2015/11/11

アメリカンフットボール部


全勝昇格に向けて

◆2015年度関東大学アメリカンフットボール秋季リーグ戦◆
11月1日 対横国大 アミノバイタルフィールド

11月1日 対横国大MASTIFFS

1Q

2Q

3Q

4Q

Total

立大

13

26

横国大

11

リーグ戦、これまでの試合全てで勝利を収めている立大ラッシャーズ。今回も決して気の抜けない試合展開となったが、FGで堅実に得点を重ね26—11で白星を勝ち取った。

司令塔として活躍する田中
立大のレシーブで開始した前半。ファーストシリーズはRB#23杉山大(法2)のランプレーで着実にゲインを重ねて行き、ゴール前8yまで前進。TDとはならなかったものの、K#37細谷(異3)のFGで幸先よく先制点を奪った。続く横国大の攻撃では、LB#56星野(社2)の力強いタックル、さらにLB#44申(観3)のインターセプトと、立大ディフェンスの力を余すところなく発揮した。このチャンスを活かしたい立大だが、思うようにゲイン出来ず敵陣30yで4thダウンFGを選択。細谷の47y地点からのFGが見事成功し6—0と相手をリードした。その後も横国大にダウン更新を許さず、立大が自陣31yまで前進したところで試合は第2Qへ。FG失敗など、相手のミスに助けられる場面もあり、無失点に抑えた立大。それに対し相手ディフェンスも奮闘、拮抗した場面が続く。オフェンス陣が果敢に攻め込むものの、このシリーズはTD獲得ならず、そのまま前半終了となった。

差を広げたい後半は、立大のキックオフで再開した。最初のシリーズからDB#31石田(社4)がインターセプト。着々とダウンを更新し最後は細谷がFGを成功させ、13—0と相手を突き放した。その後も横国大オフェンスを封じ、次のシリーズでも攻める立大。またしても細谷のFGが決まり、本試合で細谷は1試合4本のFG成功という関東学生リーグタイ記録を達成した。試合終了までこのまま無失点に抑えたかった立大ディフェンスであったが、第3Q残り30秒の所で横国大にFGを決められ、得点を許してしまう。そんな中迎えた最終Q。これまで立大ペースであったこの試合だが、ここへ来て危うい展開となった。4Q最初のシリーズをDB#8森上(営1)のパスインターセプトで抑え、攻撃のチャンスを得た立大。しかしこのシリーズではFD獲得ならず、4thダウンパントを選択。続く相手の攻撃でTDを許してしまう。さらに、相手の2ポイントコンバージョンが成功。19-11と8点差まで詰め寄られ、気の抜けない状況となった。ダメ押し点のほしい立大は杉山大が56yのロングランでTD。最後はニーダウンで時計を進め、26-11で勝利を収めた。
ランプレーでチームに貢献する杉山大

序盤から中盤にかけて、巧みなボールコントロールで攻撃の時間を長く確保し、試合の主導権を握っていた立大。しかし後半では反則やボールセキュリティなど、課題も見えた。「反則が多かった。何度も言われていることなのでそこはしっかり反省しなければいけないと思う。」主将・杉山は入替戦を見据えて今後の展望を述べた。後2戦、全勝での昇格のためにも負けられない戦いがつづく。今回見えた課題としっかり向き合い、これからもファンの想いに応えるようなプレーを見せて欲しい。

(11月5日・清水千悠)


◎今日のMRP (Most Remarkable Player~注目すべき選手~)

K #37 細谷恭平
立教新座高
異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科3年


今回、何度も訪れたFG全てを成功させた細谷。TFPを合わせると今試合だけでも14得点を挙げ、1試合4本のFG成功という関東学生リーグタイ記録を達成した。チームの勝利に大きく貢献した。「30yまで攻めていれば点は取れるっていうチームにゆとりや安心感をもたらしてくれる」と監督からの信頼も厚い。今後も彼の活躍から目が離せない。





◆コメント◆
◎監督 中村剛喜(90年卒)
――ホッとしています。なかなかどこの相手も楽に取らせてくれないですね。どこのチームよりも我々が1番、今年のゴールは明確に持っているはずなので、当然そこに向けて日々一生懸命取り組んでいる訳で、その思いが出せたかなという感じです。DFがよく頑張っていました。上手くOF、DF、スペシャルチームが三位一体となってお互いを補い合うというか。OFがなかなか厳しい状況にいるときにDFがしっかり踏ん張って止めてくれて、スペシャルチームがフィールドポジション頑張って持ってきてくれて、上手く機能したかなと思います。皆しんどい状態で怪我を抱えながらやっていて万全とは言えないのですけど、チームメイトで補い合って全員でなんとか目の前の1勝をもぎ取っていこうという雰囲気はあるので。次はもう総力戦で、とにかく1点差でも勝

◎HC 市瀬一
――ディフェンスが前半よく守ったことですね。0点に抑えられたことが大きくて、結局後半のファーストシリーズも1・2・3で止めて中山の一発TDとか。そこでしょうね、楽になったのは。あまりチームで入れ替え戦という話はするつもりはないですね。まだ見ていないというか、目の前の一戦が精一杯な状態ですよね。現時点で拓大が3勝1敗、駒大が2勝2敗。どちらも自分たちの特徴をうまく活かしている、そういう戦い方をリーグ戦でしているので。今日の試合(駒大対拓大)しっかりと観ていきたいと思います。

◎主将・P#52 杉山
――まず勝てたことは嬉しいことでなんですけど、自分たちのやりたいフットボールができたかと言われればそうではないのでそこは悔しいです。相手がどこのチームであれ、自分たちのやりたいフットボールをやるっていうことを今日決めて臨んだので、勝ち負けっていうよりも、自分たちのやりたいことができなかったことが悔しいです。今日の試合でもそうなのですけど、反則が多かったということなどですね。何度も言われていることなのでそこはしっかり反省しなければいけないと思いますね。

◎K#37細谷
――練習ですごく調子が良かったので、特に心配はしてなかったです。調子よかったので全部決まると思っていたし、すごくホッとしています。僕は怪我しやすいので、ふくらはぎだけケアしています。本当に今日みたいなプレーを継続していくことが、チームの勝ちに直結すると思うので、これからもこういうプレーが出来るように練習から頑張っていきたいと思います。

◎QB#18田中
――正直油断していた部分があって、苦しい試合になってしまいました。やはりオフェンスはTDしないといけないので、押し切れなかったという反省ですね。事前に、横国大のタックルは危ないので杉山に重い体形で持たせるのと、パスでということを話していました。まずは1試合1試合なので、入れ替え戦を考えずに次の試合をしっかり勝つことを考えて準備します。

◎LB#44申
――ディフェンスだと、詰められるところ、例えばインターチャンスだったり、ロングゲインを取られてしまったり、そこはまだまだ詰められるところです。そういう細かいところを詰めておかないとこれから迎える入れ替え戦だったり、BIG8で強いと言われているチームには競り勝てないのかなって思います。星野のビッグプレーだったり、DLが要所要所で相手のOLを押し上げてくれていたりで、前半は良かったという印象ですね。今の雰囲気は本当によくて、若い人もたくさん出場してきて、最後は4年生に笑って卒業してもらいたいっていうのが、言葉にはみんな出さないんですけど、内なる闘志みたいなのが感じられますね。個々の役割を全うして、今まで完全に無失点の試合っていうのはなくて、本当にディフェンスで勝ったなって言われるような試合はないので、次回はディフェンスで勝ちます。
Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.