2015/12/29

男子ラクロス部


若き力のこれからに期待

◆2015年度関東新人戦ウィンターステージ(関東学生フレッシュマントーナメント)◆
12月12日 江戸川区臨海球技場
予選敗退に終わったサマーステージから約4か月。今大会は7分ハーフの6人制で行われ、いかに成長したか、いかにチーム力を短時間で発揮するかが明暗を分けた。立教からは、立大α、成蹊大のβチームと合同の立大β・成蹊大βの2チームが出場。ためらうことなく駆け上がる脚力がキーポイントであった。


次々と得点を決める高子
○立大α
対獨協大
ついに始まった第一試合。開始早々、チームワークを活かしたパスでボールをつなぎ桑原(社1=#9)が先制点を決める。幸先の良いスタートに会場は大きな歓声に包まれた。しかし相手の攻撃も容赦はない。立て続けに2点を取られ1-2となり、追い抜かされてしまった。立大も負けじと反撃をして得点を奪い返そうと奮闘。1Q6分には高子(済1=#61)が鋭いショットを放つも惜しくもバーに弾かれる。その後もチャンスをものにできず、1Qは終了。
 なんとしてでも得点を取り返したい立大。気合の入った後半、立大ポゼッションの時間が続く。第2Q開始から2分、弓田(社1=#11)が右サイドを駆け上がる。それを阻もうとする相手ディフェンスをうまくかわし、ゴール。試合は振り出しに戻ったと思われたが、相手の強烈な攻撃に一気に3点奪われてしまう。予想外の展開に焦りを隠せない立大。残りわずかとなった後半6分、弓田が2得点目のショットを決める。追い抜くために懸命に走り続けるも3-5で1試合目が終了。悔しさ残る初戦となった。


円陣で気持ちを一つにする立教α
対東洋大
立教ポゼッションで始まった2試合目。試合開始直後から、1年生キャプテンの青木(社1=#2)のナイスセーブにより、相手の出鼻をくじく。「自分をアピールするという意識もあった」(青木)と振り返る。終始立大が優勢。町田(法1=#13)がショットを決め流れに乗ると、相手のファウルによりフリーシュートで伊藤(理1=#0)がショット成功。1Q終了直前、高子がターンで交わし、伊藤にパス。そのままショットを成功させた。
後半も勢いが止まらない。立て続けに高子が2得点。ゴーリーの青木が攻めてきた相手の前に出てしまい、ゴール前が開いてしまう場面でもチーム力で見事カバー。意地でも点を許さなかった。桑原がゴール真正面から前に詰め寄りショットを決め、さらに点差を広げる。極めつけは高子のショット。相手ゴーリーがカバーできないポジションに鋭く打ち放った。7-0で見事無失点に抑えた。


○立大β・成蹊大β
対学習院大
試合開始早々、学習院大に先制点を許してしまう。合同チームで戦う1試合目ということもあり、なかなかパスが思うように回らず、ふとした瞬間に同じ大学同士でパスをする場面が多く見受けられた。それでも果敢に吉野(社1=#36)がショットを放つ。しかし、相手ゴーリーも譲らず、0-1で前半戦を折り返す。
フェイスオフをとるものの、パスがヘッドの中に納まらない。その間に2点目を許す。久保田(社1=#4)がショットを放つも枠外。残り3分、学習院大の痛烈なショットをカットし、ゴールを封じたと思われた、しかしバウンドによる跳ね返しで悔しくもオウンゴールの形で3点目。終了直前に吉野が放ったショットもゴールに入らず、コートにホイッスルが静かに鳴り響く。0−3に終わった。


果敢に相手に立ち向かう瀧澤(コ1­=瀧澤)
対一橋大
第1試合では思うような結果を残せなかった立大。約1時間の休憩をはさみ、再度自分たちに足りなかったものを確認。気持ちを入れ替えて臨んだ第2試合が始まった。開始から吉野を筆頭に果敢に攻めこむ立大。しかし、不意を突いた瞬間にボールを奪われ、続けざまに2点を取られてしまう。しかしまだあきらめるわけにはいかない。悔しさをバネにここから怒涛の巻き返しが始まる。成蹊大βの#72が相手の守備を切り抜けゴール。前半を1-2で折り返す。
勝負の後半戦。気合の入った走りで駆け上がった久保田は勢いよくショットを放つが惜しくもとらえられない。一進一退の攻防で、相手にまた一歩リードされてしまう。しかしそのすぐ後に吉野が相手を素早くかわし見事ゴール。さらに成蹊βの#33もショットを決め、3-3で追いつく。見えてきた“勝利”の文字に会場はヒートアップ。応援の声に後押しされるかのように久保田がスタンシューを成功させ、逆転に成功。4-3で試合終了となった。立大のあきらめない姿勢が功を奏した結果であった。


1年生だけで臨んだウィンターステージ。決して順調な試合展開ではなく、緊張や不安、様々な思いを胸にフィールドへ立ったことであろう。しかし、見直すべき点から目を背けずに真剣に改善策を見出す姿に伸びしろが感じられた。惜しくも次のステージに進むことは叶わなかったが、この試合は選手たちにとって有意義な経験となったに違いない。SAINTSの未来を担うルーキーたちの戦いは、幕を開けたばかりだ。

(12月19日 田中慶子・森谷芽紅)

◆コメント◆
#2 青木
――独協の試合を振り返って
普通に強かったです。ユース候補に選ばれている人もいてそれなりの対策もして練習試合とかも結構やってきたんですけど相手も自分たち以上に成長していたんだな。結果負けなので努力の差かなと思いました。
――1年生キャプテンとして
キャプテンになったからといってチームを引っ張るとか自分が勝利を導くんだとかそういう重いことは考えないでみんなが信じてついてきてくれるようにとりあえず自分がどこのチームにも負けないゴーリーになろうってことだけを本当に考えていました。

#9 桑原
あんまり立教らしさが出なくて自分たちの弱い部分が出てしまいました。本来はいつも明るくてベンチも選手もすごい声が出るチームですね。でも今日1試合目はあんまり声が出てなかったです。2試合目みたいに1試合目もやれたらよかったです。

#61 高子
立教らしさがあんまり出せなくて自分たちで自分たちのことを追いこんじゃったかなって。でも2試合目は立教らしさが出てよかったです。やっぱり本番に弱い部分があるのでいつも通りのことができていなかったと思います。決めた時はうれしかったです。点差をつけて予選を突破したいという気持ちが強かったのでそれがどんどん点を入れることにつながったんだと思います。サマーステージからの成長は個人的にもチーム的にも感じましたね。でもまだ結果を出せないっていう弱さは払しょくできていないと思うので頑張りたいです。

#4 久保田
最後の点はスタンシューといって自分の一番得意なプレーなんです。ずっと練習していたのでそれが試合で出せてよかったです。ラクロス部は個性豊かな仲間たちがいて本当に面白いです。部活やってて幸せです。

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