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2016/09/30

女子卓球部


4人で臨む最後の試合

◆平成28年度秋季関東学生卓球リーグ戦◆
9月25日 文教大学越谷キャンパスサブアリーナ
2日間に渡って行われた秋季リーグ戦。昨年の同大会で3部に昇格したばかりの立大は、2勝3敗でリーグ4位という結果を残し、3部残留を果たした。

この日最初に対戦したのは神大。1番手で出場したのは舘森(コ1)だ。8月に行われたチームカップでストレート勝ちした相手との試合だったが、相手の勢いに押され1-3で敗北。しかし続く藤本(文1)がストレート勝ちを収めると、松浦(観4)・舘森ペアのダブルスも3-1で勝利し、チームに流れを引き寄せる。続いてシングルスとして登場した松浦も3-0と快勝し、3-1で神大を下した。

仲間にガッツポーズをする舘森(コ1)
次に迎え撃つは順大。まず登場した舘森は3-1で白星を挙げる。次の藤本は2ゲームをデュースに持ち込む健闘を見せるも0-3で敗戦。しかしその後のダブルスでは、松浦・舘森ペアが一歩も譲らない強気の試合展開を見せストレート勝ち。勢いに乗った松浦は、続く試合でも相手を寄せ付けず、3-0で勝利した。これによりセットカウント3-1で順大を制し、今リーグ2勝目を収めた。
そして迎えたリーグ最終戦。相手はここまで負けなしの慶大だ。先鋒の舘森は強敵相手に第1ゲームを先取する。流れを掴みたい第2ゲーム。互いに一歩も譲らずデュースが続く。観客からも圧巻のラリーに拍手が送られる。最終的には20-22で幕切れを迎える長丁場となり、惜しくもセットを奪えなかった。この試合での疲れのせいか、舘森は続く2ゲームを落とし1-3で敗戦。次鋒の水上(文2)もストレート負けを喫し後がない立大は、この日好調のダブルスで意地を見せる。本リーグ戦で1ゲームも落としていない相手ペアに対し、第2ゲーム、第4ゲームを勝利で飾る大健闘。しかし第5ゲームを落とし、2-3で惜しくも慶大に敗れた。

このリーグ戦で引退となる主将の松浦。「後輩たちにはいつも笑顔で頑張ってほしい」と語る。彼女の言葉を胸に、残された部員たちは「3部優勝」という悲願に向け、さらなる飛躍を遂げるだろう。
(9月30日・久保田美桜)

◆コメント◆
松浦
「やっと終わったなというのが本音ですが、4年間楽しかったです。キャプテンとして私が何かしたというより、3人がそれぞれ力を出して頑張ってくれました。後輩たちは、これから3部で悔しい思いをすると思いますが、自分の力を出し切っていつも笑顔で頑張ってくれたらいいなと思います。」

舘森
「デュースになることが多く、自分がやりたいプレーが1回ずつしかできないことに焦りを感じましたが、楽しんでできました。今までは松浦さんに頼っていた部分も多かったので、2年生や自分たちのレベルアップを図って、弱くなったと言われないよう練習に励んでいきたいです。」

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