2016/04/08

空手部


始まった新たな道のり

◆第34回全関東空手道競技大会◆
3月19日 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

 今シーズンの幕開けだ。去年あと一歩のところで目標を達成できなかった立大空手部。今年こそ、という思いで練習を積んできただろう。一発目となる今大会で、まずはその練習の成果を見せてほしい。

<個人>
○大学男子個人有級の部
 開会式後すぐに始まった個人有級の部。立大からは大学から空手を始めたという中根(法3)が出場。応援席には立大空手部が集まり、中根の背中を後押しする。中根は相手に隙を与えない積極的な攻めで順調にコマを進め、一気に準決勝へ。序盤から着実に攻めていき、6-2で勝利。迎えた決勝は相手の攻撃を避けきれず0-3で敗北。結果は準優勝ということで幸先の良いスタートダッシュ。しかし、本人も語るように勢いがあっただけに少し悔しさの残る試合となった。

鋭い目つきで相手の隙を探る首藤
○大学男子個人有級の部
 中木(法4)、鈴木(済3)、原田(文3)は初戦敗退。首藤(コ4)、和田(社2)は奮闘するも二回戦敗退。残る希代(文3)は手ごわい相手にも果敢に立ち向かい、準決勝へ進む。そこに待っていたのはライバルの明大。相手の鋭い蹴りを受け、0-4でベスト4という結果を残した。

○一般女子個人有段の部
 大橋(文4)、山浦(文3)は2回戦敗退。脇坂(コ3)は落ち着いた突きを的確に成功させ、見事準決勝へ。準決勝では両者譲らない攻防戦の末、引き分けに。審判の判断で判定負け。惜しくも決勝へは進めなかったもののベスト4という好成績。

<男子団体>
 去年優勝したことから今年も大きく期待がかかる男子団体。2回戦から登場した彼らは上段突きなどを幾度も決め、大将を出さずして準決勝へ。先鋒の浅井(文2)が落ち着いて勝利し良い流れをつくる。続く希代も、突きだけでなく蹴りも決まるバランスの取れた試合運びで圧勝。中堅を務めた鈴木は序盤相手の様子を探りながらも、正確にポイントを奪い7-1で強さを見せた。ストレート勝ちで待ちに待った決勝の舞台へ。対する相手は明大。試合開始前、選手たち全員で声を出し気合を入れる。2連覇は目の前だ。まずは鈴木が登場するも、うまく技を決めきれず敗北。次鋒・原田は相手の上段蹴りなどを防ぐことができず敗れてしまった。もう後がないこの場面で、中堅の浅井が激しい試合をなんとか乗り切り、引き分けに持ち越す。それでもなお勝利しかない立大は、希代に勝負を任せる。余裕のある相手に対し何度も技を仕掛けようとするが、なかなか決まらない。そして試合は動かぬまま終了。悔しさ残る準優勝となった。

華麗に上段蹴りを繰り出す大橋
<女子団体>
 女子団体も男子と同様、シードのため2回戦からの出場となった。自分たちらしい攻めの組手を見せた高橋(コ2)、増尾(異2)の活躍で難なく次へと進む。準決勝、先鋒の山浦はテンポ良く多彩に技を繰り出し9-0で勝負を制した。それに続きたい大橋も、突きでポイントを重ね勝利。目標の優勝まで、あと少し。決勝での相手は雄飛会。最初に、個人でベスト4になった脇坂が立ち向かう。ハイペースで上段突きを奪い合い、両者一歩も譲らない。しかし途中連続でポイントを許してしまい敗れてしまった。中堅は山浦。序盤、上段蹴りを決められ早くも3点を追う展開に。積極的な相手に対し、山浦も攻撃の手をやめない。何度か旗は上がるも、技を決めきることができず敗戦。去年に引き続き準優勝で退くこととなった。


それぞれが結果に満足せず課題を見つけた今大会。なにより収穫の多いことが良かったことだろう。今シーズンはまだまだ始まったばかりだ。去年とは一味違う立大空手部の今度の活躍に大いに期待したい。
(4月7日 越智かれん・森谷芽紅)


◆コメント◆
主将・松島
「前主将が、練習中も試合中も考えて行動するっていうのを部員に徹底づけていてくれて、いろいろ考えるっていうのが浸透してきているので、今年はそれを引き継いで、さらにそれを共有できているので、そういう意味で雰囲気は良くなっているんじゃないかなと思います。みんなが考えるために自分がリードして部員一人一人に投げかけていければいいかなと思います。部員同士の間を持つっていうか橋渡しみたいな、そういう感じになっていければいいかなと思います。」

大橋
「団体に関しては、今日1日みんなで優勝って言っていて楽しくやっていこうっていうのが目標だったんですけど、悔しい結果だったので、今日出た課題を次の練習に生かして、これからの練習に向けて頑張っていきたいと思います。4年生として、今年は後輩にもうちょっと積極的に声をかけて、人数も少ないので全員で一緒に課題見つけたりしてやっていけたらいいなと思います。」

希代
「課題としていた明治大学は絶対に敵になるなと思っていて、勝ちもして負けもしたということでまだ実力不足かなと思いました。でも個人でも上位に入れたのはシーズンでの一番最初の試合としては良かったかなと思います。いざ自分が3年生になるというところで見ていると去年とは全然違ったチームで良さも悪さもあると思うんですけど、今自分は空手をやっていて楽しくてこのチームのために勝ちたいとかこのチームの軸になれるようにっていう意識がすごく強くなってきていて今まで以上に頑張りたいシーズンです。」

中根
「今回の試合結果についてはもうちょっとできたかなって思います。後ロに下がらないことと雑にいかないことは決めていたんですけど最初から緊張していたのもあって結構適当なつきばかりだったかなと思います。正直絶対優勝できると思っていてすごいもう一回やってみたいなっていうのはあります。」

脇坂
「自分が団体の決勝でやった相手に判定5ー0で負けて、それで去年もその人に判定で負けてずっと勝っていないので悔しさが残る試合というか今日は一日ずっと悔しかったです。団体戦で新しいチームになって初の試合だったので、4年生の先輩が大将に控えていたんですけど、自分と同期の山浦と一緒に試合に出て先輩に勝ちをあげられなかったっていうのが今日一番悔しいです。今の課題としてはもちろん攻めることも課題なんですけど、もっと突きに体重をのせて体を相手にぶつけていくような組み手ができるようになりたいです。」
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