたすら自分の得意なプレーをさせてもらっていた立場だったんですけど、今年は後輩にこれからの糧になるようないいプレーをたくさんしてほしいという風に思っていたので、自分云々というよりも後輩のために戦いたいなと思っていました。本当にみんなに「ありがとう」という思いで試合をやったんですけど、周りのみなさんからすごくパワーをもらった試合でもあったし、逆に私も「みんなのために」と思ってできた試合だったので、最後の試合としてはすごくすっきりとした気持ちです。四年間頑張ってこられたのは、一つは仲間がいたからですね。何度もくじけそうになったことはあったんですけど、その度に仲間が「頑張ろうよ」って言ってくれましたし、プレーをしていても周りに頑張っている人がいると自分も「やらなきゃ」と思えたので、仲間の存在はとても大きくて。後輩たちは勝ちにこだわってこれからも頑張ってほしいと思います。」

#10 原田
「試合に勝てて、本当にほっとしています。去年からずっと出場しているけど自分たちが引退の試合なので、そこにかける思いはやっぱり全然違ったなって思います。就活で約2か月間は一切部活に関わらない、休部みたいな形になっていたんですけど、でも夏の練習は8月から丸々出られたので、そこの不安はなかったです。むしろ調子も上げてこられたので、就活のせいで体がなまっていたとか、練習量に不安があるとかはなかったです。ローラーホッケー部に入れて良かったなと思いますし、後輩たち、このメンバーでできて良かったなって思います。同期とはすごい仲がいいです。プライベートでも仲がいいので、大学生活でこういう仲間を得ることができたのはすごく嬉しいです。このチーム本当に好きで、もう楽しくプレーができました。後輩たちは、楽しくやることが大切かなと思うので、本当に楽しくやっていってほしいと思います。」

#2 中村
「今日は、やりきったっていう感じです。昨日よりは慣れもあって、リラックスしてできました。先制点は相手でしたけど絶対に1点を取り返すって思って、焦ることはなかったです。私の個人的な目標としては、点を取ろうということしか考えていなかったので、それを達成できたのはよかったです。私は去年試合に出ていないので、もう夢のようです。先輩たちが成長させてくれたので、感謝しかないです。キャプテンの山口さんはいつも広い心で接してくれて、包み込むようなっていうか。失敗しても良いんだって思えて、思い切ったプレーができました。来年は4年生になるけど、絶対に優勝するという気持ちで、更にパワーアップをして、今を越える立教大学を作るつもりで頑張ります。」

#7 助川
「昨日よりは緊張しないでやれたかなと思います。個人的には2点差がついたら後輩を出せるってことで優勝はもちろんだったんですけど下も出したいって気持ちで、結局点は取れなかったんですけどそういう気持ちで臨んでいました。今の社会人一年目の代の先輩が抜けたことで戦力的に落ちてしまって、4年生もやりたいことができなくなってつまらないホッケーって思うかもしれなかったので、自分としては4年生にもっと楽しくホッケーをやってもらいたいって気持ちがありました。今年の4年生にはすごく楽しくホッケーをさせてもらったので自分も今の4年生みたいに周りを使って周りを楽しいって思わせるホッケーをできるようになりたいと思います。新しい代になったことで今までやってた通りにはいかなくなると思うんですけど、これまで試合に出ていた者として戦力的にチームを支えていきたいと思います。」
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