2015/12/04

ソフトテニス部男子


課題の多き六大戦

◆東京六大学秋季ソフトテニスリーグ戦◆
10月3~4日  早大所沢キャンパステニスコート
 悔やまれる1日目
  秋晴れの中、強い日差しが差し込む今日、秋の六大学戦が幕を挙げた。次週のリーグ戦への前哨戦とされるこの大会。二部で戦うであろう慶大、法大などとも試合を行うため、リーグ戦への試金石となる大事な一戦だ。「リーグ戦への前哨戦、負けられない」と主将・高橋(現4)の言葉からこの試合の重要さがうかがえる。そんなリーグ戦へとつなぐ一戦が、今始まった。

制球良くコースを突く佐藤
 初戦で相対したのは二部で戦う法大。春には6-1で快勝している相手だ。1試合目、コートに入ったのは石川(現1)・中村(コ2)ペア。試合は序盤から石川のゲームメイクが冴える。鋭いサーブから相手を崩すと力強いストローク。強気の攻めで2ゲームを連取すると、主導権を握ったように思えた。だが相手も立大ペアにも劣らない強気のプレーでポイントを重ねる。左右に振るストロークで思うようなゲームをさせてもらえず逆に3ゲームを奪われる。その後も中盤での相手の攻めに、試合を立て直せず3-5と初戦を落としてしまう。続く岡安(法3)・根本(コ3)ペアも2-5で敗北、荒井(法2)・川俣(現4)ペアもミスが多く目立ち1-5と3連敗。同時に行われていた峯村(コ1)・安藤(済2)ペアは5-2で勝利するものの後がない状況に。そんな中5試合目に入ったのは山田(文2)・小野憂(文2)の二年生ペア。試合は両ペア譲らずの接戦になった。序盤は山田がサーブで相手を崩し、前衛の小野憂が決めるといった、基本に忠実ながら息のあったプレーでポイントを重ねる。しかし1-1と両ペアブレイクに成功した3ゲーム目。立大のサーブゲームで、山田のコース隅に決まるフォアストロークなど、3ポイントを連取しキープと思われたが、そこから相手の4連取でブレイク。ここで流れが変わってしまい、その後は山田の粘り強いプレーや小野憂の冷静なネットプレーなどポイントを奪うものの、結果は3-5で敗戦。1試合目は計2-5で力量差が開いた結果となった。
 2戦目は春季リーグ、昨年の秋季リーグを7-0と完封している東大と対戦だ。得意としている相手とあって、序盤から東大を突き放していく。1試合目と同じく石川・中村ペアが先陣を切ると、エースペアの貫録を見せつける。1試合目に続く石川のゲームメイクに加え、中村のネットプレーが際立った。それに加え豪快なスマッシュなどを見せつけ相手を寄せ付けず、5-2で勝利を飾る。続く各ペアも相手を圧倒する試合ぶりで勝ち星を重ねていく。終わってみれば7-0と東大をシャットアウト。3試戦目へといい流れを生むゲームとなった。
 そして初日最後の試合には、一部昇格には避けて通れない相手明大が立ちはだかった。 1試合目、石川・中村ペアが幸先よく勝利するものの、その後二連敗。続く峯村・安藤ペアがコートイン。序盤から峯村のサーブや打点の高い安藤のスマッシュなどが決まり、両ペア譲らない熱戦に。しかし3-3で迎えた第7ゲーム、タイブレークの末、ブレイクを許してしまう。そこからは相手に主導権が渡ってしまい、3-5で惜しくも敗北を喫した。そこから立大は六試合を終えセットカウント1-5と劣勢のまま試合が進んでしまった。最後はこの試合初ペアの佐藤(コ1)・川俣ペアが登場。試合はインカレベスト8の実力そのままに相手を5-1と圧倒。最後は勝利で報いるものの、結果として3試合は2-5の完敗で1日目を終えた。
(10月17日・加藤崇兵)
駆け引きの2日目
  六大戦は2日目に突入した。1日目を1勝2敗で折り返した立大は早大、慶大と対戦。特に慶大との2部校対決は、来週に控えた秋季リーグを占う大事な一戦となる。

強打で敵を圧倒する石川
 この日1対戦目の相手は早大。8月のインカレで三冠(ダブルス・シングルス・団体戦)を達成した王者になすすべなく、チームスコア0―7で完敗を喫した。その中で気を吐いたのが5試合目に登場した佐藤(コ1)・川俣(現4)ペア。インカレのダブルス優勝ペアである安藤優・安藤圭にG3―5で敗れはしたものの、一時はG3―0とリードするなど奮闘した。
 今大会の最後は慶大戦。同校は、来週に迫る秋季リーグで共に2部に所属するライバルだ。この試合のオーダーを決める際に、来週を見越した伏線があった。問題になったのは、普段から立大の1番手を務める石川(コ1)・中村(コ2)ペアの配置。慶大は1番手に大将ペアの白石(済4)・浜高(総合政策4)を固定しているため、今日の試合で石川・中村を白石・浜高に当てることは、リーグ戦を前に相手に予行演習の場を与えてしまうことになる。オーダー決めを任されたのは主将の坂本(コ3)。熟慮の末、石川・中村を2番手にずらし試合に送り出した。
 代わりに1番手で登場した岡安(法3)・根本(コ3)は白石・浜高にG0―5で敗れる。そして2番手の石川・中村はさすがの試合運び。後衛の石川が展開を作り前衛の中村がボレーを決める理想の得点パターンに加え、石川の個人技も光った。G5―3でこの勝負をものにすると、続くペアも順調に白星を重ね、チームスコア5―2で最終戦を白星で飾った。

 最終成績は2勝3敗で4位。一部校の早大、明大だけでなく、同じ2部校の法大にも土をつけられたことが痛かった。坂本主将は「先に攻めて決めるプレーが立大には少ない」と課題を口にする。来週の秋季リーグでは法大、慶大との再戦が控えている。思い返せば、今日の慶大も積極的な攻めが目立っていた。勝ったとはいえ油断は禁物。失敗を恐れぬ攻めの姿勢が立大にも不可欠だ。
(10月24日・栗原一徳)

◆コメント◆
主将・高橋(1日目)
―今日を振り返ってみて
来週、リーグが控えていて、1週間前の前哨戦ということだったんですけど、正直完全に新チームになっての試合だったんで雰囲気が盛り上がっていなかったかなと。四年生が前に出ないように控えめにやっていこうって話してて、三年生中心で進んでいてチーム全体としてのいい雰囲気っていうのはあんまりなかったのかと思います。

―高橋さん自身の試合については?
自分は来週で4年間のテニスがラストになるんで、できれば今日明日と全勝で来週を迎えれればいいなと思ってたんですけど、最後明治戦で負けてしまってまだ課題もあるので、1週間でやれることはあるかなと。(課題というのは?)攻められた時の弱さっていうのがあって、序盤3-0になるまで早くて、ラリーも続かなくて、その時の対処法っていうのを明日を含めてこの1週間で詰めていきたいです。

―リーグについて、法大が二部に降格して、昇格するためにはそこがカギになると思うのですが?
そうですね法大のメンツを見ると落ちてくるぐらいのレベルではなくて、一部にいてもおかしくないメンバーが5本揃っているので、今日も6-1で負けているので、法大と慶大東経この3つに勝てないと一部昇格は難しいと思うので、明日慶應が残っているので先を見据えてやっていきたいです。

次期主将・坂本(2日目)
―早大戦を振り返って
やはり力の差が大きいなと感じました。1部校のプレーを見ていると、先に攻めて決めるプレーが多いので、そこは僕たちに足りないところだと思います。

―慶大戦を振り返って
慶大とはけっこうライバルみたいなところがあって彼らは最近勢いをつけているので、そこに負けないようにやっていきます。

―主将としてチームをどう引っ張っていくか
自分の代にはスポーツ推薦がいない中で、スポーツ推薦の多い下級生をどう引っ張っていくかは難しいです。前主将の高橋(現4)さんは実力的にも絶対的存在だったので、そことの違いですね。その分自分は練習や日頃の行いだったりで主将らしさを見せていけたらいいなと思います。
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