2016/06/17

野球部


見事な一年生リレー

◆平成28年度東京六大学野球春季新人戦◆
6月2日 3位決定戦 対早大 明治神宮野球場

3位決定戦

1

2

3

4

5

6

7

8

9

X

(早)●立川、川上、増田、上條―岸本
(立宮崎、○江口、平尾、手塚、田中誠―藤野


明大との新人戦初戦を落とし、三位決定戦へ駒を進めた立大。勝利して春季最後の神宮球場を締めくくりたい。試合は3回に先制を許し、打線もその回まで無安打で抑えられる。しかし、4回、立大打線が爆発。峯本(コ2=大阪桐蔭)の1回2本の三塁打などを含む打者13人7安打の猛攻で一挙8点を奪う。その後、8回にも1点を追加し。そして、9回に1点を取られるも、試合は9-3で立大が勝利し、3位で春季新人戦を終えた。

1イニング2本の三塁打を放った峯本
先発は一年生右腕宮崎(コ1=相模原)。得点圏へ走者を進められながらも、粘りの投球で乗り切る。しかし、3回、先頭の二塁打で二死三塁のピンチを迎える。6番檜村(1年=木更津総合)に左前適時打を打たれ、先制点を許す。その後も四球などで追加点を与え、宮崎は降板。投手は江口(営1=浦和学院)へ交代し、後続を打ち取り、この回を凌ぐ。

4回、一死三塁の場面。しかし、ここで捕手藤野(営1=川越東)の好プレーが飛び出す。「狙っていた」と語った藤野は江口が三球目を投じた直後、迷うことなく三塁へ送球し、走者を牽制死で打ち取る。ここで流れを引き寄せたい立大。

神宮初登板を1イニング無失点で抑えた平尾(社1)
その裏、先頭の4番坂本憲(社2=桐光学園)が四球で出塁すると、5番峯本が外角直球を左中間へ跳ね返し、三塁打で1点を返す。続く寺山(社2=神戸国際大附)が四球で出塁後、盗塁を決め、無死二、三塁で打者は7番藤野。するとその三球目、立川(2年=早稲田実)の投じた直球が高めに浮き、パスボールで寺山が生還、同点に追いつく。なおも無死三塁、藤野の放った打球は二塁手頭上へ上がる。しかし、二塁手は打球の行方を見失い、落球。この安打で勝ち越し、早大投手をマウンドから引きずり下す。

すでに流れは立大へ、打線の勢いは止まらない。上村(社2=掛川西)、石垣(コ2=報徳学園)、松崎(文2=横浜)、太田(コ2=花巻東)ら2年生4人の連打が飛び出し、さらに2点を追加。そして、投手は増田(2年=江戸川学園取手)に交代し、一死満塁。打者はこの回、二巡目の峯本。初球の133㌔の直球を叩くと、打球は右中間へ伸び、走者一掃の適時三塁打となる。この回、峯本の2本の三塁打含む、打者13人7安打の猛攻で一挙8点を奪う。                        

その後、8回にも途中出場の佐々木良(コ1=仙台育英)の適時打で1点を追加。継投も役割を果たし、無失点で抑える。そして、リーグ戦もベンチ入りした田中誠(コ1=大阪桐蔭)が8回から登板し、9回には1点を失うも試合終了。一年生投手5人の見事な継投で立大は勝利した。                      

リーグ戦ではあと一歩のところで優勝を逃し、新人戦でも三位に終わった立大。しかし、今大会では一年生の台頭、二年生の活躍など、多くの収穫があったといえる。そして、彼らがリーグ戦メンバーを脅かす存在となれば面白い。秋季、春に味わった悔しさを晴らすため、立大野球部は前進し続ける。「革命」を起こすその為に。               

(6月7日 浅野光青)

◆コメント◆
4回2本の二塁打の活躍を見せた峯本#6
――今日の試合を振り返ってみて
やはりヒットを打てたのがあの回だけだったので、相手の早稲田は一回一回ヒットを打っていたので、そこはもう少しヒットを打っておきたかった。固め打ちを出来たのは良かったことなのですが、一回一回ヒットを打ってもう少し点を取れたかなと思います。
――三塁打2本打、打撃の感覚が上がってきている感覚などは
はい。やはり助監督の人に教えてもらって、だいぶレベルは上がってきたなと。
――坂本キャプテンについて
結果は出てなかったですけど、チームをまとめ役としては最高なのでそこが大事だと思います。
――秋への意気込みを
自分が出てしっかり活躍したいと思っているので、キャンプなどでしっかり練習して、秋のリーグ戦優勝に貢献できる選手になりたいと思います。
――ご自身の魅力は
やはり、打撃ですね。

今大会、新人戦チームを率いた佐藤新人監督
――今日の試合を振り返ってみて
昨日11-2で負けてしまって、ミスも多かったですし、チームの雰囲気としても、チームの徹底事項を守れなかったという意味でも、野球で負けたというよりは自分自身に負けてしまった試合だったので、今日は勝ち負けや、技術というよりは立教野球部の決まりごとといいますか、そういうのを徹底していこうということだったので、そこをしっかり徹底できて、なおかつ結果もついてきてくれたので、選手たちを勝たせてあげられてよかったなと思います。
――具体的にはどう徹底したのか
立教野球部として全力疾走と、イニング始まりのダッシュを徹底事項としてあげていたので、とりあえずそこを見直して、そこから結果は二の次についてくるなという感じだったので、そこだけは徹底して今日やってもらいました。
――新人監督就任はいつ決まったのか
春のキャンプなのでちょうど3月の終わりごろ、監督から任せるぞと。
――新人監督をやってみてプレッシャーなどは
そうですね、やはり試合の勝敗を左右しますし、新人という金の卵を育てる仕事なので、影響力が大きい仕事だとは思うんですけど、そこをやりがいとして感じているので、プレッシャーというよりは楽しみながらやらせてもらっています。
――投手陣について
一年生は若い分、今日ベースカバーであったり、点差着いたのにも関わらずフォアボールを出してしまったり、そういう若いところが目立っているのですが、そこも若さといういい点として考えて初々しくプレーしてもらったので、この二日間の経験を踏まえてさらにレベルアップしてもらえれば嬉しいかなと思いますね。
――今日の打線のMVPは
やはり、峯本だと思います。ノーアウト1塁でバントのことも考えたのですが、峯本もここ一週間の練習調子良かったですし、任してもいいかなと。2点差で負けていたのですが、任してもいいかなと思って打たせたら、結果を出してくれたので、本当にこちら側としても信じた結果を出してくれたので良かったです。
――坂本キャプテンについて
昨日今日とあまり結果を出すことが出来ず、いつもは結果を出しながら背中で引っ張ったりという存在ですけど、結果でない分声であったり、ベンチに下げはしましたけど、ベンチは任せていたので、チームの雰囲気といった面であったりそういう面では活躍してくれたので、勝敗には貢献できなかったのかもしれないですけど、チームが勝つためにやってくれたのではないかなと思います。
――3位という結果について
もちろん3連覇狙っていましたし、3位でも嬉しくはないですし、3位という結果には満足していないので…秋は勝ちたいです。
――秋に向けての意気込みを
リーグ戦も新人戦も明治に負けて、優勝できなかったのと決勝に進めなかったので、打倒明治ではないですがしっかり明治に勝って自分も卒業したいですし、2年前も明治に負けていますしそこの壁を破って、卒業したいですね。

今大会、キャプテンを務めた坂本憲#12
――結果について
初戦がああいう形で負けてしまったので、二戦目をみんなで気持ちを変えて話し合っていって、それで結果として勝てたので良かったです。
――今回キャプテンになった経緯は
自分でやりたいと思っていたのですが、新人監督の佐藤さんに指名していただいてやることになりました。
――今回、一年生が多く起用されたが、どんな印象か
結構頼りになる一年生が多いので、二年生からしたら心強い存在です。
――今後、個人的な目標は
今回の新人戦は結果が残せなかったので、個人としてはこれから結果が残せるように頑張りたいのと、まだリーグ戦が優勝できてないので、優勝できるように貢献したいです。

捕手としてチームをリードした藤野#29
――昨日スタメン、今日はフル出場だったが
新人戦が始まるまではリーグ戦の方に試合が多く、試合に出る機会が少なかったのでイニングが多くて疲れたのですが、初めて神宮で多く回を出れたので、楽しかったし、良い経験になりました。
――今回の登板は全員1年生となったが
1年生だから、コミュニケーションを多くとれてやりやすさがあったし、一年生で初神宮の人もいたので、うまくケアしながらやりました。
――今日、三塁牽制でランナーを刺して、その後チームに流れが来たが
色々な所から三塁デカいから狙えるぞという声があって、狙ってアウトに出来ました。
――大学野球はどう
高校より高いレベルで出来ているので、楽しさは感じるしそれと同時に厳しさも感じています。
――今後の目標は
新人戦が今回優勝できなかったので、次の新人戦の優勝と、秋のリーグ戦の出場が目標です。



 

 

選手名

学年

出身校

打数

安打

打点

(三)

石垣 昭二

コ2

報徳学園

(遊)

  松崎 健造

文2

横浜

(左)

太田 亮佑

コ2

花巻東

種田 真大

営2

大垣日大

小野 大成

文1

横浜

(一)

坂本 憲吾

社2

桐光学園

佐々木 良介

コ1

仙台育英

林田 景太

観2

島原

(四)

峯本 匠

コ2

大阪桐蔭

(八)

寺山 寛人

社2

神戸国際大附

(捕)

藤野 隼大

営1

川越東

(投)

宮崎 晃亮

コ1

相模原

江口 奨理

コ1

浦和学院

井上 和弥

コ2

履正社

平尾 直也

社1

掛川西

手塚 周

コ1

福島

澤田 俊一

営1

八戸学院光星

田中 誠也

コ1

大阪桐蔭

(右)

上村 知弥

社2

掛川西

 

 

 

 

28

 

 



立大メンバー表
16 中村 聖望学園 石垣 報徳学園
13 平尾 掛川西 24 澤田俊 八戸学院光星
15 手塚 福島 林田 島原
17 宮崎 相模原 20 黒沢 本庄東
19 江口 浦和学院 26 松崎 横浜
21 田中誠 大阪桐蔭 28 吉田純 中央中等教育
25 吉村 立教新座 寺山 神戸国際大附
27 田崎 長崎西 井上 履正社
29 藤野 川越東 種田 大垣日大
12 坂本憲 桐光学園 太田 花巻東
佐々木良 仙台育英 上村 掛川西
峯本 大阪桐蔭 23 小野 横浜
14 田中大 立教新座

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