2015/11/16

フェンシング部


春の王者相手に大奮闘!―関カレ最終日―

◆第67回関東学生フェンシング選手権大会◆
10月27日 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
関カレ最終日に行われたのは男子エペ団体戦。春のリーグ戦では2部2位、また前日の関カレ個人戦では5人が決勝トーナメントに進出するなど実績を残し、特に期待がかかる種目だ。立大は期待のルーキー岸(理1)、フルーレのエース木村(異3)、主将を務める田中(文3)、そしてエペのエース叶内(法3)というメンバーで挑んだ。

1年生ながら冷静なプレーを見せた岸
1回戦で対するは日体大。春のリーグ戦では勝利を収めているが、2部3位と立大と実力が拮抗する相手だ。立大は1番手の木村がリードを奪うも、そこから流れに乗れず。第4セットを終えて14―20と序盤は苦戦を強いられる。ここで立大は田中に代えてリザーブの岸を投入、この早めの決断が功を奏した。第5セット、岸が相手の攻撃をしのぎつつ鋭い返しをみせ2点差まで詰め寄れば、続く叶内も持ち味である堅い守りを発揮しついに同点とする。その後は第8セットで木村が一時崩れ逆転を許す場面もあったが、終了間際に粘りを見せ38―39、1点差で最終セットの叶内へ託す。リーグの対日体大戦時も、ビハインドで最後を託された彼。「春の経験から焦ることはなかった」(叶内)。すぐに同点とすると2本の同時突きの後、一気にしゃがみ込み相手の足元を突き逆転。さらにそこから3連続得点で45―41、見事接戦を制した。

相手の足元を狙う叶内
準々決勝の相手は今年エペで1部リーグを制した日大。実力差のある相手であったがひるむことはなかった。1番手の叶内、2番手岸を終えた時点で10―6と堂々の戦いぶり、3番手木村もリードを守り切る。予想外の展開に日大も攻めづらくなったのか、試合中盤はお互いほとんど攻撃のないまま終わる。第5セットを終えて16―14、ベスト4入りが見えてきたが、次のセットで突如として木村が激しい攻撃にさらされる。同時突きに持ち込むなどで2点差までに抑えたが逆転を許してしまう。それでも第7、第8セットは岸、木村が意地で食らいつき最終セットを前に36―37、どちらが勝ってもおかしくないスコアに。両校とも最後の望みをエースに託し、ピストに送り出す。最終ターンへ向かった叶内は持ち味の守りだけでなく、自分から前に出ての突きもくりだし相手と渡り合う。残り40秒の時点で41―42、最後の最後まで勝負はもつれこんだ。だがここで相手の強烈な攻撃を防ぎきれず。3連続得点を許し42―45で敗北となってしまった。

あと少しで勝てただけに悔しさの残る日大戦。それでも実力を出し切り、大接戦を繰り広げた選手たちは満面の笑みで相手と握手をしていた。5日間にわたった関カレ、それを笑顔で締めくくることができたことは必ず次に始まるインカレにつながるはずだ。立大エペ陣がインカレで対峙するはリーグ戦1部2位の慶大。またもや強敵との戦いとなったが、今流れに乗っている彼らなら再び熱戦を見せてくれることに期待が高まる。

(11月6日・岡林健太)

◆コメント◆
叶内

――この日を振り返って
確実に勝ちたいと思っていた日体戦で勝てて良かったですし、日大は1部1位の大学なので取れて30点ぐらいかなとみんなと言っていたのですが、41点も取れたのでみんなよく頑張ったと思います。
――インカレでの目標
去年は出ていないのでエペに関しては関西のチームがどのぐらいのレベルなのかわかりませんが、まず1勝することを目標に、それでベスト8なので。全敗で帰るのは嫌なので絶対に1勝はしたいと思います。
――来年の関カレでの目標
個人では今年はベスト64という本当に悔しい結果に終わったので、来年は自分たちが最高学年で今の上の強い人が抜けるのでベスト8、あわよくばベスト4とかを狙っていきたいです。団体戦は今回ベスト8なのでベスト4、もう1勝したいですね。
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