2016/05/23

ホッケー部女子


学習院相手に悔しい引き分け

◆平成28年度関東学生春季ホッケーリーグ 第3回戦◆
5月1日 対学習院大 慶大日吉グラウンド
◆平成28年度関東学生春季ホッケーリーグ◆
立大
0-0
学習院大
0-0

  快晴の中行われた、対学習院戦。試合には多くのOGが応援に駆けつけた。新チームになって未だ勝利のない立大ホッケー部女子。上位進出のためになんとしても勝っておきたい試合であったが、終始相手にペースを握られ悔しい引き分けに終わった。

円陣を組み、士気を高める選手たち
最初に主導権を握ったのは立大。主将上瀧(社4=立教女学院)、エース高久(文2=今市)を中心に相手サイドに攻め込む。しかし、新チームになって間もないせいか連携がうまく行かず、サークル内でのシュートまでつながらない。「攻め急ぐ気持ちから、空振りしてしまうシーンがあった」と上瀧は振り返った。するとその焦りからミスが生まれ、途中からは一気に相手のペースに飲み込まれる。前半だけで打ち込まれたシュートは7本。そこは守り勝つ試合を得意とする立大が苦しみながらも守りきる。前半29分には相手にPC(ペナルティーコーナー)を与えてしまうが、ここも上瀧の好セーブで守りきり、スコアレスのまま前半を折り返す。

後半もやはり学習院のペース。もちろん立大攻撃陣も黙っているわけではない。足の速い小林(済2=立教女学院)が前線で相手をかき回し、FWの前田が(4=日大習志野)シュートを放つシーンも見られた。しかし、中盤になってくると体力不足が顕著に表れる。GKの永野が「FWも上がれないし、DFもとりに行けないシーンが増えた」と語るように、25分から立て続けに3本相手にPCを与えてしまう。再三ピンチを防ぐも次への切り替えが遅く、攻めきれない。試合終了間際、この試合最大の山場が訪れる。敵陣から放たれたロングパスが繋がり、抑えようとした永野がゴール前へ。しかしボールを弾いてしまい相手に押し込まれる。なんとかゴール前で防ぐものの、相手にサッカーで言えばPKにあたるペナストを与えてしまう。絶体絶命のピンチ。ここで負けるわけにはいかない――チーム全員の願いが通じた。永野が相手のシュートコースを完全に読みスーパーセーブ。なんとか引き分けに持ち込んだ。  
ぺナストのシュートを止める永野。チームのピンチを救った
試合後選手の目からは大粒の涙がこぼれた。勝ちたい試合だっただけに悔しさが募る。しかし、まだシーズンは終わったわけではない。他チームの試合結果にもよるが、今年の目標である5位以上も目指せる。ここで下を向かず、次の試合へ。また新たな一歩を踏み出してほしい。



(5月3日・入江萌乃)

◆コメント◆
主将・上瀧
―今日の試合について
今日は、今季の目標である5位以上、(打倒)慶應というのを達成するためには絶対に勝ちたい試合だったのですが、勝ちきれなくて引き分けだったので、そこがすごく悔しいです。
―今日のチームの調子はいかがですか
今までは守り試合で、守ることをすごく重視してきて、やっと攻められる、白星を挙げられるチャンスだったのですけど、その攻め急ぐ気持ちとから、空振りしてしまうシーンもあったのかなと思います。
―今日の試合の目標、作戦は
目標は2―0で、無失点というのは第一条件。本当に勝ちきりたい試合だったので、2点入れて守りきる、ということを目標にしていました。良い意味でも悪い意味でも失点はなかったのですが得点できなかったので、そこが一番の課題かなと思います。
―新チームになって一度も勝てていないですが
今日勝ちきりたい、勝ちきれるチャンスがあった試合だったので、改めてチームの課題が見えてきたのかなと思います。勝たなきゃチームは明るくならないと思うし、収穫より課題が多い段階だと思うので、また課題を見つけるのが先だと思うので、得られたものもあるのですが…。チームとして強くなる為にも、弾みをつける為にも、絶対に勝ちたかったので、すごく悔しいです。
―具体的な課題とは、何でしょうか
課題は中盤が消えちゃうシーンがあることです。しっかり中盤からつないで、ディフェンスが守ったボールを中盤がつないで締める、全員で同じ方向を向いて攻める、ということをできればなと思います。
―次の試合の相手は
相手はまだ決まってないのですが、慶應大学と成城大学のどちらかです。それは、今日戦った学習院大学と、前戦った駿河台大学の得失点差にもよるのですが、まだ分からないです。
―次の試合に向けて
次は、本当に勝たなければいけない試合で、もし負けたら入れ替え戦に行くことになってしまいます。目標である関東5位以上を達成するには、本当に勝たなければならないので、絶対に勝てるようにチームを作り直していきたいと思います。
永野
―前半・後半とそれぞれ試合を振り返って
前半は結構攻めていて立大ペースになれていて惜しいところもあったのですが、後半になるにつれて体力不足が目立って、FWも上がれないしDFもとりにいけないところがありました。特に後半の後半にDFが自分がみるべきマークを毎回外れてしまって、そこで受け渡しが出来なくてボールがフリーで通ってしまう場面が多かったので、その面です。体力不足が課題かなと思います。
―後半は相手のパスが通る場面も多く、ゴールに迫る場面もありましたが
そうですね。ヒットシュートを一番打たれたくないのでなるべくDFに粘ってほしかったのですが、DFがやっぱり追いつけなかったときに自分が出る判断をもう少ししていたら打たれなかったのかなという場面もありました。
―反省点は
DFメインになってしまうのですが、自分のマークを外さないという決まりだったのにもう体力が無くなってどんどんマークをつけなくなっていったので、離れた隙にボールをとられることが多くありました。マークを外さないというのを今後の練習でしっかりとやっていきたいなと思います。
―個人のプレーとしては
最後のペナストになる前に、自分が一回前に出たのですが止めきれなくて。回されてしまってペナストになってしまったので、自分が出た瞬間にボールを取れていたらもっと守りやすかったと思うので、自分の勝負所をもう少し考えてやりたいです。今日のような拮抗した試合でこそ速攻で点をとられることが多いと思うので、自分が止めるという意識をもう少し強く意識していきたいなと思います。
―ペナストでは失点を防ぎましたが
はい。相手のコースの方向が分かって、向こうもちょっと失敗したところがあって、それに助けられた部分もありました。みんながそこで一回盛り上がって立て直して、最後の攻めと守りにつながったのであったら良かったなと思います。
―逆に良かった点は
FWがギリギリのボールをとれるところが増えてきて、外に出るかなと思ったボールをとってマイボールに出来た場面が多くありました。あとDFのヒットが前より通るようになってFWまで届くようになったのがすごく良い点だなと思いました。
―今回はOGさんもいらしていましたが
OGさんはもう暇があると練習にきてくださって、本当に心強い存在です。顔を見ただけでやる気も出るし安心感もあるので、ありがたかったです。
高久
―新チームになってまだ勝ちきれていませんが
そうですね。1回も勝てていないんですよね…。練習試合などは、学習院とも春合宿中にやったのですがその時は勝てたんです。(何対何で?)1-0か2-0で勝ちました、私も1点決めたので。ですが向こうも何回も対戦しているのでこちらのチームの事を分かっていますし。監督は右で攻めたほうが勝つ、右の取り合いだという話をしていたのですが、先程同期と話した時も学習院の方が右を攻められていて。自分たちはどうだったかというと、学習院に右を張られていて自分たちはそれを崩すのではなく、そこにパスを打ってしまっていて。それで前でカットされるというのが多かったので、張られていた時に、逆を使うなどその戦略があまり練れていないと思うのでそこがまだまだなのだと思います。
―昨年に比べると高久さん自身の声かけというのが出来ているように思えましたが
ものすごく怒ってしまいまって、本当に自分最悪でした。あんなに空気悪くする声何出してんだよという感じですよね。今思うと反省です。
―ですが、声かけは必要な部分なのでは
試合で勝つためには、試合の時に怒るのではなくて、もっと練習の時に声をかければよかったなと思います。先程コーチの清水さんにも言われたのですが…自分できてなかったかですかね。(具体的には)チーム的にもまほ(高久)に頼っている部分はあるのでそこも改善しなければいけないと言われて。私も頼られているので自分ひとりで行こう、ではなくて前々から監督からも人を使えとずっと言われていて。どのようにしたら使えるのかずっと考えていたのですが、今回の試合で自分が人を使おうと思って見ていても来てくれないときはあるので、自分が声をかけてここに入って欲しいなど細かく言う。自分の要求をきちんと伝えられるような声かけを今回できればよかったなと反省しています。
―最後のプレーは
あれはペナストです。キーパーが前に出て、DFが低くして止めていたじゃないですか。あれでキーパーの後ろに入り体などで止めてしまうとペナストになってしまいます。
―痺れましたね
最後のプレーは本当にふみな(永野)さんが止めてくださって、本当に命拾いしたというか。でもわたし的にはペナストの時点でもう35分だったので、その後にセットをなんで早くしないのかなとは思いました。1個1個のプレーに間があるというか。ボールを運びながらシュートコースを探すとかならいいのですが、置くまでも遅いし、置いてからも考えてしまっているので、時間なども意識して全員でやっていければよかったです。私の声かけも逆に焦らせてしまうようなひどい声掛けだったので、もう少しやる気にさせるような声かけをできればよかったなと思います。
―次への目標は
次はもし成城であれば、成城も学習院同様レベルが同格なので、立教は強い相手の時は強くDFできますが、同レベルのチームだと敵に合わせてしまうところがあって。今日も自分たちのペースを序盤掴んでいたのに、後半敵の方が攻めていて敵のペースになっていたじゃないですか。そういうふうにならないようにもっと練習の時点で自分たちのやりたいことは何かというのを全員で明確にできればいいと思います。どのような攻め方をしたいか、どういうDFでつなげていくかなど、みんなで同じ方向を向いていないと今回のように個人プレーに走ってしまうのでもう少し全体で声掛けをしてホッケーを出来たら良いなと思います。
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