2016/10/01

ホッケー部女子


結果よりも大事なもの

◆平成28年度関東学生秋季ホッケーリーグ 2回戦◆
9月25日 山梨学大  山梨学院ホッケースタジアム
◆平成28年度関東学生秋季ホッケーリーグ 2回戦◆
立大
0-10
17
山梨学大
0-7

試合後、主将の上瀧(社4)は一人、目を真っ赤にしながら声を振り絞った。 「リーグ戦も残り1試合だが、私たちがやらなければならないことはまだたくさん残っていて、守備としても攻撃としても課題がたくさん見つかって・・・一つでも多くのことをチームに帰った中でやっていければよいな、と思います。」
リーグ2連覇中の山梨学大との一戦。試合は、序盤からペースを握ることができずに大量失点。後半立て直しを図るも、強豪・山梨学大の各選手の個人技に終始圧倒され、結果としては0-16という大差での敗北となってしまった。

試合開始から、立大は一貫して守備に徹した。山梨学大のオフェンス陣が個人技で攻めあがる中を、攻撃の選手も積極的に自陣に戻り、総戦力での守備で対応する。しかし絶妙なタイミングでのパスが利いて開始10分で4点を失う厳しい展開となる。相手に攻撃の時間を許してもらえない展開を打破したかった立大は、GK・永野(法3)がファインセーブで失点を防ぐ。このプレーを皮切りに、相手にシュートを打たせないディフェンスも出始める。しかし、前半35分のほとんどを自陣での守備の時間に費やしたのが誤算で、前半は0-10で折り返す。

チームを鼓舞する主将・上瀧
後半も山梨学大の猛攻で試合は開始する。開始50秒で失点をすると、全員で守備をする立大を個人技でどんどんと追い抜いていく。しかし、後半の立大は明らかに成長していた。個人技で得点を試みる攻撃に対し、複数人で1人をマークするディフェンスで相手にシュートを打たせない。後半はショートコーナーを10回与えるも、このプレーでの失点はわずかに3。これは守備のレベルが前半と比べ、明らかに成長した数値と言えよう。特に永野は、前半から体を張ったディフェンスでファインセーブを連発し、守備陣の最終関門として、プレーだけでなく声でも選手を鼓舞し続けた。後半34分の失点シーンでも、すぐに次のプレーを始めようとする姿勢は、ベンチにいる選手含め、すべての選手の心に響いたことであろう。しかし、無残にもここで試合は終了。結果としては、0-16での敗戦となった。

2試合連続で無得点の立大。この日は試合前から、結果にかかわらず収穫を得ることを目標としていた。後半に守備面での成長をグラウンドで示したこの試合。次週は、成長した守備から流れを作り、必ずや今季初勝利を挙げてくれるであろう。

(9月25日・川村健裕)

◆コメント◆
主将・上瀧

「目標が0-6で、山梨学院大は日本で一番強い大学で、負けるのは仕方ない中で自分たちがどれだけ時間をとって守れるか、という中でどれだけ収穫を得られるかというのが今日の一番大きな目標でした。前半10失点して、正直散々な前半であったが、後半は守っている中で失点しない時間があって、無失点の時間が長い時間を作れたので、収穫を見つけられた瞬間というのが試合の中で確実にあったのでそれはよかったな、と思います。前半から後半にかけては最初にプレッシャーに行く人と次にプレッシャーに行く人のタイミングであったり、だれが空いている人にマークにつくか、という前半にできなかったことを声掛けして後半できたかな、と思います。ディフェンスの練習を、山梨学院相手に多めに行っていたのも、その練習の成果が出てよかったと思います。  春リーグを通じて、なかなか声を出し切れなくて、自分のことで精いっぱいだったが、自チームの課題として失点直後に再び失点してしまうので、雰囲気が原因だと思うので、いかに切り替えられるかを意識して声をかけることを意識していました。リーグ戦も残り1試合だが、私たちがやらなければならないことはまだたくさん残っていて、守備としても攻撃としても課題がたくさん見つかって、相手が歯が立たない山梨学院大の中で、一つでも多くのことをチームに帰った中でやっていければよいな、と思います 。」
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